2024年12月 1日 (日)

【中遠大会】掛川東が中川の投打による活躍で2連覇!

  今年の中遠大会決勝戦は雨で順延した関係で、対外試合可能な年内最終日に行われました。

★11月30日 中遠大会 決勝戦 掛川東グランド

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
掛川東 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
掛川工 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(東)中川-髙橋
(工)増田、塩原、後藤、福住-田代
▽二塁打=中川(東)

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12012  掛川東は中川翔太(2年)の投打による活躍で2年連続優勝を飾りました。
 先発としてマウンドに上がると、初回は3者連続三振を奪って好スタート。その後も、浮き上がるような独特の球筋を持つストレートに、スライダーとチェンジアップを絡ませて淡々と投げていきます。2番に入った打撃でも能力を発揮。5回には1死一二塁からレフト方向に先制タイムリーを放ちます。終盤、疲れを感じる場面がありましたが、粘り強く最後まで投げ切り、高校初完封を飾りました。許した安打はわずか1本のみ。身長182センチの大型左腕がシーズン最終戦で覚醒を予感させる快投を見せました。
 高校入学後、1年夏から公式戦で登板してきましたが、2年夏前に故障した影響でその後は野手に専念。それでも来年に向けて、腕の位置をスリークオーター気味に下げる新たなフォームを世古雄馬監督と模索し、ようやく11月に入って形になってきたとのこと。同時に1学年上の井口愛斗から教えてもらったというチェンジアップを身につけたことで投球の幅が広がったそうです。「来年は自分が投げられるように冬の練習を頑張っていきたい」と話す中川。現在の最速は128キロも、まだまだ伸びる要素を持っているだけに、今後も目が離せません。
 
12013  そのほか、今大会を通じて気になった選手を紹介したいと思います。磐田南の山田堅正(2年)は初戦の袋井戦で3安打をマーク、さらに準決勝の掛川東戦では内角をきれいにさばいてレフト線へ二塁打。打球をとらえる感性にスイングスピードも圧巻。「4番の山田に回せば打ってくれる」という雰囲気がありました。今年の静岡ではトップクラスの強打者だと見ました。投手は掛川工の本格派右腕・福住光稀(2年)、腕の振りのいい左腕・後藤大輝(2年)、フォームのバランスがいい磐田農の平田和暉(2年)が一冬でどんな成長を見せてくれるのか楽しみです!(編集部・栗山)

<写真/上から優勝した掛川東の選手たち、決勝戦で好投した中川翔太(掛川東)、安打を量産した山田賢正(磐田南)>

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2024年11月25日 (月)

【三村杯】富士が2年連続優勝!

 第35回三村旗争奪野球大会の決勝戦と3位決定戦が23日に明星山球場で行われ、富士が2年連続優勝しました。

★11月23日 三村杯 決勝戦 明星山球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
浜松南 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
富士 0 0 3 5 0 1 2 0 × 11


<3位決定戦>
三島南 4-3 桐陽

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11252_20241125181301  決勝戦は富士の横田英資(2年)の好投が光りました。17日の準決勝では桐陽を完封して自信を持って臨んだ決勝戦。この日も腕がムチのようにしなり、勢いのあるボールを投げ込んでいました。6回に1点を許し、7回には稲木恵介監督から「代わるか?」と聞かれたそうですが、「自分一人で最後まで投げ切りたかった」と完投を飾りました。
 富士宮一中時代は主に一塁手。高校入学後、2年夏まではオーバーで投げていたそうですが、新チーム結成時に稲木監督からの提案もありサイド気味に腕を下げると、投球の幅が一気に広がって急成長。130キロ台中盤をマークする横の角度のストレートに、縦に落ちるスプリットも冴え渡ります。「来年は自分がエースとしてチームを引っ張っていきたい」と意気込む横田。今大会の優勝を冬へのモチベーションにし、2025年は主役に躍り出てほしいと思います。
 3位決定戦は三島南が9回表に2点を奪って逆転勝利。先発の望月哲太(2年)が小さなテークバックから鋭く腕を振り抜いて相手打線を苦しめました。熱海中時代から注目されてきた左腕。ここまでは故障があり本来の力を発揮できていませんでしたが、「打線のいい桐陽相手に真っ直ぐで押せたのが良かった」と手応えを掴んだ様子でした。こちらも来年が楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/2連覇を飾った富士の選手たち>
<写真下/決勝戦で好投した横田英資(富士)>

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2024年11月24日 (日)

東海大静岡翔洋中、2年ぶりの春全国へ!

 東海大静岡翔洋中が2年ぶりの春全国切符を手にしました。

★11月24日 第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント静岡県予選大会兼第26回静岡県中学校新人野球大会 焼津球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7
積志・中郡中 0 1 0 0 0 0 0 1
東海大静岡翔洋中 0 0 4 0 0 0 × 4

(積)馬場-行原
(東)内田、山川-池ヶ谷
▽二塁打=馬場(積)、松下(東)

11241_20241124195201  東海大静岡翔洋中がワンチャンスをものにしました。
 1点を追いかける3回、同点に追いつき、なおも無死二三塁のチャンス。ここでトップバッターの山川陸翔(2年)が勝負強さを発揮します。3球目のスライダーを鋭く振り抜いてレフトへの2点タイムリー。3番・内田優(2年)が犠飛、4番・松下海真(2年)も二塁打と畳みかけ、この回一挙4点を奪いました。投げてはエース・内田のあとを受け、5回から「左投右打」の山川がマウンドへ。伸びのあるストレートで3イニングを無安打に抑えました。
 「相手を圧倒する」ことをテーマに新チームから打撃に力を入れてきたという東海大静岡翔洋。しかし、昨日の準決勝、浜松開誠館中戦では勝ったもののノーヒットに終わり、今日も3回以外は無安打に抑えられました。苦しい中でも勝ち切れたことに寺﨑祐紀監督は「まだまだ自分たちの理想とする野球ができていないが、成長するチャンスをいただいた」と前を向いていました。
 強力打線に加え、力のある投手も5人揃え、ポテンシャルの高い選手が揃っているだけに、全国では頂点を狙いにいってほしいと思います。
11242_20241124195201 一方、積志・中郡中は馬場祐輔(2年)の好投が光りました。「相手は強力打線。まともにいったら勝負にならない」と、あえて6、7割の力の入れ具合で抜いたストレートを投げるなど頭脳的な投球を見せてくれました。この自信を手に、来年に向かってさらなる飛躍を期待したいです。(編集部・栗山)

<写真上/優勝が決まって笑顔を見せる山川陸翔(東海大静岡翔洋中)>
<写真下/好投を見せた馬場祐輔(積志・中郡中)>

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2024年11月18日 (月)

【大学野球オータムフレッシュリーグin静岡】加藤学園が法政大相手に善戦

 今秋の県予選の初戦で敗退し加藤学園。巻き返しに向け、16日の「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」で法政大と対戦しました。

★11月16日 大学野球オータムフレッシュリーグin静岡 西ヶ谷球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
加藤学園 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
法政大 0 0 0 1 0 0 0 0 2

(加)中本、山田、島田-佐野
(法)児玉、菅井、上野-吉添、奥田
▽二塁打=米山、渡邊(加)

11181_20241118181001  加藤学園は先発の中本大賀(1年)が5回1失点の好投を見せます。6回からマウンドに上がったのはプロも注目する山田晃太郎(2年)。バランスのいいオーソドックスなフォームから、最速141キロのストレートにスライダー、チェンジアップを織り交ぜ、2イニングを投げて無安打(1四球)。キレ、制球、一つ一つの球の精度が高く、大学生相手に2三振を奪いました。「来年の夏までに148キロまで球速を上げていきたい」と山田。この冬はチームとして取り組んでいる体力強化に励む決意を固めていました。

1s8a5635  試合は1対0で法政大がリードして終盤に。9回表、加藤学園は4番・渡邊駿大(2年)、5番・田城大翔(2年)の連打で無死一三塁のチャンスを作ります。1死後、打席に立ったのが7回の打席で二塁打を放っていた米山慶(2年)。3球目にスクイズを試みるも失敗。それでも「ここは意地を見せたかった」と6球目をしぶとく食らいついてセンターに持っていきました。
 その裏、1点を失ってサヨナラ負けを喫したものの、加藤学園にとって収穫のある交流試合になった様子。秋の県予選は0対1で負けていただけに、「また同じか」という雰囲気が漂うよう中で、同点に追いついたことを米山学監督も評価していました。

<写真上/2回を無失点に抑えた山田晃太郎(加藤学園)>
<写真下/試合後、法政大から加藤学園に記念品が手渡された>

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2024年11月15日 (金)

「大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が開幕しました!

 「第7回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」が本日が開幕しました。

◎試合結果
東海大 4-2 東海大静岡キャンパス
東海大 5-2 日大国際関係学部(規定により8回コールド)

11161_20241116003101  初日は東海大対東海大静岡キャンパスの「東海対決」が実現しました。
 東海大は2回に東海大静岡翔洋出身・木田聡(1年)がタイムリーを放ちます。
 6回からは東海大静岡キャンパスの手塚慎太郎監督の長男で、東海大でプレーする手塚大晴(1年)が出場。第1打席は三振、第2打席は四球。快音は聞けませんでしたが、地元で元気な姿を見せてくれました。「久しぶりの静岡だったので思い切りやろうと思いました」。
100_0266  静岡市出身で東海大静岡翔洋中では中心選手として活躍。高校は父の母校である鳴戸高(徳島)で3年間過ごし、今春、東海大に入学しました。6月に左ふくらはぎを故障した関係で実戦から離れ、心が折れかけた時期もあったそうですが、今回の「オータムフレッシュリーグ」に出場することが一つのモチベーションになった様子。今日は中学時代から知っていたという宮﨑斗矢(1年)に抑えられて悔しい表情を浮かべながら、「まだまだ実力不足。来年はリーグ戦に出て活躍する姿を父に見てもらいたい」と誓っていました。
 その宮﨑は2回3分の1を投げて、許した安打は1本のみで無失点の好投。球速も140キロをマークしました。伸びしろもあり、今後が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/タイムリーを放った東海大の木田聡(左)>
<写真下/試合後に握手を交わす東海大の手塚大晴(左)と東海大静岡キャンパスの手塚慎太郎監督(左)>

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2024年11月 7日 (木)

「第7回大学野球オータムリーグin静岡」パンフレット先行発売のお知らせ!

11071_20241107184601 「第7回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」の開催概要発表記者会見が昨日、静岡市役者で行われました。
 11月15日から3日間に渡り、草薙球場、ちゅ~るスタジアム、西ケ谷球場の3会場で開催。今年は東京六大学の全チーム、筑波大に加えて、首都大学リーグで優勝75度を誇る東海大が初参戦します。迎え撃つのは静岡県学生チームの4チーム。高校は静岡市内の3チームに、今夏の甲子園に出場した掛川西、好投手・山田晃太郎を擁する加藤学園も大学生に挑みます!
 過去6回の開催で多くの選手がのちにプロ入りしている「オータムリーグ」。今年はどんな選手がこの舞台をきっかけに羽ばたくのか注目です!

【参加大学】
慶応義塾大/東京大/法政大/明治大/立教大/早稲田大/筑波大/東海大/静岡大/静岡産業大/東海大静岡キャンパス/日大国際関係学部

【参加高校】
静岡高/静岡市立/静岡商/掛川西/加藤学園

<写真/左上から出場予定の長島大幹(静岡産業大)、齊藤玲馬(静岡大)、吉添晴翔(法政大)、河原﨑琉衣(明治大)、左下から企画チームの大代美空さん(常葉大静岡キャンパス)、石川青空さん(静岡大)、大澤慎司さん(静岡大)、植田さくらさん(慶應義塾大)>

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※今年も「静岡高校野球」編集部が編集協力した公式パンフレットが開催期間中に各球場で販売となります。大会に先立ち、戸田書店清水江尻台店(静岡市)、高久書店(掛川市)で限定先行発売しています!
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★戸田書店清水江尻台→https://todabooks.co.jp/shop/shop.php?S=61
★高久書店→https://sites.google.com/view/books-takaku

※「第7回大学野球オータムフレッシュリーグin静岡」の組み合わせなどはこちらからご覧下さい。
https://baseball.sfc.keio.ac.jp/autumnfresh-league/

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2024年11月 6日 (水)

【横浜市長杯】島田樟誠出身・杉原陸太(神奈川大)が満塁本塁打を放つ!

   現在、横浜スタジアムで横浜市長杯争奪第20回関東地区大学野球選手権大会が開催されています。
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 昨日の第1試合、神奈川大対城西国際大は両チーム合わせて計4人の静岡出身選手がスタメンに名を連ねました。
 
 まずは初回の神奈川大の攻撃です。2死満塁から打席に立ったのが7番・杉原陸太(4年・島田樟誠出身)。いきなり初球のストレートを強振すると打球はライトへ。本人が「入ってくれ」と祈りを込めた一撃はグングンと伸びてスタンドに吸い込まれました。高校時代は投げるだけでなくスラッガーとしても鳴らした杉原ですが、意外にも大学入学後、公式戦初本塁打。「自然体で打席に入り、腹をくくって初球から打ちにいきました」。この秋はリーグ戦から状態が良く自信を持っていたとのこと。続く第2打席もライト前安打を放ちました。卒業後は一般企業に就職するため、本格的な野球はこの秋がラスト。「いい形で締めくくりたい」と、明治神宮大会出場を目指して気持ちが高ぶっている様子でした。
11062_20241106100801 そして、神奈川大は4点を追いかける9回裏。ここまで4打数無安打を苦しんでいた3番・佐藤太陽(4年・浜松商出身)がレフト前安打でチャンスメーク。最後は4番・岩田悠聖(2年・静岡裾野シニア出身)のフィルダースチョイスでサヨナラを決めました。先日のドラフトで西武から育成2位指名を受けた佐藤は「中軸を打たせてもらっている立場で課題が残った」と、打席内で修正できなかったことを反省していました。


11063_20241106101501  一方、城西国際大は山本倫彰(4年・飛龍出身)が「3番ライト」で出場。第2打席に三塁への内野安打、第4打席はレフト前安打を放ちました。この秋のリーグ戦では1試合2本塁打を放ったパワーヒッター。上のレベルでの活躍が楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/初回に満塁本塁打を放った杉原陸太(神奈川大)>
<写真中/サヨナラを決めて喜ぶ岩田悠聖(神奈川大)>
<写真下/2安打の山本倫彰(城西国際大)>

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2024年11月 4日 (月)

静岡高出身・片平吉信(エイジェック)がオーストラリア代表の投手と対決!

 昨日は府中市民球場で「プレミア12」に出場するオーストラリア代表とエイジェックの公開練習試合を見てきました。

11041_20241104082801 エイジェックは静岡高出身の片平吉信が「1番センター」で先発出場しました。第1打席はサードへの内野安打で出塁。すると、すかさず盗塁を成功し、4番打者の安打で先制のホームを踏みます。続く第2打席はチャンスで打席が回ってくると、二塁方向へ猛烈な打球を放ちます。今年のMLBドラフトで全体1位に選ばれたトラビス・バザーナの好捕に阻まれましたが、力強さを感じる打撃でした。そして第3打席の死球を挟み、第4打席はきっちりと送りバントを成功。外国人の大型投手相手に対応力を発揮していました。
 社会人1年目からレギュラーとして活躍する俊足巧打の外野手。来年発売の『静岡高校野球』の次号では、片平のこれまでの野球人生に迫りたいと思っています。(編集部・栗山)

<写真/「1番センター」で出場した片平吉信(エイジェック)>

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2024年10月26日 (土)

【秋季東海大会】常葉大菊川が決勝進出!

 秋季東海大会準決勝。常葉大菊川(静岡1位)が至学館(愛知1位)を逆転で下して、来春のセンバツ出場に大きく前進しました。明日の決勝戦は明治神宮大会出場をかけて、大垣日大(岐阜1位)と対戦します。

★10月26日 秋季東海地区高等学校野球大会準決勝 草薙球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
常葉大菊川 0 0 0 1 0 3 1 0 0 5
至学館 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4

(常)大村-町田
(至)尾崎、加藤、尾崎-井口
▽二塁打=児玉、佐藤大加良 、鈴木(常)

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10262_20241026164301 主将&トップバッターとしてチームを牽引してきた橘木千空を体調不良で欠く中、チーム全員でカバーしました。
 序盤に4点を許すと、相手投手の緩急を使う投球に3回まで無得点。それでも「1点ずつ返していけば問題ない」と声を掛け合い4回に1点を返すと、6回に長短4安打を集中して一気に同点に追いつきます。さらに7回には2死二塁のチャンスを作ると、この日、代理で主将を務める3番・佐藤大加良(2年)に打席が回ります。「自分が決めるしかないと思って打席に入りました」。カウント1ー2からの5球目でした。内角低めの厳しい球をさばいてレフト線へ。勝ち越しタイムリー安打となります。
 投げてはエースの大村昴輝(2年)が尻上がりに状態を上げていきます。9回裏は1死二三塁のピンチを迎えると、ベンチは申告敬遠を指示。押し出し四球というリスクがあったものの、「タイブレークにはいきたくなかった。腹をくくった」と石岡諒哉監督。このピンチで大村は、打者2人を投手フライ、遊撃ゴロに仕留めてゲームセット。常葉大菊川がしびれる試合をものにしました。
 試合後、石岡監督は「あいつ(橘木)のために絶対に負けられないと思って戦った」とホッとした表情を浮かべ、佐藤大加良はグランドに立てなかった主将に「勝ったぞ」と報告できることを喜んでいました。(編集部・栗山)

<写真上/接戦をものにした常葉大菊川の選手たち>
<写真下/勝ち越しタイムリーを放った佐藤大加良(常葉大菊川)>

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2024年10月24日 (木)

ドラフト会議、県内関連9選手に吉報が届く!

 本日開催のプロ野球のドラフト会議。県内関連は9選手に吉報が届きました。おめでとうございます!

★千葉ロッテ2位/宮崎竜成(ヤマハ)
★巨人5位/宮原駿介(東海大静岡キャンパス)
★阪神5位/佐野大陽(富山GRNサンダーバーズ)※常葉大橘出身
★広島育成1位/小船翼(知徳)
★ソフトバンク育成2位/曽布川ザイレン(浜松商)
★西武育成2位/佐藤太陽(神奈川大)※浜松商出身
★阪神育成3位/早川太貴(くふうハヤテ)
★広島育成3位/安竹俊喜(静岡大)※静岡高出身
★オリックス育成3位/上原堆我(花咲徳栄)※静岡裾野シニア出身

10241 東海大静岡キャンパスの宮原駿介は巨人から5位指名。会見では「ホッとした」と柔らかい表情を浮かべ、「伝統のあるチーム。そこに恥じない選手になりたい」と抱負を語ってくれました。大学日本代表候補にもなった最速153キロを誇る速球派左腕。4年間の成長を見守った手塚慎太郎監督は「プロの世界は個人の成績を出すことが一番ですが、チームのためにという思いを忘れないでほしい」とエールを贈っていました。本人が目指しているのは1年目からの活躍。来年は巨人のユニフォームを身にまとい、1軍のマウンドで躍動する姿が今から楽しみです。
10242  静岡学生リーグからもう一人。安竹俊喜(静岡大)が広島育成3位で指名を受けました。「正直、ビックリしています」と指名直後は実感が沸いていない様子。実は昨年のドラフト会議で1学年上の佐藤啓介(広島)が指名された際、花束を贈呈したのが安竹。今度は自分が受け取る側になり、プロ野球は小さい頃からの夢。佐藤さんのように1軍でプレーしたい」と気持ちを引き締めていました。(編集部・栗山)

<写真上/1年目からの活躍を誓う宮原駿介(東海大静岡キャンパス)>
<写真下/同級生で主務を務めた大澤慎司から花束を受け取る安竹俊喜(静岡大)>

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«皇學館大・工藤岳(知徳出身)がリベンジの舞台へ!