秋季大会 掛川西vs御殿場西
掛川西が投打で圧倒し、準々決勝進出を決めました。初回、1番、2番が四球で出塁しますが、立て続けに牽制死。嫌な流れに成りつつありましたが、3番・吉田成和がレフトオーバーの二塁打、4番・江塚諭のセンター前へのタイムリーで1点を先制します。この3、4番が今年の掛川西を牽引する2人です。
まず、吉田は中学時代に大阪の羽曳野ボーイズで活躍。注目されて入部し、夏の大会でも安打を放ち実力の片りんを見せました。鋭い打球を放つバッティングは、ボールに食らいつくスタイル。ミート力が高く、確実性の高いバッターです。まるでPL学園の選手を見ているような野球的生命力の高い選手だと思います。
そして4番の江塚諭は190センチ85キロの大型スラッガー。これだけの体の持ち主なので、粗さのある選手と予想していましたが、見れば見るほど印象が変わっていきます。最近、特に目立つのが右中間方向へのバッティング。ライナーへの打球がグングンと伸びていきます。さらにレフト方向への豪快な本塁打が増えてくれば、ドラフト候補にも挙がる逸材ではないでしょうか。
県屈指の3、4番を要する掛川西。佐藤光部長は「選抜を狙える戦力」と言っていましたが、東海大会に出場するだけ実力は十分にあると見ています。あとは、東海大会を勝ち抜くだけの投手力がどこまで充実してくるのか。打線は得点能力があるだけに、ポイントは投手力です。
★秋季高校野球静岡県大会 2回戦 掛川球場 晴
掛川西 1002521 11
御殿場西 0000020 2 (7回コールド)
◆掛川西
1番ライト 松下
2番センター 縣
3番レフト 吉田
4番ファースト 江塚
5番サード 山崎
6番キャッチャー 勝又
7番セカンド 大角
8番ピッチャー 堀野
9番ショート 吉田
◆御殿場西
1番センター 野木
2番ライト 中里
3番サード 東原
4番キャッチャー 勝又
5番ファースト 佐藤景
6番ショート 伊藤
7番ファースト 鈴木
8番レフト 小島
9番セカンド 菅原
3番の吉田成和は羽曳野ボーイズから入部の大物
190㎝85㎏の大型選手・江塚諭が4番を務める
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