常葉学園菊川の練習を拝見!
今日は朝から常葉学園菊川のグランドに向かいました。常葉学園菊川のグランドは、小高い場所にあるため、冷たい風が吹き荒れる冬場の寒さは半端ではありません。それでも、今日の風は暖かく、十分に練習を見ることができる程度の体感でした。
野手陣はシートノックの後、走者をつけてのシートバッティング。僕は、常葉学園菊川の練習を見に行くようになってから、いつもこのシートバッティングに魅了されています。常に走者は次の塁へ、積極果敢な攻撃的走塁。少しでも躊躇すれば、チームメイトから容赦のない厳しい声が飛びます。全体的な流れも速く、これについていけないと、「常葉野球」の一員にはなれないのです。今日も、かなりの迫力で圧倒されました。
特に今秋のドラフト候補でもある栩木雅暢(捕手)の動きがよかったです。的確な状況判断、二塁への強いスローイングに加え、冬の間に体が大きくなっているのも好印象でした。
一方でブルペンを覗くと佐野心部長が見守る中、萩原大起、浅川将輝の2人が投げ込みを行っていました。2人とも、順調に仕上がってきている様子。萩原は球が散らばる場面がありましたが、クイックで投げると持ち前の剛球でコーナーにズバッと決めてきていました。また、浅川もキレのある速球とチェンジアップを捕手の構えるミットへ一直線。この時期でここまで投げることができれば申し分ないと思います。
今日は、冬場の練習だというのに、駐車場の7割くらいが埋まり、多くのファンが集まっていました。「常葉野球」のファンが確実に増えている印象があります。これは甲子園での活躍もありますが、従来の高校野球の固定概念にとらわれない「常葉野球」の面白さによるものだと思います。僕も、その中の一人です。
来週から実戦練習に入り、いよいよ3月8日の近江(滋賀県)戦を皮切りに全国の強豪校との練習試合が始ります。今年も、存分に「常葉野球」を堪能されてもらいます!
ブルペンで投げ込みを行う浅川将輝(写真/左)と萩原大起(写真/右)。今年の常葉学園菊川の2本柱として期待される!
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