2025年2月14日 (金)

『静岡高校野球2025春号』の表紙が完成しました!

 昨年秋から取材を重ねてきた「静岡高校野球2025春号」の表紙が完成しました。今号の表紙はドラフト上位候補の明治大・髙須大雅投手(静岡高出身)です。

02131  髙須投手と会うのは約3年ぶり。覚えてくれているのか少し不安でしたが、「お久しぶりです」と取材場所に登場し、笑顔で対応してくれました。その後はグランドでカメラマンの山下大輔さんによる表紙の撮影。部屋でインタビューしているときにはそれほど感じなかったのですが、実際にユニフォームを着てもらうと、とにかく大きい! 「こんなポーズで」とお願いするとき、思わず見上げてしまうほど。今回はそんな髙須投手のデカさが伝わるイメージで表紙を作りました。

02132  発売日は県内書店で3月5日予定で進めています(一部遅れる書店もあり)。内容や目次はこのブログであらためて紹介していきたいと思います。(編集部・栗山)

<写真/取材時の写真撮影の様子>

| | コメント (0)

2025年2月11日 (火)

【ボーイズ】春季全国大会県支部予選が開幕しました!

 9日は草薙球場で行われたボーイズリーグの春季全国大会県支部予選の開幕戦も見てきました。
02111_20250211170701  浜松修学舎ボーイズと磐田ボーイズが対戦。1点を争う好ゲームとなりました。
 試合を決めたのは浜松修学舎ボーイズの4番打者・伊原幸汰。同点で迎えた5回、右翼前に値千金のタイムリーを放ちました。投げては先発の鈴木嬉音が粘りの投球を見せ、6回まで2失点に抑える好投。最終回の7回には伊原がマウンドに上がり、打者3人をきっちりと封じて試合を締めくくりました。
 この試合、気になったのは両チームの「1番ショート」。浜松修学舎の野末樹は、しなやかなスイングが光る好打者。5回には投手前のゴロにもかかわらず、果敢に走って内野安打をもぎ取り、守っては左翼の定位置近くまで追いかける俊足ぶりも印象に残りました。一方、磐田ボーイズの長谷川侑世は抜群の守備力が目を引く選手です。打球への一歩目が速く、送球も正確。一連の動作が華麗で、そのプレーを見るためだけに再びグラウンドへ足を運びたくなる、そんな魅力を持つショートストップでした。(編集部・栗山)

<写真/投打で勝利に貢献した伊原幸汰(浜松修学舎ボーイズ)>

| | コメント (0)

2025年2月10日 (月)

【富士山カップ】東海大静岡翔洋中が準V!

 8日、9日は中学軟式野球第1回富士山トーナメントカップ静岡大会を取材しました。県外の強豪10チームに加え、県内6チームが参加。大会開催の経緯について、事務局長を務める東海大静岡翔洋中の寺崎裕紀監督はこう語りました。「昨年まで15回に渡って静岡で全国大会が行われ、その繋がりもある中、暖かいこの静岡の地で冬の練習の成果を出せる場所があればと。富士山も見たいと、喜んで参加していただけて感謝しています」。選手たちは背番号をつけて真剣勝負に挑み、優勝旗も用意されました。

02101

 予選トーナメント、決勝トーナメントを経て、決勝に勝ち上がったのは東海大静岡翔洋中と作新学院中(栃木)。3月に開催される「文部科学大臣杯第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント」(岡山開催)に出場する両チーム。東海大静岡翔洋中が初戦を突破すれば、2回戦でこのカードが再現される可能性があります。
02102  試合は緊張感のある投手戦となりました。東海大静岡翔洋中の先発はエースの内田優。立ち上がり、7球目を投げたときに足がつってしまったそうですが、落ち着いた投球で尻上がりに調子を上げていきます。一方の打線は2回から登板した相手左腕・亀山季哉のキレのある球に苦しむと、6回に1点を失って0対1でゲームセット。主将の松下海真は「悔しさはありますが、強豪と対戦できたことは大きな経験になりました」と振り返り、内田は「全国大会までにさらに力をつけ、もう一度対戦したいです」と雪辱を誓いました。

02103  日本一を目指していく東海大静岡翔洋中。全国大会では1試合2試合をこなす日もある中、内田に次ぐ存在が大切になってきます。名乗りを挙げるかのように8日の初戦で好投を見せたのが中村皇志。先発で4回を無安打に抑えました。身長180センチの大型左腕。豪快に腕を振って、高めのストレートで空振りを奪っていました。寺崎監督によると、まだまだ伸びる要素を多く持っているとのこと。確かに積んでいるエンジンが大きく、いくらでも球速が上がっていきそうな雰囲気を持っていました。2月22日開幕のしんきんカップ第55回静岡県中学選抜野球大会、そして全国の舞台での成長に注目したいです。(編集部・栗山)

<写真上/準優勝の東海大静岡翔洋中の選手たち>
<写真中/敢闘賞を獲得した内田優(東海大静岡翔洋中)>
<写真下/将来が楽しみな中村皇志(東海大静岡翔洋中)>

| | コメント (0)

2025年2月 3日 (月)

日本一への新戦力!ヤマハ野球部、期待の5選手が加入

 本年度のヤマハ野球部新規加入予定選手の発表会見が本日行われました。首脳陣が日本一を獲るために採用したという5名。楽しみな選手が揃いました。

02031_20250203184701

★ 投手陣の柱へ――北田智郎(投手/184cm90kg/右投右打/正智深谷~中部学院大)&梅田健太郎(投手/181cm90kg/右投左打/横浜隼人~立正大)
投手陣に加わるのは2人の右腕。北田智郎はスリークオーターの角度から力強いストレートとキレのある変化球で打たせて取る投球が持ち味。大学4年時には膝の故障に苦しんだものの、そのポテンシャルは折り紙付きだ。一方、最速150キロの梅田健太郎は昨秋の東都大学リーグ2部で4勝を挙げた実績を持つ。冷静なマウンドさばきで試合を組み立てる能力が高く、「長いイニングを投げてチームに貢献したい」と話す。

★強肩強打の捕手――清水智裕(捕手/181cm95kg/右投右打/大垣日大~中部大)
プロも注目した強肩と長打力が光る。二塁送球は最速1.78秒というスピードを誇り、大学選手権では特大本塁打を放つなど打撃面でも非凡な才能を見せた。打撃、守備の両面でチームに貢献すること間違いない。

★打撃の新星――森川凌(捕手・内野手/178cm92kg/右投左打/神戸国際大附~神戸学院大)
パンチ力を秘めたスラッガー。本職は捕手だが、その打撃力を買われて内野手としても出場機会を増やす意向だ。「1年目からクリーンアップを打ちたい」と語る意気込みから即戦力としての自信がうかがえる。

★走攻守の万能型――土山翔生(内野手/171cm75kg/右投右打/岡山理大附~國學院大)
走攻守三拍子揃った選手。堅実な守備と50m走6秒フラットの脚力に加え、「打撃のレベルを上げたい」とヤマハへの入社を決断。國學院大で主将を務めたキャプテンシーもチームの士気を高める存在になるだろう。

<写真/左から北田智郎、梅田健太郎、清水智裕、申原直樹監督、森川凌、土山翔生>

| | コメント (0)

2025年1月27日 (月)

静岡県野球競技会の新年祝賀会が開催!

01271_20250127184501   静岡県野球競技会の新年祝賀会が昨日、静岡市内で開催されました。県内の各団体から50名以上が出席。第1部は福岡ソフトバンクで取締役を務めた経歴を持つ小林至氏(現桜美林大教授)による「球界の未来を支えるエコシステムの構築」と題した講演が行われました。他のスポーツと比較しながら、経済から見た野球界の問題点や打開策を分かりやすく示してくれました。
 第2部では冒頭に会長の川島勝司氏が「この協議会は発足してから20年を迎えました。今年も頑張っていきましょう」と挨拶。続いて親睦会が開かれ、団体の垣根を超えた交流の場となりました。その後、石川徹氏(静岡県高野連会長)の中締めで盛会のうちに新年祝賀会は無事終了しました。

<写真/新年祝賀会で講演を行った小林至氏>

| | コメント (0)

2025年1月24日 (金)

常葉大菊川、2年ぶり6度目のセンバツ出場へ!

 第97回センバツ高校野球大会の選考委員会総会が本日、大阪市内で行われ、昨秋東海大会準優勝の常葉大菊川が選出されました。

01241_20250124185601

 出場が決まり、加藤伸司校長から「皆さんの今までの積極的な野球への姿勢、前向きなチームを評価され見事出場が決定した」と報告があると選手たちの喜びが一気に爆発しました。
 2年前のセンバツは初戦敗退。石岡諒哉監督は「勝ちたい」と力強い言葉を述べ、橘木千空主将も「まず1勝、そこから全国優勝を目指す」と誓ってくれました。冬の期間のトレーニングでパワーアップしてきている様子。選手たちの体つきも変わり、昨秋とはまた違う野球を見ることができそうで、今からセンバツが楽しみです!(編集部・栗山)

| | コメント (0)

2025年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます!

 新年、明けましておめでとうございます。
 2025年も静岡の野球を盛り上げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 昨年末はセンバツ出場が有力視されている常葉大菊川を取材。2007年以来の全国優勝を目指してチーム全体の意識が高まっていました。冬の間にパワーアップしているようなので期待していきたいです。

01011_20241231211201

 今年、静岡関連でドラフト候補に挙がるのは髙須大雅(明治大)、鈴木豪太(大阪商業大)の2人。ヤマハの有本雄大、沢山優介、 西村進之介、相羽寛太も楽しみです。静岡大学リーグでは林京平(日大国際関係学部)金高祐津紀(静岡大)、見目大弥(静岡産業大)、芹澤健太(常葉大浜松キャンパス)に注目していきたいです。また、高校生は春から夏にかけてどんな選手が出てくるのか。ブレークの可能性のある選手が多いだけにしっかりとチェックしていきます。
 そんな今年の静岡の野球情報を網羅した「静岡高校野球2025年春号」の刊行に向けて、年末年始も絶賛、編集作業中! 正式な発売日や内容が決まりましたら、またこのブログでお知らせします。(編集部・栗山)

<写真/石岡諒哉監督の話を聞く常葉大菊川の選手たち>

| | コメント (0)

2024年12月25日 (水)

【ハヤテジュニア】初出場初優勝を狙う!

 明日開幕のNPBプロ野球12球団ジュニアトーナメント。くふうハヤテジュニアが招待チームとして初参加します!

122251

12252_20241225081301  県内外から計16名の小学6年生が選出された今回のチーム。主将の福田有(長泉リトルヤンキース)は「チームワークの良さを生かして初出場初優勝を狙っていきます」と声を張り上げます。
 その福田は身長170cm体重70kgの大型選手。パワーが持ち味で中学生相手との練習試合でもセンター方向に力強い打球を放っていました。三塁の守備からチームを盛り上げる元気も魅力です。他にも将来が楽しみな選手ばかり。この舞台をきっかけに、中学、高校での飛躍を期待したいです。(編集部・栗山)

★ハヤテジュニアのメンバーはこちら→https://npb.jp/junior/2024/roster_v.html

<写真上/ハヤテジュニアのメンバーたち>
<写真下/主将の福田有>

| | コメント (0)

2024年12月22日 (日)

西武育成2位・佐藤太陽の激励会が開催されました!

 西武に育成2位で入団した佐藤太陽(浜松商出身)が本日、浜松南シニア主催の激励会に出席しました。浜松南リトル、浜松南シニアの団員を前に、「ここで培ったものが生きています。支配下を目指して頑張っていきます」と決意表明。会には一足早くプロ入りした同シニア出身の鈴木叶(ヤクルト)もサプライズで駆けつけました。

12221_20241222185501

 佐藤は小学1年時から浜松南リトルでプレー。浜松南シニアの3年夏は控えに回るなど、決して目立った選手ではありませんでした。リトル、シニアを通して9年間に渡って接した鈴木彰宏監督は「良いものがあったけど、今一つ優しさが出てしまう子。厳しいことばかり注文していた」と振り返ります。ときには涙を流すこともあったそうですが、当時の悔しさが高校から先の野球人生に繋がったとのこと。浜松商、神奈川大で飛躍的な成長を遂げ、プロ入りを実現しました。ただ、本当の勝負はここから。育成から支配下へ。まずは、武器の守備力を生かして這い上がってほしいです。(編集部・栗山)

12222

<写真上/現団員から花束を贈呈された佐藤太陽>
<写真下/左から鈴木彰宏監督、佐藤太陽、鈴木叶>

| | コメント (0)

2024年12月17日 (火)

【くふうハヤテ】新入団選手を発表!

 プロ野球・ウエスタンリーグのくふうハヤテベンチャーズ静岡が昨日、2025年度の新入団選手を発表しました。

 静岡から巣立った選手では鈴木将平(静岡高出身)、大石航(藤枝明誠出身)、塩﨑栄多(浜松工出身)が名を連ね、高校生からは知徳で主将を務めた松本陣がトライアウトを突破してハヤテのユニフォームに袖を通します。
12171_20241217085201  また、静岡大学リーグから第1号となったのが足立真彦(静岡大出身)。大学卒業後、全足利クラブを経て、信濃グランセローズに入団。2023年にセーブ王のタイトルを獲得すると、今シーズンは先発に回り8勝をマークしました。ハヤテへの入団が決まり、「静岡という土地に縁も感じていますし、これからさらに成長出来る環境に身を置ける事を嬉しく思っている」と感謝の言葉を口にし、「1日1日を大切に、自分の目標に向けて日々進歩しながら進んでいきたい」と意気込みを示してくれました。先発でも中継ぎでも、どちらもこなせて結果を出せる貴重な存在。チームの躍進に向けて、欠かせない存在になりそうです。(編集部・栗山)

<写真/静岡大時代、静岡庵原球場(現ちゅ~るスタジアム清水)で投げる足立真彦>

★ハヤテ新入団選手

【投手】
宮路悠良(IL徳島)
足立真彦(BC信濃)
倉橋瞳人(BC埼玉)
笠島尚樹(巨人)
濵本建(九州産業大)
大石航(日本経済大)
佐藤宏樹(ソフトバンク)
高取将之介(NOMOベースボールクラブ)
野里慶士郎(BC埼玉)
落合秀一(IL高知)

【捕手】
稲田太陽(旭川ビースターズ)

【内野手】
松田憲之朗(王子)
張賢眞(IL徳島)
和辻大輝(BC信濃)
松本陣(知徳)

【外野手】
平尾柊翔(八戸学院大)
鈴木将平(西武)
塩﨑栄多(IL徳島)
江口聡一郎(ホグレルベースボールクラブ)

| | コメント (0)

«「いわた野球フェス」が開催されます!