2010年2月 9日 (火)

伊豆市で中学硬式の交流大会が初開催!

 先週の土曜日は、中学野球の「伊豆市交流大会2010」を見てきました。この大会は、シニアリーグ、ボーイズリーグの交流を目的として、今年から始まった大会。主に、伊豆市を舞台に、計13チームが参加して熱戦が繰り広げられました。伊豆地方は、僕が住んでいる遠州地方に比べて温暖で、この時期に野球をやっても十分に動ける環境です。ちなみに、参加したのは以下のチームです。

★シニア…伊豆市、庄和、小金井、国分寺、世田谷西、東練馬、中野、八千代中央、富士河口湖、神奈川綾瀬、愛知江南

★ボーイズ…前橋中央、スルガマリン

 この中で僕が注目した対戦は、伊豆市リトルシニア対前橋中央ボーイズの試合です。昨秋のクラストカップの静岡県大会を制した、伊豆市リトルシニアに関しては、11月12日のブログで紹介しています。

 試合は、前橋中央ボーイズが序盤から大量リードを奪い、そのまま勝利。さすがにボーイズリーグの強豪チームらしく、全体的に体格のいい選手が多く、打球に勢いがありました。 

1002061_3   そんな中、伊豆市リトルシニアで一人気を吐いたのが水口潤哉。一緒に観戦した伊豆市リトルシニアの会長を務める土屋伸司さんによると、昨春の静岡国際陸上で行われた「中学の部4×100リレー」で修善寺中が優勝したときのメンバーだそうです。第3打席で左中間を破ると、一気に三塁を狙います。上体のブレが少ない走り方は、まさに陸上選手。相手の好返球に阻まれ、三塁でアウトになりましたが、素質の片鱗を感じることができました。

 伊豆市リトルシニアは、野球だけでなく、将来に役立つ人間形成をモットーに取り組んでいるチームです。例えば、テスト前に心配な選手は、あえて練習を休ませて、勉強に取り組ませるそうです。将来、野球だけでなく、社会人として活躍して欲しいという思いが詰まった温かいチームです。
 前橋中央ボーイズでも同様のことが行われているようで、野球1002062_2 が教育に生かされていくのはいいことだと思います。

 試合中、そんな 話をじっくりと教えてくれた土屋さんの本業はとんかつ屋さん。試合後は、土屋さんのお店「野風増」でとんかつに舌鼓を打ちました。それについては、近日中にアップします!

<写真上/俊足強打の選手として将来性が光る水口潤哉(伊豆市リトルシニア)>

<写真下/監督の話に耳を傾ける伊豆市リトルシニアの選手達>

2010年2月 3日 (水)

オフシーズンは図書館めぐり!

 オフシーズンや季節に変わり目になると、僕は三重や愛知の図書館に行きます。
 
 目当ては地元の新聞。三重では伊勢新聞、愛知では三河新聞など、各地の新聞のスポーツコーナーには中央球界はおろか、東海地方でも無名の逸材が隠れていることがあるんです。
 
 先日、僕が行ったのは三重の桑名中央図書館です。ここは、メディアライブという建物の中1002031_15 あり、比較的、新しい図書館です。今回は、昨秋に行われた高校野球の1年生大会の記録探しがメインだったのですが、過去の新聞をめくっていくうちに気になる記事が次々と出てきます。特に、三重県の大学野球の情報は、静岡に住んでいると、なかなか手に入りづらいもので、思わずコピーしました。

 目当ての1年生大会の情報では、二塁打、三塁打を固め打ちしている選手を発見。三重の地主和真(168cm63kg、右投左打)です。センバツにも出場しますのでチェックしようと思っています。

2010年2月 1日 (月)

今年初の菊川ウオッチング!

 いよいよプロ野球がキャンプインしましたね。このブログも、そろそろエンジンをかけていこうと思います。

 さて、先日、常葉学園菊川の練習を見てきました。常葉学園菊川のグラウンドは、小高い201001231位置にあるため、例年、冬は冷たい風が吹き荒れます。したがって僕は、服を着こんでいったのですが、それでもジッと立っているのは、さすがに辛かったです。途中でネットの裏を歩いたりして、体を動かしながら観戦しました。

 そんな寒さの中、バッティング中心の練習では、快音が聞こえてきます。1月の時点で、これだけバットが振れているチームも少ないのではないかと感じました。

 バッティング練習で僕が凝視したのは、1年秋から注目してきた桒原凌(180cm78kg、右投右打)です。右のスラッガーとして、高校通算32本塁打をマーク。常葉学園菊川の場合、練習試合で強豪チームと対戦することが多いだけに、この本塁打数は十分に価値ある数字だと思います。

 入学時から桒原を見てきた佐野心部長は「ウチのチームで、この時期で32本を打っているのは、聞いたことがないですね。今まで長谷川裕介(現法政大)、前田隆一(現立教大)、酒井嵩裕(現亜細亜大)といった右の強打者がいましたが、飛ばす能力は歴代トップクラスでしょう」。さらに、桒原の長所についても面白い話が聞けました。「彼の場合、長打にできるポイントが多いんですよ。ボールを乗せて打つ技術を持っている。木製バットでも通用する打ち方です」と、太鼓判を押してくれました。

201001232_3  この日の桒原は、右方向に打ち返す打撃が目につきました。意識して、右打ちに取り組んでいるようです。しかし、最後の打席では、思い切って引っ張りのバッティング。桒原らしい、滞空時間の長い打球がレフト方向へ飛んでいき、フェンスを越えました。

 練習後、桒原に話を伺うことができました。「今は窮屈な打ち方で、どこだけ対応できるかを意識しています。自分は飛ばす能力には自信を持っているので負けたくないです」とのこと。さらに、将来については「出来るなら、高校卒業後、すぐにプロにいけるような選手になりたいです」と語ってくれました。本塁打数を50本くらいまで近づいてくれば、本人が目標とするプロも見えてくるのではないでしょうか。

 もう一人、今年の常葉学園菊川で期待している選手がいます。ピッチャーの伊藤彰悟(185cm71kg、右投右打)です。佐野心部長によると「素材的に素晴らしいものを持っているのは間違いないです。ただ、もう一つ、殻を破ることができない…。現在、130キロ前後の真っすぐが145まで上がってくればドラフト候補になりますよ。何とか、夏までにそこまで持っていきたいですね」。

 長身、長い手足、柔らかいフォーム。キャッチボールを見ているだけで、逸材の匂いがしてきます。佐野心部長のコメントのように、140キロを超えてくるのでしょうか。期待が高まってきます!

<写真上/常葉学園菊川のバッティング練習の様子>

<写真下/今年の静岡県注目打者の桒原凌(常葉学園菊川)>

★桒原凌、伊藤彰悟の記事はこちらもどうぞ!

http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/03/post-5e8e.html

http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/06/post-bb76.html

http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/11/post-2a96.html

2010年1月20日 (水)

松井&麻生に会ってきました!

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も静岡を中心に、東海地方の有望選手を発掘&紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 早速ですが、僕の今年の初球場詣は今月16日の戸田球場でした。お目当ては、昨年ヤクルトに指名を受けた日大国際関係学部の松井淳と、麻生知史が参加している新人合同自主トレです。松井は前日の新聞でも、「ブンブン丸」と紹介されるなど、首脳陣に期待されているようなので、気になっていました。

 新人合同自主トレは、入念なストレッチから始まりました。とはいえ、ゼッケンなど名前1001161_2 がわかるものをつけていないので、この時点では松井も麻生も確認できず。ようやくわかったのは、ランニングに入り、近くを走っている姿を見てからでした。松井は逞しい下半身、麻生は前かがみの走り方が特徴的。このランニングでは、新人選手たちの表情まで見てとれました。

 しかし、この新人選手たちばかりを見つめているのを許さないような音がブルペンから聞こえてきました。早速ブルペン前に陣取った僕が見たのは山本斉、高市俊、加藤幹典の3投手。まだ自主トレも始まったばかりなので、キャッチャーを立たせてのピッチングでしたが、さすがプロというキレ、スピードです。全員、アマチュア時代を知る投手でしたが、プロの世界でもまれ、一回り大きくなった印象。僕の目の自主トレにもなりました。

 そうこうしているうちに、新人選手は走塁練習に移っていました。並み居る新人選手の中でも、松井の走塁は目立っていたように思います。足の速さはもちろん、ベース間を最短距離で結ぶような走塁は岩村明憲(パイレーツ)のようなイメージでした。その後、麻生は内野、松井は外野で守備練習を行い、最後はベンチ前のミーティングで練習終了。新人選手がグラウンドを出ると、一斉にファンが走り出し、選手たちを囲んでいました。

1001162  その中で、僕も2人に少しだけ話を聞くことができました。松井は、「自分の体の足りない所がわかりました。この自主トレで、そこを補っていくような練習をしたいと思います」と爽やかな答え。1軍キャンプを目指して、アピールしてほしいと思います。麻生は、「色々と体の動きから教えてもらっています。頑張ります!」と力強く答えてくれました。松井と違い、育成選手という立場の麻生。素質を開花させてほしいですね。

 2人はプロ選手らしく、写真撮影やサインなどファンサービスを行ってから、川沿いを寮に向かって帰っていきました。関係者ばかりの球場で大学時代は野球をやっていた2人。何万人の観衆の前で、プレーを見せてくれる日を楽しみに待っていたいと思います。

<写真上/自主トレで動きの良さを見せる松井淳>

<写真下/育成選手から支配下登録を目指す麻生知史>

※大学時代の松井淳の記事はこちらでご覧になることができます。動画もアップしています!→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/04/post-ad07.html

2009年12月29日 (火)

ありがとう!庄司隼人

 いよいよ、今年も残りわずかとなりました。あらためて今年の静岡県の野球界を振り返ってみると、「庄司イヤー」の1年だったと思います。

 「庄司隼人が甲子園で全国の強豪相手に投げる」。それは、静岡の野球関係者と多くのファンが12291 待ち望んでいたことではなかったでしょうか。中学時代、最速144キロをマークした庄司、さらに周りを固めるレベルの高い選手たち。僕も甲子園には、1回だけでなく、2回、3回と出場すると見ていました。ところが、常葉学園菊川の黄金時代も重なり、あと一歩や二歩のところで足踏みが続きました。

 おそらく、庄司本人も相当苦しんでいたはず。どうしても勝たなければいけないという重圧から、本来のダイナミックなプレーが影を潜めていた時期もありました。それが、吹っ切れたのが今夏の甲子園。すべての重圧から解放されて、彼本来のやりたかったこと、それが実現できていたように感じました。

 僕も庄司のプレーや言動を、この1年間、大いに楽しませていただきました。この場を借りて、本当に「ありがとう」と言いたいです。これだけのスケールを持った選手が今後、静岡県から出現するのは、なかなか容易いことではないでしょう。庄司はそれだけの逸材だったと思います。

 さて、そんなことを考えながら、昨日、本屋さんにブラリと立ち寄ると、庄司隼人、常葉学園橘を取り上げた2冊の雑誌があったので、ともに購入。一冊は、本人&母・恵美子さんを取り上げた『輝け甲子園の星』。この雑誌らしく庄司のプライベートから、さらに裏話まで載っていて、貴重かつ面白いインタビューでした。

12292_6    もう一冊は、『ベースボールクリニック1月号』で、夏の甲子園での「高知vs常葉学園橘」について、それぞれの監督が試合を振り返っているという企画。高知の島田達二監督が、常葉学園橘に対し、「以前、明治神宮大会で戦った常葉学園菊川と雰囲気が似ていた」という話は興味深かったです。

 また、『中学野球小僧』でも常葉学園橘の中高一貫についての記事があります。庄司をはじめ、専修大に進む川口雄佑、中学のエース兼主将の青島勢奈などのインタビューが掲載されています。

 年末年始、時間のある方はチェックしてみてください。

 では、皆様、よいお年を!

2009年12月23日 (水)

静岡東を訪問!

 今夏の静岡県大会、静岡市立対静岡東の試合を観戦した際に、気になる2年0912201生スラッガーがいました。静岡東の稲葉瞬(182cm70kg、右投右打)。センターを守り、僕が見た静岡市立戦でも2安打を放ちました。

 この秋、もう一度見たかったのですが、日程が合わず、12月になってしまいました。そこで先日、電話で安井信太郎監督に連絡し、稲葉についての話を伺うことにしました。「稲葉の身体能力は素晴らしいです。100メートルを11秒7。これは校内でトップの記録です。長打力もあり、ここまで本塁打は通算で27本です」。これは、かなりの隠し玉か…。

 2日後、いてもたってもいられず、稲葉を見るために静岡東のグランドに足を運びました。

 僕がグランドに着くと、選手たちは近くの山へトレーニングに行っているようでした。少し待つと、トレーニングに付き添っていた安井監督が僕を迎えてくれました。

 すでに、この日のバッティング練習が終わってしまい、これから年末ということで、マイクロバスの洗車を行うとのこと。しばらく、安井監督に話を伺うことにしました。

 安井監督は、静岡東のOBで、筑波大ではレギュラー選手として明治神宮大会で優勝を果たします。その後、春野で監督を務めたのち、母校に赴任しました。2006年の夏の静岡県大会でベスト8進出を果たすなど、近年、安定した力を発揮するとともに、好選手を輩出しています。

 安井監督と話した中で印象に残っているのは、「うちは、野球だけでなく、勉強も重点においていますから、練習時間は短いですよ。それだけに、いかに工夫して密度の高い練習を行うかを常に考えています」ということです。進学率が高く、野球部だけでも、早稲田大や立教大などの有名私大から、国公立大へも進んでいる静岡東。ストップウオッチを使うなどして、常に無駄のない練習を行っているようでした。

 そして、1時間程度が過ぎ、グランドを見ると、選手たちがアメリカンノックを行っていました。注目の稲葉もノックを受けていて、ストライドの大きさ、下半身の逞しさを確認することができました。

 「この秋は不調でしたけど、それでもホームランを積み重ねてきました。最近、ポイントを 掴んできましたので、来年は絶対に楽しみな選手です。今日のロングティーでも、かなりの飛距離を出していましたよ」

  安井監督の稲葉に対する期待を聞けば聞くほど、早く来春の練習試合で見たくなってきました!

<写真/アメリカンノックを行う静岡東>

2009年12月21日 (月)

「野球小僧稔」で乾杯!

0912191  先週の土曜日、静岡市にある野球居酒屋「野球小僧稔」に行ってきました。今年、3月にリニューアルオープンしてから初めて伺ったのですが、店内は座敷(「野球小僧稔」ではBOXシートと言うそうです)もあり、以前の店と比べると格段に広くなりました。

 それでも、現役選手やOB選手、そしてアマチュア選手まで、多くのグッズが飾られていて、まだスペースが足りないのでは? と思ってしまうほど。相変わらず、天井までぎっしりでした。なかでも、某有名指導者の絵画は、かなりレア度が高いです。野球を題材とした作品を見ながら、「こんな一面もあるんだ」とビックリしました!

0912192  情報通の店主・神谷稔さんと、様々な野球談議をつまみに、今回も美味しいお酒を飲むことができました。

 「野球小僧稔」の詳しい案内は、3月3日のブログをご覧ください!

<写真/店内に飾られる貴重なグッズ。見ているだけで飽きません>

2009年12月16日 (水)

中京大中京の練習を見てきました!

0912131  先週の日曜日は、中京大中京の練習を見てきました。今夏の甲子園を制したチームが、どんな練習を行っているのか気になっていました。

 大きなバックネット裏のスタンドに腰を下ろすと、すかさず女子マネージャーが座布団とコーヒーを持ってきてくれました。(ありがとうございました!)名門だけに、OBなども練習を見にきていると思っていたのですが、見ていたのは僕と、勉強にきていた野球少年のみ。静岡県の強豪チームだと休日の練習にも多くのファンが集まるだけに、これは意外でした。

 グランドに目を移すと、選手が一列に並んでティーバッティングを行っていました。ホームからライト0912132方向に向かい、約10選手が、外野方向に向かって打ち返します。下半身を目いっぱい使った、力強いスイングで、それを30分以上、淡々と続けていました。このティーバッティングは、体力を要求される上、小手先でなく、全身を使ったきっちりとしたフォームで打たないと、30分以上も続かないはずです。甲子園で見せた豪快なバッティングの源の一つを目撃することができました。

 センバツ出場が濃厚な中京大中京。夏春連覇を達成する力は十分にあると思います!

<写真上/バックネット裏にある甲子園100勝達成の記念碑>

<写真下/一列に並んでティーバッティングを行っている様子>

2009年12月13日 (日)

全日本少年春季軟式野球開催地枠決定戦 三方原クラブvs磐田東クラブ 

★12月12日 全日本少年春季軟式野球大会開催地枠全国出場決定戦 決勝 浜松球場  晴

  チーム
磐田東クラブ 0 1 0  0 0 0 0 0 6 7
三方原クラブ 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2

<延長9回>

 昨日は、来春の全国大会の開催地枠を決める準決勝、決勝戦を観戦。磐田東クラブ0912121 が第1回大会の出場を決めました。

 この磐田東クラブの特徴は、ほとんどが1年生ということ。2年生はスタメン9人中、1人のみ。その他は、すべて1年生という珍しいチームです。中学野球の場合、1学年が違うだけで、体格がかなり違います。それだけに、高校野球以上に、最上級生中心というチームがほとんどです。

 決勝戦は2回、磐田東クラブが高梨の二塁打を足がかりに、加藤のタイムリーで1点を先制します。その後は磐田東クラブのエース・辻本宙夢、三方原クラブのエース・石上の投げ合いが続きます。

0912122  辻本は、少年野球の「磐田スモールキング野球少年団」時代から活躍したピッチャーで、中学1年生とは思えない球威と制球力を持っています。大きく振りかぶり、体全体を使うフォーム。体のバネがありそうな感じで、腕の振りも鋭いです。スピンのかかった真っすぐが低めに集まる逸材です。

 一方の石上は、右の本格派タイプ。しなやかな腕の振りから、右打者の内角低めに決められるコントロールと縦の緩いカーブを投げ込みます。

 試合は、磐田東クラブがリードし、終盤に進みます。そ0912123_2 して迎えた7回裏、二死から三方原クラブが二死2塁のチャンスの作ります。ここで、代打・芹沢がレフト前にタイムリー安打。土壇場で同点に追いつきます。これで勢いづいた三方原クラブは、タイブレーク(無死満塁からのスタート)となった延長8回を無失点に抑えます。ところが、その裏、磐田東クラブの辻本が気迫のピッチングを見せ、得点を許しません。

 直後の9回表、磐田東クラブが、辻本がレフトオーバーの二塁打、さらに高梨も二塁打で続くと、その後も猛攻。一挙6点を奪い、試合を決めました。

 昨日のしびれる試合をものにし、優勝を決めた磐田東クラブ。この1年生チームが、全国の強豪相手にどこまで戦うことができるのか? 地元開催となる全国大会が今からすごく楽しみです。

<写真上/全国大会出場を決めた磐田東クラブ>

<写真中/1年生ながら投打で大活躍を見せた辻本宙夢(磐田東クラブ)>

<写真下/本格派右腕として将来が楽しみな石上(三方原クラブ)>

■磐田東クラブ

■三方原クラブ

1番 右翼

大石

2番 二塁 大場
3番 投手 辻本
4番 左翼
5番 一塁 高梨
6番 中堅 加藤
7番 三塁 木村
8番 捕手 百鬼
9番 遊撃 寺田
1番 遊撃 山越
2番 二塁 飯島
3番 捕手 渡邉
4番 右翼 山本
5番 三塁 大澤
6番 投手 石上
7番 一塁
8番 二塁 有木
9番 左翼 木下
投手:辻本

投手:石上

2009年12月11日 (金)

草薙球場が改修工事へ

 すでにご存じの方も多いと思いますが、来夏の全国高等学校野球選手権静岡県大会のメーン球場が浜松球場に決まりました。草薙球場が改修工事に入るため、使用できなくなるためです。したがって、開会式は東部、中部、西部と分かれて実施され、準決勝、決勝は浜松球場で開催されます。

 たしかに、これまでの草薙球場は、両翼91m、中堅115mと狭く、現在はプロ野球の公式戦にも使用されていません。高校野球を見ていても、外野手の頭を越えれば、すぐにスタンドインという感じでした。それに比べ、浜松球場は両翼99m、中堅122mと草薙球場に比べれば広く、しかもフェンスが高いです。必然的に、ホームランが出づらいです。

 某高校野球の監督さんによると、「草薙球場は、パワーのある選手を何人も並べた、長打力のあるチームには有利だけど、機動力を使うところには厳しい球場です。外野手を後ろで守らせると、すぐ背後にはフェンスということもありましたね。あの球場で三塁打なんて滅多に出ないですから」と言っていました。

 この草薙球場に改修が、静岡県の高校野球界にどのような影響を及ぼすのか? まずは、改修後の姿が楽しみです!

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