2017年5月27日 (土)

今春の県優勝・吉田中を取材してきました!

 ここ数週間、『静岡高校野球2017夏直前号』の取材・編集作業でバタバタとしてしまい、ブログが更新できず、すみませんでした。現在、たくさんのチームの練習や試合を毎日のように回っていますので、少しずつ、このブログでもレポートしていきます。
 今年の『静岡高校野球』ですが、現在6月21日発売予定で進めています。詳細は来月の10日前後くらいから紹介できればと思っています。もう少々、お待ちください!

05271_4 それとは別に、先日、『中学野球太郎』(5月27日発売)の取材で吉田中に伺ってきました。以前から、澤入信也監督の「無安打で勝つ野球」に興味があり、今回、じっくりと練習を見ることができました。正直、「ここまでやるのか!」というほどの緻密さと徹底さで、トレーニング方法も、手作りで器具を作っていたりと面白かったです。
 吉田中は、今春の県選抜大会で優勝。4月の全日本の県大会では東海大静岡翔洋中に敗れ、準優勝に終わりましたが、毎年のように県上位で戦えるチームが出来上がります。その秘密が少し分かりました。今後も注目していきたいチームです。(編集部・栗山)

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2017年5月 6日 (土)

御殿場・小山定期大会で御殿場西が3年ぶりにV!

 昨日は小山球場で開催された第32回御殿場・小山高校野球定期大会を取材してきました。御殿場西が3年ぶり28回目の優勝。「森下野球」が少しずつ浸透してきたと感じた1日でした。

05061_3
<1回戦>
御殿場南 6-3 御殿場
御殿場西 9-1 小山(7回コールド)

<決勝>
御殿場西 5-0 御殿場南

★最優秀選手賞…松野隆成(御殿場西)
★優秀賞…夏賀貞伍(御殿場西)、小野隼輝(御殿場南)、勝又隆斗(御殿場)、石田泰輝(小山)

 過去2年、優勝を逃している御殿場西。試合前から「今大会は絶対に優勝する」という気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
05062 1回戦では前年優勝の小山相手に、初回から4回まで毎回得点。投げては1年生左腕の中村隆一が7回を1失点に抑える好投でコールド勝ちを決めます。
 御殿場南との決勝戦では4回に4番・佐藤光史の三塁打を足掛かりに先制。その後、1対0のまま試合が進みますが、7回に一挙4点の猛攻。リードを5点に広げます。森下知幸監督が決勝戦のマウンドに送ったのは、またも1年生。フォームのバランスがいい右腕の船田涼太が5回を無失点に抑えます。6回からは3年生の小澤蓮が3イニング、最後は工藤勇人が1イニングをピシャリと抑え、優勝を決めました。
 最優秀選手賞を獲得したのは「3番セカンド」の松野隆成。1回戦で高校初となる本塁打を右中間スタンドへ。決勝でも貴重なタイムリーを放つ活躍を見せました。試合後、「森下監督に打ち方を教わって、打球が上がるようになった」と嬉しそうな表情を浮かべていました。小柄ですが、50メートル6秒1の俊足に、しっかりバットを振り切れる選手。夏までの2か月で、まだ伸びそうな感じがします。
 
05063 準優勝の御殿場南では、エースの山﨑大輝がキレのいいストレートと落ちるボールを武器に、堂々の投球。終盤につかりましたが、持ち味は存分に発揮していました。(編集部・栗山)

<写真上/最優秀選手賞を獲得した松野隆成(御殿場西)>
<写真下/高校入学後、本格的に投手になったという山﨑大輝(御殿場南)>

 

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2017年5月 3日 (水)

練習試合 菊川南陵vs清流館

★5月3日 練習試合 菊川南陵グランド 晴   

 チーム
清流館 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
菊川南陵 0 0 0 2 0 2 0 0 × 4

 今日は県大会準々決勝がありましたが、菊川南陵のグランドに行ってきました。
 菊川南陵は昨秋は県大会を逃し、今春は初戦敗退。それでも、選手個々のポテンシャルなら、今回、県ベスト8に残ったチームと遜色がないと感じました。
 エース・村田凌基(180cm72Kg、右投右打)は130キロ台中盤のストレートを投げ込む速球派で、キャッチャーも今年の県内でトップクラスの強肩・大津留瑠基(173cm69Kg、右投右打)。ショートの池坊建心(172cm69Kg、右投左打)はスイングが速く、守備もうまい。去年から下級生主体のチームだっただけに、力があるのは当然と言えば当然ですが、シートノックを見て、「なんだこれ!」と驚くレベルの高さでした。
05031 試合前、坂口明彦監督が「夏は何か一つ噛み合えば、一気に頂点まで行く可能性がある」とおっしゃっていましたが、その言葉も大げさに聞こえませんでした。

 将来性なら、途中から登板した2年生のグッドイヤー旭飛ウエスリー(183cm66Kg、右投右打)でしょう。父親はイギリス人で、小さい頃は俳優としても活躍。東京出身の選手で中学時代から注目投手だったと聞きます。
 立ち姿が、いかにも本格派のスタイル。マウンドに上がると、フォームのバランスが良く、肩・ヒジも抜群に柔らかいです。現状、05032_2球速は120キロ前半ですが、想像できない伸びしろの大きさがあります。独特もキレのいいカーブも魅力。来年の今頃、どこまでスケールアップできているのか楽しみです。

 一方、清流館では、左腕の増田凌典(175cm60Kg、左投左打)が完投。腕が少し遅れて出てタイミングが取りづらく、変化球もまとまっています。真上から投げ下ろすので角度も十分。振り回してくるチームはハマってしまいそうなタイプだと思いました。(編集部・栗山)

<写真上/今年の秋以降が楽しみなグッドイヤー旭飛ウエスリー(菊川南陵)>
<写真下/春は常葉大橘打線を5点に抑えた増田凌典(清流館)>

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2017年4月30日 (日)

春季県大会2回戦~愛鷹球場レポート

 本日、春季県大会は2回戦8試合が行われ、夏のシード、8校が決まりました。磐田東、掛川東、清水桜が丘は初のシード獲得です!

<シード校>
静岡/東海大静岡翔洋/磐田東/藤枝明誠/島田商/掛川東/掛川西/清水桜が丘

★第1試合 藤枝明誠4-1飛龍

04301 中部4位の藤枝明誠が東部1位の飛龍を下した。
 3回、二死満塁から4番・中田悠斗のレフト前タイムリーで2点を先制。さらに、6回には久保田蒼布のタイムリーなどで2点を加えた。投げては変則右腕の久保田が低めを丁寧に突く投球で好投した。一方の飛龍は毎回のように出塁するも、あと一本が出なかった。

藤枝明誠・光岡孝監督
「地区大会で負けてから、もう一度、自分たちの力を見つめ直しました。決して力はないが、今日はウチらしい試合が出来たと思います。次の島田商さんには地区大会でコールド負けしているので、リベンジしたいです」

<写真/県大会にきて状態が上がってきた久保田蒼布(藤枝明誠)>

★第2試合 掛川西7-0知徳

04302 掛川西が知徳の好投手・森伊晃基を打ち崩した。3回、1番・今駒郁希のタイムリーなど4連打で一挙4点を奪った。エースの川合勇気は抜群の制球力を武器に、知徳打線を封じる。終盤、川合に疲れが見えたものの、9回に今駒の本塁打が飛び出し、試合が決まった。

掛川西・木村幸靖監督
「この春は、冬にやってきたことを出し切ろうという考えでやっています。これでまた一つ、公式戦が戦えるので、経験を積んでいきたいです」

掛川西・今駒郁希捕手
「(3回のタイムリーについて)試合前から森伊投手の落ちるボールについていこうと思っていました。狙い通りです。川合は、昨日よりも球はきていませんでしたが、ピンチで低めに投げてくれました」

<写真/先制タイムリーと本塁打を放つ活躍を見せた今駒郁希(掛川西)>

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2017年4月29日 (土)

春季県大会1回戦~浜松球場レポート

 今日から春季県大会が始まりました。浜松球場では、常葉大菊川、掛川西の西部勢がそれぞれコールド勝ちを決めました。

★第1試合 常葉大菊川11-0藤枝北(5回コールド)

04291 常葉大菊川は初回、一死満塁から5番・名古路凌の左中間を破るタイムリー三塁打で3点を先制。さらに、2回にも3点を加えると、4回にはまたも名古路のタイムリーなどで4点を挙げた。投げては先発の安井龍が4回、2番手の松本宰が1回を無失点に抑えた。

常葉大菊川・高橋利和監督
「名古路は地区大会からの好調を維持してくれています。全体的に夏までにもう少し、守備のスピードを上げて去年のレベルに近づきたいです」

<写真/4回無失点の安井龍(常葉大菊川)>

★第1試合 掛川西10-3静岡東(8回コールド)

04292 掛川西は2対1で迎えた5回に打線がつながった。二死から川合勇気がセンター前安打で出塁すると、松本拓己の二塁打、鈴木健仁の三塁打など5連打。一挙4点を奪って試合を優位に進めた。投げては先発・川合のストレートが回を追うごとに低めに決まり、6回を1失点に抑えた。一方、静岡東はエース・水野太郎が指の捻挫の影響で、本来のストレートのキレを欠いた。

掛川西・木村幸靖監督
「選手たちは『ここでやらなきゃ』という気持ちが強すぎて、序盤は空回りした部分があった。地区大会が終わってから、バッティングに時間を割いてきたので、それが5回の連打につながったと思います」

<写真/投げては6回1失点、打っては5打数4安打の川合勇気(掛川西)>

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2017年4月25日 (火)

愛知大学リーグ2部で静岡出身選手をチェック!

 23日は愛知大学リーグ2部の試合へ。静岡出身選手をチェックしてきました!

04251 第1試合は同朋大と名古屋学院大の対戦。同朋大の「4番セカンド」で出場したのが長嶋萌(静清出身)でした。長嶋は6回に右中間へタイムリー二塁打を放つと、8回にはセンター前安打。攻守でスピード感がありました。
 じつは、この日、楽しみにしていた選手の一人が名古屋学院大の高橋卓矢(掛川西出身)でした。身長188センチの長身右腕。高校3年間では未完成でしたが、大学3年となった今春、リーグ戦で投げたという情報を聞き、どう化けているのか気になっていました。この日はベンチ外でしたが、島田行雄監督に話を伺うと「オープン戦では好調だった。成長しているのは間違いない」と期待している様子。次はぜひ、投げる姿を見たいと思います。

042502 第2試合は愛知学泉大と愛知東邦大。愛知東邦大は、飛龍出身選手がスタメンにズラリと並びました。「2番レフト」の小久保瑞樹、「5番ファースト」の西川拓登、「9番セカンド」の菖蒲怜です。2点を追う8回、先頭の菖蒲が安打で出塁し、無死一二塁から小久保が一発で送りバントを成功。この飛龍勢の活躍が一挙4点につながり、愛知東邦大が逆転勝ちを飾りました。
 もう一人、愛知東邦大では、静岡蒲原シニア出身の川上和輝が途中出場。東海大甲府時代は3年春にセンバツに出場した経験を持つだけに、1年生とは思えない落ち着いたプレーが印象に残りました。(編集部・栗山)

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<写真上/4番を務める長嶋萌(同朋大)>
<写真中/1年生ながらスタメン出場する小久保瑞樹(愛知東邦大)>
<写真下/愛知東邦大の静岡出身選手。左から菖蒲怜(飛龍出身)、西川拓登(飛龍出身)、小久保瑞樹(飛龍出身)、川上和輝(静岡蒲原シニア出身)、友部誠(清水西出身)>

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2017年4月18日 (火)

髙橋遥人を見てきました!

04181 今日は朝から神宮球場に向かい、亜細亜大対東洋大の試合を見てきました。        

 もちろん、お目当ては常葉橘出身の髙橋遥人。4日の開幕戦では先発し、7回1失点の好投を見せた最速151キロ左腕がどんな進化を見せているのか、楽しみでたまりませんでした。
 しかし…、今日は苦しんでいる様子がスタンドからでも分かりました。試合前の投球練習から何か体が重そうな雰囲気。試合に入っても、腕の振りの鋭さに欠け、球速も140キロ前半そこそこ。変化球にもキレがありませんでした。
 3回に相手の2番打者にレフトスタンドへ3ラン本塁打を浴びると、イニング間にはブルペンに行き、感覚を戻しているようでしたが、5回、6回と大量失点。結局、6回を投げて、四死球8、被安打8、失点8という結果に終わりました。それでも、最後の6回には髙橋らしい、打者の膝元に決まる143キロのボールもありました。このイメージを大切に、次の登板機会に備えて欲しいと思います。(編集部・栗山)

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2017年4月17日 (月)

沼津東・勝又健太監督が初陣を飾る!

 昨日は東部地区大会準決勝の様子をチェックしつつ、沼津東グランドで行われた沼津東、御殿場西、静岡高による練習試合を見てきました。

04171 沼津東は、4月に赴任した勝又健太監督が第1試合で初采配を振るい、御殿場西に快勝(11対3、7回コールド)。初陣を飾りました。勝又監督は沼津東から早稲田大に進学。3、4年時にはベンチ入りを果たしました。(大学時代のインタビュー記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2013/12/post-e671.html
 当時から「母校で甲子園に行きたい」と語っていましたが、まさか、ここまで早く母校に戻ってくるとは驚きでした。大学卒業後、沼津東で1年間コーチを経験し、昨年4月から今年3月まで市立沼津で副部長を務めました。春季大会では市立沼津の指揮をとり、沼津東と対戦したというのも何かの因縁でしょう。
 この日の第3試合ではセンバツ出場の静岡高と対戦。エース・佐竹陽希が低めに強いストレートとチェンジアップを武器に5回まで2失点の好投を見せると、6回に7番・髙木碧海の本塁打などで一挙4点を奪い、5対4とリード。8回にも3点を挙げたものの、最後はサヨナラ負けを喫しました。勝又監督は「静高さんの『ここ』という場面の集中力がすごい。あのあたりがウチとの差」と試合を振り返り、悔しそうな表情を浮かべていました。
 今後、伝統校でどのような野球を展開していくのか注目していきたいです。

 また静岡高では2試合目に先発した鈴木翔也が県大会に向けて期待を抱かせる安定した投球を披露。御殿場西は1年生が多数出場し、面白そうな選手も発見しました。(編集部・栗山)

<写真/母校の監督として初采配を振るった勝又健太監督>

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2017年4月16日 (日)

春季東部地区大会7日目(4月16日)~愛鷹球場レポート

 東部地区大会準決勝は、知徳と飛龍が勝利しました。

<愛鷹球場>
知徳 3 - 0 市立沼津
飛龍 3 - 2 日大三島

04161 第1試合は知徳の森伊晃基(3年)が2安打完封でチームを勝利に導きました。ストレートの球速は130キロ前後も伸びのある球筋。変化球も知徳伝統のスプリットに加えて、この日はカットボールが冴え渡りました。終わってみれば、10奪三振の快投でした。
 昨年は夏から秋にかけて不調だった森伊。球速が一時110キロ台まで落ちてしまったこともあったそうです。そこから立て直し、この春、見事に復調。先日はセンバツに出場した日大三(東京)との練習試合でも好投していたそうです。投げれば投げるほど状態が上がってきているだけに、県大会では、さらにワンランク上の投球が期待されます。(編集部・栗山)

<写真/完封を飾った森伊晃基(知徳)>

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2017年4月15日 (土)

春季東部地区大会6日目(4月15日)~裾野球場レポート

 市立沼津、日大三島がベスト4進出を決めました。

<裾野球場>
市立沼津 3 - 0 桐陽
日大三島 9 - 2 富士宮北(7回コールド)

04151_2 第1試合は市立沼津の2年生エース・横山大知が完封を飾りました。ストレート、変化球ともに低めにコントロールされ、ランナーを出しても、その後をしっかりと抑える見事な安定感。崩れる要素が見当たりませんでした。
 桐陽で注目したのは長身左腕・近藤蒼大。昨年の春に見たときから、気になっていた投手です。初回はいい形で三者凡退に抑え、このままいくかなと思った4回でした。先頭の打者に死球を与えると、その後、連打を浴びて2失点。続く5回には四球とエラーが絡んで1失点。それでも、4、5回以外は無失点に抑え、9回まで投げ切ったのは県大会に向けて収穫だと思います。1年前よりも右手のグローブの使い方がうまくなり、バランスのいいフォームに変わりつつありました。
 
 04152_2第2試合は7回の1イニングのみ、プロ注目の日大三島・海野陽日が登板しました。打者4人に対して、1安打2三振。「今年初の公式戦で少し力んでしまった」と本人が言うように、ストレートが高めに抜けることもありましたが、最後の打者を三振にとった低めのストレートはキャッチャーミットに突き刺さる、まさに剛球でした!
 また、先発の土屋良介もキレのあるストレートを投げ込み、持ち味を発揮。リーチが長い分、打者から見た体感速度は速く感じるはずです。今日は打っても3回にレストスタンドへ本塁打。身長の割に、まだ体の線が細いだけに、大学で力がついてきた時にグッと伸びそうなタイプだと思います。(編集部・栗山)

<写真上/桐陽打線を完封した横山大知(市立沼津)>
<写真/投打で活躍の土屋良介(日大三島)>

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