春季大会 聖隷クリストファーvs常葉橘
★4月26日 春季高校野球静岡県大会 1回戦 草薙球場 晴
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<7回コールド>
昨日、春季高校野球の静岡県大会が開幕しました。僕はまず草薙球場に足を運びました。今日の草薙(というより静岡県全域)は、かなりの強風。日向で見ていても、風の影響で寒かったほどでした。
さて、注目は第2試合の聖隷クリストファー対常葉学園橘の一戦です。
常葉学園橘は注目のエース右腕・庄司隼人(175cm70kg、右投左打)が初回からエンジン全開。抜群の腕の振り、ヒジのしなりといった彼の財産をフル活用した勢いのある投球を披露します。安定したコントロールで常に投手有利のカウントを作り、打者を見下ろして投げていきます。変化球は、速いスライダーと緩いカーブのコンビネーション。ストレートは140キロ前後は出ていたかと思います。聖隷クリストファー打線を1安打に抑え込みました。この日の出来なら、ノーヒットノーランをやってもおかしくなかったと思います。僕は、これまで庄司の投球を5回くらい見ましたが、そのなかで昨日がベストピッチングでした。
この日の庄司はピッチングも良かったのですが、それよりも印象に残ったのは打撃でした。初回、レフトオーバーへの二塁打。2打席目の死球を挟み、3打席目は変化球に崩されながらも、センターオーバー。快速を飛ばして三塁打にします。そして、第4打席にはセーフティーバント。ファーストとセカンドの間にプッシュバント気味にきめます。
投げて、打って、走って、まさに庄司の一人舞台でした。
あくまでこの試合を見る限りですが、将来的には野手としての可能性を高く感じました。打撃に柔らかさ、特にボールをとらえるハンドリングの巧さがあるのは大いに武器になります。野手としてなら、十分にドラフトに指名されるレベルでしょう。
さて、これで29日の2回戦はついに「常葉対決」が実現します。公式戦で激突するのは昨年の春以来。常葉学園菊川のエース・萩原大起も140キロを超える速球を投げ込みます。今後の静岡県野球界の動向を占う意味でも大一番になりそうです。
■聖隷クリストファー | ■常葉学園橘 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:後藤 | 投手:投手 |
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