2023年6月 7日 (水)

東海大静岡キャンパスに女子硬式野球部が誕生!

 東海大静岡キャンパスに女子硬式野球部が誕生することになりました。県内で女子硬式野球部を創設するのは日大国際関係学部に続き、2大学目となります。

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 監督を務める予定の弓桁義雄氏は高校の女子硬式野球部と兼任となるそうです。女子の野球人口が増える中、その受け皿としても期待されます。男子の東海大静岡キャンパスは今春の静岡リーグで4年ぶりの優勝。東海地区大会では全国出場にあと1勝と迫り、中部学院大(岐阜)、皇學館大(三重)と3日間に渡る大熱戦を繰り広げました。女子もどんなチームに発展していくのか注目です!

<写真/昨日の記者会見では概要が説明された。中学、高校、高校女子を導いた実績を持つ 弓桁義雄氏(右端)が監督を務める予定>
「写真提供:東海大学」

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2023年6月 6日 (火)

【都市対抗予選】静高出身の梶山監督が率いる三菱自動車岡崎が本大会へ。浜商出身の伊藤大地が決勝打!

06061_20230606204701 都市対抗の東海地区2次予選は佳境に入ってきました。昨日はヤマハが5年連続44度目の本大会出場を決めました。おめでとうございます!
 そして、今日の第3代表決定戦では静岡高出身・梶山義彦監督が率いる三菱自動車岡崎が1対0で勝ちました。虎の子の1点を叩き出したのは浜松商出身の伊藤大地。梶山監督が「期待できる選手」という代打の切り札は8回2死三塁の場面で登場すると、3球目を三遊間に弾き返します。これが相手の失策を誘って、三塁走者が生還しました。
06062_20230606204701 三菱自動車岡崎は3年ぶりの本大会出場。2021年のシーズン終了後に就任した梶山監督は試合後、ホッとした表情を浮かべながら、「まだまだこれからのチーム。ドームでは相手に思い切りぶつかっていきたい」と意気込んでいました。
 なお、「静岡高校野球2023夏直前号」(6月21日発売予定)では梶山監督のインタビュー記事を掲載。「レジェンドインタビュー」と題し、静岡高時代のエピソードを中心に貴重な話をたっぷりと伺ってきました。

 今日は第6代表の2回戦も行われ、JR東海が東邦ガスに勝利。JR東海の牛場友哉がライトへの本塁打を含む3安打の大活躍を見せました。一方、6年連続で本大会に進んでいた東邦ガスは静岡高出身のエース・辻本宙夢が6回から登板するも予選敗退。都市対抗予選の厳しさをあらためて感じました。(編集部・栗山)

<写真上/本大会出場決定後、スタンドに感謝の言葉を伝える梶山義彦監督(三菱自動車岡崎)>
<写真下/相手の失策を誘う三遊間への打球を放った伊藤大地(三菱自動車岡崎)>

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2023年5月22日 (月)

掛川市内交流戦が開催されました!

 第20回掛川市内高等学校野球交流戦が昨日、掛川球場で開催されました。

★第1試合 横須賀 5-1 掛川工
★第2試合 掛川西 8-5 掛川東

05221_20230522101501  第1試合は投打がかみ合った横須賀が昨夏県ベスト8の掛川工を撃破しました。初回に2番・大石颯がレフトスタンドに先制本塁打。投げては先発の左腕・赤堀隼斗が好投を見せます。5回を投げて許した安打は2本のみ。躍動感のあるフォームから昨秋、浜松球場のスピードガンで133キロをマークしたというイキのいいストレートとスライダーで相手打線を翻弄。6回からは右腕の永坂海心がマウンドに上がり、力強い球で9回まで1失点に抑えました。
 第2試合は掛川東対掛川西。昨年新チーム結成後から、練習試合を含めて今回で5度目の対戦となるそうです。手の内を知り尽くした同士。掛川球場のネット裏は多くの観客で埋まり、まるで夏の大会のような緊張感のある試合となりました。
05222_20230522101501  先制したのは掛川西でした。初回に3番・大房洸介がレフトスタンドに本塁打を放ちます。その後、掛川西は3回と4回に1点ずつ追加。投げては春にエースナンバーを背負ったサイド右腕の高橋郁真が持ち味を発揮し、走者を出しながらも巧みな投球術で4回まで無失点に抑えます。掛川東は5回に反撃。9番・齋木陸玖のタイムリーなどで2点を返します。その後、8回に両チームが3点ずつ取り合うと、9回に掛川西がダメ押しとなる2点を追加。最後は注目1年生の桑原拓海が締めました。

05223_20230522101501  なお、今回は初の試みとして、掛川西の選手たちが地元学童チームの「グッドフェローズ」の少年たちに向けて野球教室を行いました。約2時間、みっちりと汗を流していました。(編集部・栗山)

<写真上/初回に本塁打を放った大石颯(横須賀)>
<写真中/第2試合では大房洸介(掛川西)が先制本塁打>
<写真下/第1試合の最中にサブグランドで開催された野球教室の様子>

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2023年5月 6日 (土)

【春季高校野球】加藤学園が初優勝!

★5月6日  春季高校野球静岡県大会決勝 草薙球場

  チーム 7 8 9
加藤学園 1 0 0 0 0 1 0 0 2
日大三島 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1

(加)吉川、小澤-片山
(日)永野-野田
▽二塁打=池田、北條、太田(加)

★3位決定戦

常葉大菊川 3-2 浜松開誠館

05061  東部対決となった決勝戦。先制したのは加藤学園でした。初回に1番・池田真翔がレフトオーバーの二塁打で出塁。一死三塁から3番・藤澤光輝がライト前にタイムリーを放ちます。先発はエースナンバーを背負う左腕の吉川慧。「大胆にいきながらも丁寧にも投げた」と最速137キロのストレートがコーナーにビシビシと決まり、5回まで無失点の好投を見せます。すると6回に5番・北條創太のタイムリーで1点を加点。投げては7回途中から登板の小澤亨彦が好リリーフを見せました。9回は無死から出塁を許すも、相手の送りバントを2-6ー3の併殺を完成。最後の打者をセンターフライに打ち取ると、バッテリーを中心に歓喜の輪が広がりました。
 春夏秋を通して、加藤学園にとっては初の県制覇。米山学監督は「これまで加藤学園を応援してくださった皆様にいい報告ができる」と喜びながら、「まだここがゴールではない。勝った負けたに一喜一憂することなく、やるべきことをやっていきたい」とあくまで通過点であることを強調していました。
 一方の日大三島は、今大会初先発の永野陽大が完投したのは夏に向けての大きな収穫。中学時代から武器にしている投球術が冴え渡っていました。
 また、3位決定戦は常葉大菊川がサヨナラで浜松開誠館を下しました。(編集部・栗山)

<写真/初優勝を飾った加藤学園ナイン>

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2023年5月 5日 (金)

【定期戦】浜松北vs浜松西

 今日の浜松市内は浜松まつりで沸いていましたが、高校野球も熱かったです。第43回浜松北・浜松西の定期戦が浜松西グランドで開催されました。ブラスバンドの応援も入り、グランドは夏の大会のような熱気に包まれていました。
 
★浜松西 11-5 浜松北

05051_20230505203801  浜松西は初回に5番・松山啄巳のタイムリーで先制。5回までに5点を奪って試合を優位に進めます。一方の浜松北は6回に5番・村松奏汰に3ラン本塁打が飛び出して2点差に詰め寄ります。それでも、浜松西はその裏に一挙5点を追加。7回には途中出場の小林優士の本塁打で突き放しました。
 一昨日(3日)、センバツに出場した慶応義塾(神奈川)と練習試合を行ったという浜松西。2試合とも大敗も、小林は「打ち損じの少ない打撃が参考になった」と、この日は一球で仕留めて、三塁打と本塁打の活躍を見せました。試合前のアップの時点から身長182センチ79キロの体型が気になっていた選手で、佐藤光監督によると身体能力も高いとのこと。これまで肩の故障に苦しんできたそうですが、打っても投げても柔らかさを持っていました。夏の大会では投手として投げることも視野に入れているそうなので楽しみです!(編集部・栗山)

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2023年5月 3日 (水)

【春季高校野球】ベスト4が出揃う!

 春季県大会はベスト4が出揃いました。この結果、準決勝は日大三島対常葉大菊川、加藤学園対浜松開誠館のカードとなりました。

常葉大菊川 7-4 静岡
浜松開誠館 4-3 掛川西
日大三島 4-1 聖隷クリストファー
加藤学園 10-5 藤枝明誠

05031_20230503191101 清水庵原球場では日大三島と聖隷クリストファーが激突しました。
 日大三島は1年生右腕の東海林啓太が先発。本格派らしい角度のあるストレートを武器に3回を無失点に抑えます。すると5回に、6番・杉山憲一朗、7番・相原礼音の連続タイムリーで2点を先制。7回にも2点を加えました。投手陣は東海林のあとを受け、4回から登板した松本彪之介が4回を1失点。最後は永野陽大が締めました。この日、先制のタイムリーを含め、二塁打2本の活躍を見せたのが6番打者の杉山。身長167センチ体重65キロと小柄ですが、しっかりとバットが振れて左翼方向に強い打球が飛んでいました。
 昨年と同様、春の大会中に強化練習を行っているという日大三島。今日はそれを感じない動きの良さが印象に残りました。(編集部・栗山)

<写真/先制タイムリーを放った杉山憲一朗(日大三島)>

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2023年4月24日 (月)

【春季高校野球】常葉大菊川が強豪対決を制す!

 センバツに出場した常葉大菊川の初戦。静清を相手に2対0で勝利しました。
04241_20230424091901  両チーム無得点で迎えた7回、常葉大菊川は佐藤稜太のタイムリーなどで2点を先制。投げては内藤大輝が低めを丁寧につく安定感のある投球で公式戦初完封を飾りました。球速数字はまだ出ていませんが、しっかりとリリースでボールを叩くことができる投手。50m走は6秒0で駆け抜ける身体能力があるだけに、今後の球速アップが見込めます。大学で体を作っていけば、面白い存在になるのではないしょうか。
 プロ注目の鈴木叶はNPB7球団のスカウトが見守る中、成長した姿を見せてくれました。第1打席はレフト前安打のあと、すかさず盗塁に成功。7回にもレフト前安打を放ち3打数2安打。守っては、3回無死一塁の場面で、強肩ぶりを発揮。一塁走者を捕殺して、内藤を援護しました。センバツ、日本代表候補合宿を経て、グランド上での顔つきが昨秋とは変わった印象。試合前のシートノックから「俺がやるんだ」という気持ちが前面に出て、ものすごく自信をつけている感じを受けました。
  続く第2試合は浜松開誠館が11対2でコールド勝ちしました。先発の近藤愛斗はプロのスピードガンで146キロを計測。コンスタントに140キロを超える球を投げることができていました。今年の県内では間違いなく上位にランクされる投手です。(編集部・栗山)

<写真/公式戦初完封を飾った内藤大輔(常葉大菊川)>

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2023年4月22日 (土)

【春季高校野球】島田商・髙畑が粘りの投球!

 高校野球の春季県大会が開幕しました。

04221_20230422191501  掛川球場の第1試合、オイスカ浜松国際対島田工は接戦となりました。1対1で迎えた延長10回表、島田工は満塁から3番・數原圭人(3年)のレフト線を破る二塁打で2点を勝ち越し。さらに、1点を追加すると、その裏を1点にしのいで4対2で勝ちました。
 強肩強打の捕手として存在感を放った數原。二塁送球タイムが最速1.90秒という肩に加え、バッティングでも持ち味のパンチ力を発揮。8回にチャンスを広げる右中間への二塁打を放ち、10回は相手のスライダーを狙って踏み込んでの技ありの一打。主将として、攻守でチームを引っ張る姿は頼もしかったです。

  04222_20230422191701 続く第2試合は島田商が粘る天竜を振り切って4対3で勝利しました。「エースが頑張ってくれた」と島田商の横山崇監督。先発の髙畑葵(3年)が6回まで無失点。7回に1点、9回には2点を献上し、1点差まで詰め寄られましたが、最後の1死一二塁のピンチは1→6→3の併殺で切ってとりました。
 この日は7回にライナーが左足を直撃。また、雨が降る時間帯もありましたが、どんな状況でも淡々とボールを低めに集めることができていました。その安定感こそ、彼の魅力です。次戦の相手は秋にコールド負けを喫した加藤学園。強力打線相手に、どんな投球を見せてくれるのか注目です。(編集部・栗山)

<写真上/延長10回に勝ち越しタイムリーを放った數原圭人(島田工)>
<写真下/粘りの投球で完投した髙畑葵(島田商)>

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2023年4月17日 (月)

【春季高校野球】県大会の組み合わせが決まる!

 春季高校野球県大会の組み合わせ抽選会が本日行われました。大会は22日に開幕し、上位8校が夏のシード権を獲得。優勝チーム、準優勝チームが東海大会(5月20日から静岡県で開催)に出場します。

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04172  センバツ出場の常葉大菊川は初戦で静清と対戦します。両チームは、昨年夏から3季連続での対決となります。昨秋は常葉大菊川が17対2でコールド勝ちし、そのまま勢いに乗って東海大会準優勝。果たして今回はどんな試合となるのか注目です!
 山田忠監督が就任した新生・飛龍は静岡高と対戦。23年ぶりの出場の御殿場南は常葉大橘、西部大会で強豪を破った磐田西は日大三島に挑みます。

<写真/西部大会で強豪を撃破した磐田西のエース・高野快斗>

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2023年4月16日 (日)

【ボーイズ静岡県支部春季大会】浜松北ボーイズが初タイトル獲得!

 ボーイズリーグの「遠州トラック旗日本少年野球連盟静岡県支部春季大会」の決勝戦と3位決定戦が本日、菊川球場で行われました。

<決勝>
浜松北ボーイズ 3-1 島田ボーイズ

<3位決定戦>
菊川ボーイズ 6-3 下田ボーイズ

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 浜松北ボーイズが今春全国大会出場の島田ボーイズを撃破し、発足8年目で初の県制覇を果たしました。
 1対1で迎えた延長8回表、無死一塁から3番・髙塚克己瑠が左中間を破るタイムリー三塁打を放ちます。さらに相手の送球ミスの間に一気に本塁まで還り、2点を勝ち越し。その裏を無失点に抑え、マウンド付近で歓喜の輪が広がりました。
06162_20230416190301  先発の左腕・松下歩叶が強打の島田ボーイズ打線相手に、粘りの投球で4回を1失点。その後、5回途中からマウンドに上がった森本健太も力投を見せました。「この春は森本が安定して投げられるようになったことが大きい」と山道伸之監督。177センチの長身から力強いストレートを投げ込む本格派タイプ。昨年まではコントロールに不安があったそうですが、冬の期間に走り込みやウエイトトレーニングをこなして逞しい体に。土台ができたことでフォームが安定し、「今は自信を持って投げることができています」と胸を張っていました。
06163  一方の島田ボーイズは藤浪ムサシが投打で存在感を発揮。浮き上がるようなストレートを生かした巧みな投球術に、打っては右に左に安打を連発しました。高いミート力にスイングの鋭さは同チームOBの森敬斗(現横浜DeNA)の中学時代がダブりました。
 3位決定戦は菊川ボーイズが勝利。高校球界が注目する強肩強打の捕手・大岩翔斗が6回にライトオーバーの三塁打。評判通りのパンチ力のある打撃を見せてくれました。
 下田ボーイズでは「1番センター」の小川優人が目を引きました。第1打席でライト前安打を放つと、打球への寄りが早い守備でチームを救う場面も。身体能力の高さを感じました。(編集部・栗山)

<写真上/初優勝を喜ぶ浜松北ボーイズの選手たち>
<写真中/リリーフで好投した森本健太(浜松北ボーイズ)>
<写真下/鋭いスイングを見せる藤浪ムサシ(島田ボーイズ)>

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