2021年4月 7日 (水)

ヤマハ、JABA静岡大会で準優勝

★4月7日 JABA静岡大会決勝 浜松球場 

   チーム 10 11
ヤマハ 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2
東海理化 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1 3

(ヤ)清水、九谷、波多野、近藤-高杯、東
(東)金田、宮﨑、河野、池田大-水野

▽二塁打=前野2(ヤ)川上、米満、武藤(東)
▽三塁打=永濱(ヤ)
 
 JABA静岡大会で決勝トーナメントに進出したヤマハ。まず準決勝は日本製鉄東海REX相手に5対1で勝利します。
04071  そしてダブルヘッダーとなった決勝戦。17時2分にプレーボールとなった試合はまず2回に4番・前野幹博の二塁打でチャンスを作り、今大会好調の永濱晃汰のライト前タイムリーで先制します。
 先発のマウンドに上がったのは入社2年目の清水蓮。2回に1点こそ失いますが、140キロ台前半のストレートに鋭い変化球を絡ませ、気迫も前面に出しながら力投。ランナーを出しながらも5回を1失点にまとめます。
 1点を追うヤマハは8回、永濱の三塁打から同点に追いつき、試合は延長戦へ。しかし、タイブレークとなった11回は表の攻撃が無失点に。すると、その裏に1点を失い、惜しくもサヨナラ負けを喫しました。
 あと一歩のところで優勝を逃しましたが、今大会を通して若手が緊張感がある試合で経験を積んだことは今後に生きるはず。まだシーズンは始まったばかり。4月16日からのJABA岡山大会、5月8日からのJABA東北大会で優勝し、今回逃した日本選手権の出場権を獲得してほしいです。(編集部・栗山)

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<写真上/2回に先制タイムリーを放つ永濱晃汰(ヤマハ)>
<写真下/決勝で敗れ、肩を落とすヤマハの選手たち>

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2021年4月 5日 (月)

ヤマハ、九谷が公式戦初先発で初完封!

★4月4日 JABA静岡大会予選リーグ 浜松球場 

   チーム
ヤマハ 0 1 1 0 1 0 1 0 0 3
王子 0 0 0 0 0 0 0 0 × 0

(ヤ)九谷-高杯
(王)近藤、畑瀬-細川

▽二塁打=秋利、網谷3、鈴木(ヤ)
▽三塁打=高杯(ヤ)

04051  昨日のJABA静岡大会。ヤマハは入社10年のベテラン・九谷青孝が公式戦初登板で初完封を飾りました。ストレートの最速は浜松球場のスピードガンで130キロ。ほとんどが120キロ台ですが、「球が遅い分、頭を使って投げることを意識している」と巧みな投球術を駆使し、最後まで相手打線に的を絞らせませんでした。
 昨年までは「困ったときの九谷」と言われるほど、ピンチの場面でマウンドに上がり、何度もチームを救った左腕。入社10年目を迎えた今季、進化を求めて先発に挑戦し、初登板で最高の結果を残しました。「まだまだ先発ができるレベルではないが、この経験が今後にもつながってくると思う」と九谷。日本選手権や都市対抗で上位を狙うヤマハにとって、新たなオプションが一つ加わったことは大きいです。
 一方、打線では5番の網谷圭将が第1打席の左中間二塁打から始まり、二塁打3本の大活躍。圧巻の打球スピードでした。入社3年の今季、ブレイクの予感がしました!(編集部・栗山)

<写真/完封を飾った九谷青孝(ヤマハ)>

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2021年4月 3日 (土)

春季中部地区大会準決勝(4月3日)~草薙球場レポート

<草薙球場・準々決勝
静岡高
8 -7 島田工
島田商 3-1 清水桜が丘

04031  第1試合は静岡高がサヨナラで勝利。4月1日に就任した池田新之介監督の初陣を白星で飾りました。4回までに7点のリードを奪うも、9回表に同点に追いつかれる苦しい展開に。直後、池田監督は「こういうことは野球にはあること。みんなで1点を取りにいこう」と選手に声をかけ、その裏、池田惟音(3年)のセンター前タイムリーにつなげました。「いい面も悪い面も出て、今日の試合で見えてきたものがある」と池田監督。一方で投手陣は先を見据えてプロ注目・髙須大雅(3年)、左腕の舩橋龍右(3年)の2番看板をベンチに置き、2年生の鈴木脩矢法月彰弘の2人で投げ切ったことを評価していました。

04032  続く第2試合も新監督が勝利しました。横山崇監督を迎えた島田商は初回に杉本冬弥(3年)のタイムリー二塁打で2点を先制。投げては先発の新木柊(3年)が好投します。一冬で体重が5キロ増え、パワーアップした右腕。130キロ台中盤のストレートに鋭いスライダーを絡ませて終盤になっても球威が衰えませんでした。横山監督は「今日は新木に頼りすぎていたが、個々の能力が高くこれからが楽しみ」と期待を寄せていました。(編集部・栗山)

<写真上/ベンチ前で選手にアドバイスを送る池田新之介監督(静岡)>
<写真下/1失点完投を飾った新木柊(島田商)>  

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2021年3月31日 (水)

静岡を巣立つ球児たち2021~野ヶ本英典(磐田東→近畿大)

 静岡を巣立ち大学でプレーを続ける注目球児を紹介する企画。第3回は近畿大に進学する大型左腕・野ヶ本英典(磐田東)です。

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04011_20210401102201 ★才能の開花
 全力で腕を振り抜いた夏だった。190センチの長身から投げ込むストレートは最速139キロをマーク。高校入学後、期待され続けてきた左腕が3年春から夏にかけて急成長を遂げていた。
 転機は2年夏にベンチを外れたことだったという。
「2年夏は大会前にギリギリまで遠征に連れていってもらっていたんですけど、最終選考でメンバーから落とされて。このままではダメだって思いました」
 小学3年生から始めた野球。学童の「相良スワローズ野球スポーツ少年団」、中学の「小笠浜岡シニア」を通じ、いつも身長は同学年の選手に比べて飛び抜けて大きかった。一方で体が堅く、そのポテンシャルを十分に生かしきれていなかった。
 高校2年秋から取り組んだのが柔軟性の強化だった。
 山内克之監督(前監督)からアドバイスをもらい、風呂上がりのストレッチはもちろん、時間があれば常に体をほぐした。すると、2年冬が過ぎた3年春から球速が伸び始める。
「投げる際の足の歩幅が一歩半くらい伸びました。二俣(翔一)のキャッチングを見ていても、球が伸びていることを感じました」
 球速が上がることで試合中に爪が割れることもあったが、「それも指にかかっている証拠」と前向きにとらえた。
「山内監督からは『指にかかりすぎてリリースでピチピチ聞こえるぞ』と言われました。でも『いいことだ』ともアドバイスをもらったので、割れた爪はマネキュアで固めたりして投げていました」
 
★悩み抜いて決断した夏
 だが、初めてエースナンバーを背負った3年夏、思わぬアクシデントに見舞われる。
 2回戦の掛川西戦。3回途中に突如、連続でボールがすっぽ抜けた。ヒジが痺れる。それまでの野球人生で味わったことのない感覚だった。異変に気付いた二俣がマウンドに駆け寄って「どうしたんだ? 球が全然違うぞ」と心配すると、野ヶ本は「ヒジがヤバイかも」と話し、次の回から交代した。
 それでも野ヶ本は「仲間のために投げたい」と4回戦の常葉大菊川戦に照準を合わせた。
「病院の先生からは大学で続けたいのなら、注射を打つのは止めた方がいいって言われて。本当に悩んで……。3年間一緒にやってきた仲間と戦う最後の夏なので、正直投げたいという気持ちもありました」
 逡巡を繰り返した野ヶ本。最終的に注射を打つことはなく、球場に向かった。
「ヒジをテーピングで巻いてもらい出来る限りのことはしました」
 しかし、球場入りしてキャッチボールすると、塁間の距離しか球が届かなかった。
「それで投げるのは止めようと思いました。逆にこれで投げたら、チームに迷惑をかけてしまうので仲間を信じました」
 結果、1対4で敗戦。この夏を最後に勇退する山内監督の最後の試合となった。
「高校に入って2年間は伸び悩みましたが、監督には1年のときからフォームやトレーニング方法など、たくさんのことを教えてもらいました。最後は優勝で送ることができませんでしたが、大学で頑張り、今度は神宮球場に監督を招待したいです」

04012 ★ドラフト1位を目指す
 卒業後は近畿大に進学する。夏の大会後、これまで以上に体の柔軟性を高めた。ヒジの故障も少しずつ癒え、大学での飛躍を誓う。狙うは4年後のプロ入りだ。
「ドラフト1位でプロに行きたいです。中学のときから一緒にやってきた二俣には負けていられないので。そのためには大学で150キロを出すことが通過点だと思っています」
 高校時代に支え合ったチームメートや恩師のために、必ず夢を実現する。 
 


山本幸司監督からの贈る言葉

高校3年間で安定感が出てきました。ですが、まだまだ大きく伸びる選手。まずは大学で地道に体を作り、社会人やプロの世界を目指してほしいです。

■野ヶ本英典[のがもと・ひでのり]投手/磐田東/190cm90kg/左投左打
2002年6月1日生まれ、静岡県牧之原市出身。小学3年時に「相良スワローズ野球スポーツ少年団」で野球を始める。中学時代は「小笠浜岡シニア」に所属し、3年春に関東大会出場。高校入学後、1年秋から登板。3年夏はエースを務めた。卒業後は近畿大に進学する。

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2021年3月30日 (火)

静岡を巣立つ球児たち2021~小林亮太(清水桜が丘→皇學館大)

 静岡を巣立ち大学でプレーを続ける注目球児を紹介する企画。第2回は皇學館大に進学する好遊撃手・小林亮太(清水桜が丘)です。

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★中学の全国大会での衝撃
 2018年10月20日。秋季東海大会に初出場した清水桜が丘は岐阜第一と対戦した。9回表が終わり、4対2でリード。二塁を守っていた小林は「このまま勝てるんじゃないか」と期待感を抱き、守備位置についた。しかし、9回裏に同点に追いつかれると、延長11回の末にサヨナラ負け。ダイムスタジアム伊勢で(三重)で悔し涙を流した。
「打つ方では3打数無安打。今振り返ると、ただ試合に出ていただけ。何もできなかったです」
 柔らかいグラブさばきにシャープなスイング。さらに、50m6秒前半の脚力を持ち、走攻守の三拍子が揃う小林。その原点は小中時代にある。
03301_20210330143201  野球を始めたのは9歳のとき。「静岡ベースボールボーイズ」に入団し、東海大一の主砲として甲子園で活躍した経験を持つ羽山忠宏監督から指導を受けた。
「羽山監督はバッティングの方だったので、練習の半分以上はバッティング。ひたすら振り込んだことで力がついたと思います」
 その後、東海大静岡翔洋中に進学。技術も心も大きく成長した。
「守備に関しては先輩の高柳迅さん(現名古屋商科大)の影響が大きかったです。高柳さんの真似をしているうちに技術が上がっていったと思います」
 中学2年夏。そんな小林の意識を変える大きな出来事があった。2年夏の全国大会準々決勝で宇ノ気中(石川)と対戦。相手のバッテリーはその後、星稜で全国準優勝を成し遂げる奥川恭伸(現ヤクルト)、山瀬慎之助(現巨人)だった。
「自分はベンチから見ていただけですが、2人は見たことのないすごいレベルで。全国に行くと、こういうチームと戦っていかないといけないんだって、野球に対する価値観が変わりました」
 その後、小林は2年秋からレギュラーとなった。3年春の全国大会は「たまたまケガ人がいたので」と謙遜するものの、4番打者として出場した。

03302 ★最後までやり切ることをテーマに
 清水桜が丘に入学すると、1年夏から起用された。秋にはレギュラーとなり、県準優勝、東海大会出場に貢献した。
 2年秋からは主将を務めた。だが、秋は中部地区大会の敗者復活戦で逆転負けを喫し、県大会出場を逃した。
「負けた試合は最後、自分たちの甘さが出てしまいました。その反省から冬は何事も最後までやり切ることをテーマに全力で取り組みました」
 ティー打撃やトレーニングなど苦しいメニューも、最後まで全員で歯を食いしばってやり遂げた。主将として小林には春に向けてチームが仕上がっていく実感があった。
 
★伊勢に導かれた男03303
 新型コロナウイルスの影響で春、そして夏の甲子園大会が中止となった。それでも休校期間中は部員の気持ちが切れないように、「LINE」を使って常にコミュニケーションをはかった。そして、県独自の代替が決まったときは「秋の悔しさをぶつける場所を作っていただけた」と素直に感謝した。3回戦で沼津東に敗れたものの、チームは秋になかった粘り強さを発揮。「高校野球をやりきった」という達成感が得ることができた。
「個人としては3試合で2安打しか打てず物足りなかった夏でした。でも、コロナの期間を経て、自分たちが成長したことも分かった大会で、開催していただけたことに感謝しています」
 卒業後は三重県の皇學館大に進学する。ホームグランドは2年秋に悔し涙を流したダイムスタジアム伊勢となる。
「もう絶対に来ることはないと思っていましたが、皇學館大のホームグランドがダイムスタジアムだと知ったときは縁を感じました」
 大学での目標は全国大会に出場し、明治神宮球場でプレーすること。同時に、教員免許を取得し、いずれは高校野球に携わりたいという夢を持つ。
 伊勢に導かれた男の新たな挑戦が始まる。


曲田雄三監督からの贈る言葉

ガムシャラに野球を楽しんでいた2年時の姿と、経験と実績を背負いながらチームを導いた3年時の姿。その両方の小林を見ることができて幸せでした。大学では野球はもちろんのこと、人間的に大きくなり、いつの日か指導者として母校に戻ってくる日があってほしいと願っています。

■小林亮太[こばやし・りょうた]内野手/清水桜が丘/174cm72kg/右投右打
2003年2月18日生まれ、静岡県静岡市出身。9歳のときに「静岡ベースボールボーイズ」で野球を始める。東海大静岡翔洋中では3年春にレギュラーで全国大会出場。清水桜が丘では1年夏からベンチ入り。秋の東海大会出場に貢献した。2年秋から主将。3年夏は3回戦で敗退した。卒業後は皇學館大に進学する。

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2021年3月29日 (月)

静岡を巣立つ球児たち2021~内海壮太(御殿場西→法政大)

 高校3年生にとっては旅立ちの季節となりました。今日から3日間に渡り、静岡を巣立ち大学でプレーを続ける注目球児を紹介します。第1回は法政大に進学する大型スラッガー・内海壮太(御殿場西)です。

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★名選手の父から野球の基礎を学ぶ
 その打球は大きな放物線を描き、御殿場西グランドのレフトフェンスを越えていった。はるか遠くに消えた打球の行方を気にしながら森下知幸監督は思わず、こう口にした。「エグイよね」。
 2月下旬、例年なら野球を続ける3年生は進学先のチームに合流している時期。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で3月中旬以降から練習に参加する選手がほとんど。内海壮太も後輩に混ざり、練習を重ねていた。
 紅白戦で名将を唸らせる一発を放ち、両手を広げながらゆっくりとダイヤモンドを回る内海。そこには自信が漲っていた。森下監督は「ここに来たときは大人しくて、弱々しい子だったんです。それが今ではいい意味で図々しくなって。3年間で技術的にも性格も変わったね」と教え子の成長を喜ぶ。  
 神奈川県横浜市で生まれた内海が野球を始めたのは小学3年夏。父・将人氏の影響だった。
 将人氏は日大三島出身。法政大では稲葉篤紀氏(現侍ジャパン監督)とクリーンアップを組み、社会人野球の東芝でも活躍した名選手だ。
「父からは野球の基礎的なことを教わりました。それが今でも生きていると思います」
 小学生時代は「横浜緑リトル」に所属して捕手で活躍。その後、中学1年冬に父の転勤で広島に転居し、「広島ボーイズ」に入団した。
「広島は気が強そうな人が多いイメージを持っていましたが、すぐに慣れることができました」  
 古葉竹識氏(元広島監督他)の弟・福生氏が監督を務める「広島ボーイズ」で3年春にはレギュラーとして全国大会出場。ただ、打順は7番。大柄だったが、そこまで目立っていた選手ではなかった。

03291_20210329132901 ★「森下野球」に惹かれて広島から御殿場へ
 高校は親元を離れて御殿場西へ。将人氏の高校時代の恩師が森下監督という縁で結ばれた。
「父から森下先生のことを聞いて、練習を見に行ったら、すごい活気があるなって思って決めました」
 そんな内海の才能が開花したのは遅い。1年秋から公式戦に出場したが、結果が出ない。本人は「何となく出させてもらっているというか。自覚が足りなかったと思います」と振り返る。森下監督や周囲から指摘されると萎縮してしまう。殻を破りきれなかった。
 火がついたのは2年夏。ベンチ入りのメンバーから外れたことがきっかけだった。
「ベンチから外れて、今まで何もしてこなかったんだなっていうのが自分で分かりました。それから自分たちの代になり上位打線を打たせてもらって、初めて自覚が出て『やらなきゃいけないな』っていうふうになっていきました」
 単にやらされるのではなく、自分で考えて行動する。昨年春の休校期間中も黙々とバットを振った。

03292 ★3年夏の悔しさを糧に大学へ
 県屈指のスラッガーとして臨んだ高校最後の夏。3回戦で最速148キロ左腕・髙田琢登を擁する静岡商と対戦する。第1打席は三振。第2打席はライトフライ。そして第3打席は2死一、三塁のチャンスで一発が出れば同点だった。しかし、いい角度で上がった打球はスタンドに届くことなく、レフトフライに終わった。
「あそこで一本を打てなかったのは実力だと思います。そこを糧にして成長していきたいです」
 卒業後は将人氏の母校・法政大に進む。夏の大会後、体重が8キロアップ。昨年夏とは見違えるほどの堂々とした体を手に入れ、大学に向けて準備してきた。
「バッティングだけでなく、走攻守でアピールしていきたいと思います。どういう使われ方をしても結果を残せるようなプレーでチームに貢献していきたいです」
 天性の飛ばす能力を生かし、大学でブレイクする。


森下知幸監督からの贈る言葉

中学のときは7番くらいを打っていて自信を持っていない選手でした。ようやく高校2年くらいから自分の可能性に気付いてきました。(常葉)菊川時代を振り返っても、ここまでの長距離打者はいなかったです。大学では大きく成長してほしいですね。

■内海壮太[うつみ・そうた]内野手/御殿場西/184cm85kg/右投右打
2002年11月3日生まれ、神奈川県横浜市出身。小学3年時に「横浜緑リトル」で野球を始める。中学時代は「広島ボーイズ」に所属し、3年春に全国大会出場。高校入学後、2年秋からレギュラーとなる。3年夏は3回戦敗退。高校通算9本塁打。卒業後は法政大に進学する。

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2021年3月28日 (日)

春季西部地区大会準々決勝(3月28日)~磐田球場レポート

<浜岡球場・準々決勝
掛川西 2 -0 浜松工
浜松商 4-3 浜松開誠館(延長10回)

03291_20210329063001  プロ8球団10人のスカウトが集結した磐田球場の第1試合。掛川西の注目左腕・沢山優介(3年)は7回からマウンドへ。打者10人対し、5三振を奪う圧巻の投球。昨年秋に比べ、明らかにスケールアップしている感がありました。
 先発した榊原遼太郎(3年)も負けていません。6回を3安打無失点に抑える快投。ストレート、変化球ともにキレキレで、しかもコントロールが抜群に良く無四球。浜松工打線につけ入るスキを与えませんでした。
 一方の浜松工は捕手・清水翔和(3年)の強肩に驚きました。フットワークも軽快で、今年の県内でトップクラスの捕手だと見ました。

 続く、第2試合は接戦となります。浜松商が前半に3点を先制すると、エースの工藤遼太(3年)が「いけるところまで全力でいこうと思った」と強打の浜松開誠館を5回まで1安打に抑えます。一方の浜松開誠館は終盤に工藤をとらえ、8回に4連打で同点に追いつきます。延長戦に突入すると浜松商が10回表に、ここまで力投した工藤が自らスクイズを決めて勝ち越しに成功。その裏は篠原大空(3年)が締めて昨秋に続いて準決勝進出を決めました。
 「チームとして成長を感じた試合だった」と浜松商の田川智博監督。派手さはありませんが、堅い守備と機動力を発揮し、往年の浜松商を思い出させるようなチーム一丸での勝利でした。(編集部・栗山)

<写真/先発で6回を無失点に抑えた榊原遼太郎(掛川西)>

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2021年3月27日 (土)

県大会出場の25校が決定!

 春季高校野球の県大会出場の25校が27日に決まりました。

<東部>
御殿場西/富士宮西/沼津商/桐陽/星陵/伊東商/富士/加藤学園/三島南

<中部>
島田商/清水桜が丘/静清/静岡大成/東海大静岡翔洋/藤枝明誠/島田工/静岡

<西部>
浜名/掛川東/浜松工/掛川西/磐田東/浜松湖北/浜松開誠館/浜松商

 03281_20210328045101 東部地区では桐陽が終盤に5点差を大逆転し、日大三島に勝利。2対7で迎えた7回に2点を返すと、8回に8番・佐藤祐哉(2年)の3点タイムリー二塁打などで一挙5点を奪いました。5回からマウンドに上がったのが土屋大翔(2年)。「静岡裾野シニア」時代に3年夏の全国大会準決勝で好投し、全国制覇に貢献した右腕です。この日は失点こそしたものの、大事な場面ではサイド気味の角度から130キロ台前半の力強いストレートを投げ込んで流れを引き寄せました。
 一方の日大三島は野口央雅(2年)が二塁打2本を含む3安打。シュアな打撃が目を引きました!(編集部・栗山)

<写真/土屋大翔(桐陽)>   

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2021年3月24日 (水)

春季東部地区大会2日目(3月23日)~裾野球場レポート

<裾野球場・2回戦>
富士宮東 5 -2 伊豆中央
伊東商 6-5 韮山
沼津工 11-10 富岳館

03241_20210324082901 第1試合は富士宮東が昨秋県ベスト16の伊豆中央を撃破しました。初回に5番・小林駿佑(2年)、6番・越前大雅(3年)の連続タイムリー二塁打などで一挙3点を奪うと、同点で迎えた4回に1番・大谷陸斗(2年)のタイムリーで勝ち越します。そして7回からは捕手で先発した佐野隼矢(3年)がマウンドへ。気迫あふれる投球で8回、9回のピンチをしのぎ切りました。昨年秋にコールド負けした相手でしたが、大勝良則監督は「相手との差がどこまで縮まっているか逆にいい舞台になった。冬に頑張ってきた選手たちが力をよく出し切ってくれた」と目を細めていました。
03242_20210324082901  富士宮東は下級生ながら、「4番ショート」の勝又琉偉(2年)が主将を務めています。身長185センチの大柄で、足さばきも軽快。ストライドが大きく、50mは5秒8で駆け抜けるそうです。これだけの体で動ける選手はなかなかいないでしょう。この日は第1打席のセンター前安打に続き、第4打席では左中間を破る二塁打と活躍。まだまだ体の線が細いですが、 打席や守備での雰囲気は高校時代の紅林弘太郎(現オリックス)とダブってしまうほど。スケール感があり、まさに原石。今年から来年にかけて追いかけていこうと思っています。
 次戦に勝利すれば、県大会出場となる富士宮東。勝又は「今日の試合はチームのピンチのときに助け合って粘り強さを出すことができました。次も練習してきたことを発揮して県大会出場を決めたいです」と爽やかな笑顔を見せてくれました。部員は現在11人。少ない人数ですが、2年生主体で元気いっぱいの伸び盛りのチームだけに今後が楽しみです。(編集部・栗山)

<写真上/最後の打者を仕留めて喜ぶ佐野隼矢(富士宮東)>
<写真下/下級生ながら主将を務める大型遊撃手の勝又琉偉(富士宮東)>

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2021年3月23日 (火)

春季西部地区大会2日目(3月22日)~浜岡球場レポート

<浜岡球場・2回戦>
掛川東 5 -2 袋井
小笠 9-2 浜松湖南(7回コールド)
磐田農 7-4 浜松江之島

03231_20210323055101  昨秋の中遠大会の再戦となった第1試合。1点を追いかける掛川東は5回に逆転すると、エース右腕の見目大弥(3年)が力投します。力強いストレートに加え、鋭く変化するスライダーを有効的に使い、2回以降は無失点に。県大会出場をかけた次の試合に向け、「コントロールと緩急を意識して今日以上のピッチングがしたい」と意気込んでいました。
 第3試合では、磐田農の左腕・馬渕賢心(3年)が毎回の15奪三振の快投。フォームのバランスが良く、腕も振れる。こんな逸材が眠っていたんだと痺れました。すごく好みのタイプ。これからも注目していきたいです!(編集部・栗山)

<写真/完投し、ガッツポーズを見せる見目大弥(掛川東)> 

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