2021年7月31日 (土)

全国出場の「浜松南シニア」の左右2枚看板に注目!

  先日、8月2日から開催される第49回日本リトルシニア日本選手権に出場する「浜松南シニア」を取材しました!
 練習風景を見ながら気になったのが左右の2人の投手です。

07311 まず、エース格の左腕・内山陽太はバランスのいいフォームが魅力です。もともとは制球に不安を持っていたそうですが、ストライク先行の投球が身についたことで急成長。右打者へのクロスファイヤーは絶品です。日本選手権の予選を兼ねた南関東大会では3試合に先発して好投。「全国大会では自分をアピールしつつ、勝利に貢献したい」と意気込みます。
 もう一人は身長175センチの長身右腕・竹下颯斗です。角度のあるストレートに緩いカーブを織り交ぜて打者を翻弄。昨秋から目をつけている選手です。「中継ぎ、抑えで堂々と投げたい」と竹下。伸びしろも大きく、高校でブレークしそうな雰囲気を持っています。
 全国の強豪相手に2人がどのような投球を見せてくれるか。中学生活を締めくくる晴れの舞台で大暴れしてほしいです!(編集部・栗山)

<写真/左から竹下颯斗、内山陽太(浜松南シニア)>

★本日より日刊スポーツ静岡版で連載(不定期)がスタート。こちらでも「浜松南シニア」を紹介しました!→https://www.nikkansports.com/baseball/news/202107300000497.html

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2021年7月28日 (水)

静岡高が2大会連続26度目の甲子園へ!

 夏の静岡大会決勝戦は静岡高が東海大静岡翔洋を下し、2大会連続の甲子園出場を決めました!

★7月28日 第103回全国高等学校野球選手権静岡大会決勝 

   チーム
東海大静岡翔洋 0 0 0 0 0 0 0 0 0
静岡 1 1 0 0 2 0 0 0 ×

(東)鈴木-石上
(静)髙須-川端
▽二塁打=鈴木(東)池田2、山本(静)
▽本塁打=池田(静)

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07282_20210728204201  静岡高は初回に、2死二塁から3番・座馬礼央の投手強襲のタイムリーで1点を先制。2回には8番・山本和輝の二塁打からチャンスをつかみ、1番・渋谷泰生の犠飛で追加点を挙げます。さらに5回には4番・池田惟音がライトスタンドへ2ラン本塁打。リードを広げていきました。
 投げてはエース・髙須大雅が5回まで無安打に抑える完ぺきな投球。中盤以降も抜群の安定感を見せ、9回にはこの日最速となる145キロをマーク。散発2安打で完封を飾りました。「秋春と悔しい思いをして、甲子園で勝つためにやってきた」と髙須。今大会は5試合37イニングを投げて無失点。甲子園でも、快投が期待されます。

 決勝戦は登板がありませんでしたが、髙須とともに2年生右腕・吉田優飛の甲子園デビューも楽しみ。春から夏にかけて急成長し、今大会は147キロをマーク。投げれば投げるほど、球速が上がっている大器です。「今日の髙須さんの投球は参考になりました。甲子園で投げる機会があれば、自分がこれまでやってきたことを全て出したいと思っています」。
 今年の夏は、まさに王者の貫禄で投打ががっちりと噛み合った静岡高。甲子園では上位進出を目指してほしいです。(編集部・栗山)

<写真上/甲子園出場を決めた静岡高ナイン>
<写真下/完封を飾った髙須大雅(静岡高)>

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2021年7月27日 (火)

決勝は静岡高対東海大静岡翔洋!

 夏の静岡大会は準決勝が行われ、静岡高と東海大静岡翔洋が決勝進出を決めました。

<準決勝>
静岡 7-0 磐田東(7回コールド)
東海大静岡翔洋 2-0 掛川西

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 第2試合は東海大静岡翔洋が第2シードの掛川西を下しました。エース右腕・鈴木豪太が力強いストレートを武器に完封。打線は初回に3番・落合昴天、4番・石上賢真の連続二塁打で先制すると、3回は落合のタイムリーで2点目を奪いました。
 掛川西はプロ注目の沢山優介が5回から登板。初球にいきなり自己最速となる145キロを計測します。計5イニングで6奪三振。県ナンバー07272_20210727000801 左腕の実力を発揮しました。
 試合後、沢山は「甲子園で2勝するという目標を達成できなくて悔しいです。次のステージに向けてまた頑張っていきたいです」と前を向いていました。一方、「Wエース」として先発のマウンドに上がった榊原遼太郎は、「相手の勢いに飲まれてしまったところがありました。まだ負けた実感がわきません」と涙を堪えながら球場を後にしました。今後の進路について沢山は社会人、榊原は大学でプレーすることを明言。数年後、成長した2人がプロの世界で投げ合う姿を見たいです!

 決勝戦は静岡高対東海大静岡翔洋のカードとなりました。昨年11月の静岡市内大会で両チームは対戦。延長10回タイブレークの末に東海大静岡翔洋が勝利しています(7対6)。果たして、今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。2年ぶりの甲子園をかけた決勝戦も、全力で取材したいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/17年ぶりの決勝進出を決めた東海大静岡翔洋ナイン>
<写真下/今後は社会人からプロを目指す沢山優介(掛川西)>

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2021年7月25日 (日)

静岡大会ベスト4決まる!

 夏の静岡大会は昨日準々決勝が行われ、ベスト4が出揃いました。
 
<準々決勝>
磐田東 5-2 藤枝明誠
静岡 7-0 富士市立(7回コールド)
掛川西 7-0 島田商(7回コールド)
東海大静岡翔洋 8ー4 桐陽

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 昨日の準々決勝では磐田東が第1シード・藤枝明誠を下しました。
 3回に1番・水野琉唯石川優吾植田弘敏の3連打で逆転に成功。投げては、冨田優吾が10安打を浴びながらも、藤枝明誠打線を2失点に封じました。磐田東は2011年以来となるベスト4入り。悲願の甲子園出場に一歩近づきました。
 一方、藤枝明誠は秋春に続く県3冠はならず。それでもこの日、高校通算35本目となる本塁打を放った川瀬譲二主将を中心に最後まで諦めない粘りの野球を見せてくれました。光岡孝監督は「悔しい気持ちはあるが、1年間を通して立派な結果を出してくれた」と泣き崩れる選手たちをたたえていました。(編集部・栗山)

<写真/2011年以来のベスト4進出を決めた磐田東ナイン> 

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2021年7月23日 (金)

夏の静岡大会4回戦(7月23日)~清水庵原球場レポート

07231_20210723074701   第1試合は掛川西が1対0で勝利。6回に4番・羽切佑太朗がスクイズを決めると、6回途中からマウンドに上がったエース・沢山優介が打者13人に対し9三振を奪う圧巻の投球を披露しました。
 敗れはしたものの、東海王者相手に清流館の健闘も光りました。「本気で勝つつもりで試合に臨んだ」と小泉将志監督。「練習してきたことを存分に出してくれた。選手には100点満点をあげたい」と力を出し切った選手に拍手を送っていました。この日、掛川西打線を1失点に抑えた右腕の鈴木佑心朗は2年生。新チームは部員10人になるそうですが、イケイケの野球で秋も躍進を期待したいです。

 第2試合は桐陽が磐田南を下し、2011年以来、10年ぶりのベスト8進出を決めました。公式戦初完投を飾ったのが坂本翔星。最後まで粘り強い投球が光りました。準々決勝に向け、「目標のベスト8をクリアしたので1戦1戦やっていきたいです」と意気込んでいました。
 07232 磐田南は3番・加藤大喜が1打席にライト前安打を放つと、第4打席は右中間を破る二塁打。一人だけ、打球音と打球スピードが違いました! 1年夏から4番に座ったスラッガー。今大会は3番打者として、11打数7安打をマークしました。「後悔するスイングだけはしたくありませんでした。やり切れました」と試合後は清々しい表情を浮かべていた加藤。今年野球殿堂入りした川島勝司氏(元ヤマハ監督)は遠縁にあたり、毎年新年に会う際には打撃フォームをチェックしてもらっていたそうです。名将から受け継いだ豪快なスイングを持ち味に、大学野球でも輝いてほしいです!(編集部・栗山)

<写真上/6回にスクイズを決めた羽切佑太朗(掛川西)>
<写真下/2安打を放った加藤大喜(磐田南)>

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2021年7月21日 (水)

夏の静岡大会3回戦(7月20日)~愛鷹球場レポート

 第2試合はセンバツ出場の三島南が静岡商を破り、ベスト16入りを決めました。 
07211_20210721075701  ヒーローは4番の小堂湧貴です。前を打つプロ注目・前田銀治がマークされる中、初回にライト前にタイムリー。8回にはダメ押しとなる本塁打をレフトスタンドに放ちました。高校通算5本目の本塁打で公式戦は初アーチ。「いい回転で飛んでいってくれた」と、試合後は嬉しそうな表情を浮かべていました。
 一方、前田は4打数無安打も、守備でチームに貢献。ピンチの場面で外野に抜けそうな打球を俊足を生かして何度もキャッチ。センター付近に打たせておけば、全部アウトにしてくれるという安心感がありました。この日も多くのプロのスカウトが視察。部長クラスの顔もありました。シートノックを見たあるスカウトは「子供の中に一人大人が混ざっているな」と前田を称賛。試合後は打てなかった責任を感じてか、暗い表情でしたが、気持ちを切り替えて次の試合に臨んでほしいです。

07212_20210721080101  また、第1試合では島田商がシード校の加藤学園を破りました。
 島田商はエース・新木柊が加藤学園打線を相手に快投。ストレート、変化球ともに丁寧に低めに投げ込み、1失点完投を飾りました。野手陣で目についたのは1年生の中山絢斗。「9番ショート」で先発出場し、攻守で勝利に貢献しました。打っては5回に先制点につながるレフト前安打を放つと、7回には冷静に四球を選び、2番・太田光優の二塁打で勝ち越しのホームを踏みます。守備でも、安定したグラブさばきとスローイングで新木を盛り立てました。ただでさえ、プレッシャーのかかる夏。その中で1年生ながら落ち着いてプレーする姿に驚きました。次戦以降も注目していきたいと思います。(編集部・栗山)

<写真上/本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた小堂湧貴(三島南)>
<写真下/攻守で勝利に貢献した1年生の中山絢斗(島田商)>

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2021年7月19日 (月)

夏の静岡大会2回戦(7月18日)~浜松球場レポート

07191_20210719093801  昨日の浜松球場は第3シード・浜松工が登場。強豪の静清を7対4で下しました。浜松工は序盤からリードする展開も、6回に1点差まで詰め寄られる嫌なムードに。相手に傾きかけた流れを断ち切ったのが7回無死一塁の場面で登板した2年生左腕の太田涼介でした。 
「今までやってきたことを全部出してやろうと思った」と併殺に打ち取り、その後も気持ちのこもった投球で3回を2安打無失点に抑えました。打席に立った8回は四球を選ぶと、迫力あるスライディングで盗塁を成功。三塁走者としてタッチアップでホームに還った際はヘッドスライディングへチームを鼓舞しました。「3年生と一日でも長く一緒にやりたい」と話す太田。1997年以来となる甲子園へ。カギを握っている選手です。

07192  続く第2試合は伊東商の注目投手・石黒豊生が「3番ファースト」で先発出場しました。初回に回ってきた第1打席はレフト前安打。ボールを手元まで引きつけ、鋭いスイングで弾き返しました。マウンドに上がったのは4回から。聖隷クリストファー打線に4回、5回と連続して2失点するも、「いい意味で吹っ切れた」と、リミッターが外れたがごとく、急に腕の振りが速くなります。厳しめとされる浜松球場のスピードガンで連続して135キロを計測。速いだけでなく、角度があって低めにズドンと決まっていました。あらためて、石黒の可能性を感じた瞬間でした。
 今年3月に右手の有鉤骨を骨折。その中で春は投打で奮闘し、県ベスト16入りと、チームの歴史を作りました。「この3年間、苦しいこともあったけど、仲間に助けてもらった」と石黒。夏の大会も痛み止めを飲んでのプレー。2回戦敗退という悔しい結果となりましたが、ベストを尽くしてくれたと思います。今後は手術して、万全な形で次のステージに臨みたいとのこと。夢のプロ野球選手を目指して頑張ってほしいです!(編集部・栗山)

<写真上/好救援を見せた太田涼介(浜松工)>
<写真下/「行けるところまで投打二刀流で勝負したい」という石黒豊生>

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2021年7月17日 (土)

日大三島、コールド勝ちで3回戦へ!

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 全国制覇の経験を持つ永田裕治監督が就任し、2年目を迎える日大三島。今日の2回戦は7回コールド(10対2)で遠江総合を下しました。
 初回にエラーで2点の先制を許すも、3回に逆転に成功。さらに4回には1番・京井聖奈(2年)のライトスタンドへの本塁打などで一挙4点を奪いました。
07172_20210717192801  この試合、本塁打を含む3安打をマークした京井。初戦は4打数無安打に終わり、「何とかしよう」と周囲からアドバイスをもらいながら、タイミングの取り方をこの一週間で修正してきたそうです。本塁打を打った打席は、ライト方向への特大のファウルを打ったあと、打ち直しての一発。センスと集中力の高さを感じました。
 日大三島はスタメンの9人のうち、7人が1、2年生と若いチームです。その中で、この試合は3年生の大石一翔が長打2本の活躍を見せるなど、上級生と下級生がいい具合に噛み合ってきています。それでも永田監督は試合後、「ミスだらけ。帰って練習する」と厳しい表情。あらためて、求めているレベルと見据えている場所の高さを感じました。

07173  敗れはしましたが、遠江総合にも光る選手が。3番打者・高橋帝雅(3年)です。身長179センチのヒョロッとした細身の体型。バットがしっかりと振れる選手で初回にレフト前安打を放ちました。2打席のレフトフライもアウトになったものの、フォロースルーのシルエットがきれい。興味がそそられる選手と出会うことができました。(編集部・栗山)

<写真上/永田裕治監督の指示を聞く日大三島ナイン>
<写真中/3安打4打点の活躍を見せた大石一翔(日大三島)>
<写真下/主将としてチームを引っ張った高橋帝雅(遠江総合)>

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2021年7月16日 (金)

掛川東の好右腕・見目大弥が加藤学園打線に挑む!

 夏の静岡大会は明日から再開。いよいよシード校が登場します。注目カードが目白押しの2回戦ですが、個人的に楽しみなのが加藤学園と掛川東の対戦です。

07161_20210716101601 今年の掛川といえば、掛川西の沢山優介、榊原遼太郎の2人が真っ先に名前が挙がりますが、お隣の掛川東にも好投手がいます。初戦で昨夏県準優勝の浜松開誠館を完封した見目大弥(178cm75kg、右投右打)です。
 掛川北中時代は小笠選抜の中心選手として投打で活躍。県優勝に貢献しています。高校入学後は2年秋からエースに。130キロ台中盤のストレートに精度の高い変化球を武器に、今春の西部大会では常葉大菊川相手に完投勝利。その後、夏直前の練習試合では打ち込まれることもあったそうですが、初戦に間に合わせ、「ストレートと変化球をコーナーに投げ分けることができ、三振を取りたいところで取ることができた」と快投を振り返ります。
 2回戦の相手は県屈指の強力打線を誇る第5シードの加藤学園。昨秋の練習試合では植田颯斗、佐野陸斗に本塁打を浴び、1対3で負けている相手です。「やっぱりリベンジしたい思いは強いです」。この一週間は疲労をとりながら、状態を上げている見目。「甲子園で1勝する」という目標を叶えるため、加藤学園戦も全力で腕を振り抜きます。(編集部・栗山)

<写真/シード校に挑む好右腕の見目大弥(掛川東)>

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2021年7月14日 (水)

スルガボーイズが3年ぶりに全国大会へ!

 ボーイズリーグの第52回日本少年野球連盟選手権大会決勝戦(スルガボーイズ対浜松北ボーイズ)が10日にアルカディアで行われました。

★7月14日 日本少年野球連盟選手権大会県支部予選 決勝 

   チーム
浜松北ボーイズ 0 0 0 0 1 1 0 2
スルガボーイズ 0 2 0 0 1 0 × 3

(浜)池田、水口-宮崎
(ス)須川、山田、須川、小濱-藤井、須川、藤井、須川
▽三塁打=木野(ス)

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 スルガボーイズは2回にスクイズと8番・須川皐生のタイムリーで2点を先制。5回には2死二三塁から本盗を成功させます。一方の浜松北ボーイズは6回に1番・鈴木菱路のタイムリーで1点差まで詰め寄るも、あと一歩及ばず。スルガボーイズが3年ぶりとなる全国大会出場を決めました。
 昨秋から今春にかけて県の頂点に立つことができなかったスルガボーイズ。「大会で負けてきたことで足元から見つめ直すことができた」と工藤隆監督。今大会は初戦で菊川ボーイズを4対3で勝利、2回戦の静岡府中ボーイズ戦は最終回に勝ち越すなど、紙一重の試合を経験する中で、「1点を取る野球が身についてきた」と指揮官は手応えを口にします。8月2日に開幕する全国大会でも、スルガボーイズらしい、しぶとく粘り強い野球で勝ち上がってほしいです!
 準優勝の浜松北ボーイズは初の全国大会にあと一歩、届きませんでしたが、相手の安打数を上回る11安打と持ち味の打力を存分に発揮。内山秀利監督がかつて率いた1990年代の浜松工を彷彿とさせる豪快さを見せてくれました。

<写真/優勝の表彰を受けるスルガボーイズの選手>

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