★4月19日 春季高校野球愛知県大会 2回戦 熱田球場 晴
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
計 |
中京大中京 |
0 |
0 |
5 |
3 |
2 |
4 |
14 |
享栄 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
<6回コールド>
一昨日は愛知県へ遠征です。愛知県大会の注目カード、中京大中京vs享栄の一戦を見てきました。
試合は中京大中京の圧勝でした。中京大中京は、ドラフト候補の堂林翔太が、先日の練習試合でヘッドスライディングした際に左膝の靭帯を痛めて欠場。それでも、充実した投手陣、安定した守備力、迫力ある強力打線は、現段階では東海地区No1だと思います。
なかでも光っていたのは、4、5番の2年生コンビです。4番の磯村嘉孝(右投右打) は、3回にレフト線へタイムリー。5番の森本隼平(右投左打)は、5回にファーストライン際を破る強烈なタイムリーで試合を決定づけます。両選手に共通しているのがスイングスピードが速く、体に柔らかさがあることです。2年生ながら、すでに風格も感じました。
一方、享栄の先発は左腕・村瀬大地(左投左打)。故障明けということもあってか3回途中で降板しましたが、右打者の内角低めへの速球に魅力を感じました。初回は磯村に対して徹底した内角攻め。最後は磯村がバットを出すことができず、見逃し三振。このコースに決まれば、強打の中京大中京打線といえども手が出ませんでした。夏までに140キロを超えてくれば、ドラフトの対象になってくる可能性は秘めています。
昨年から注目しているのがトップバッターの植松勇斗(左投左打)。体は小さいのですが、ガッツ溢れる選手で、昨秋はチームの東海大会出場に貢献しました。この日は初回に、レフトのファウルフライをダイビングキャッチ。フェンスぎりぎりなので恐怖心が出る場所なのですが、果敢に突っ込んでいく超ファインプレーでした。将来は先輩の上甲数馬(現JR東海)のような選手になるのかなと想像しました。
ちなみに、享栄は5回あたりから背番号18をつけた左投手がキャッチボールをしていました。気になって見ていると、どうやら1年生らしい。ヒジの使い方がきれいで、試合そっちのけで見てしまいました。名前は杉本力也(左投左打)。享栄は伝統的に左の好投手を輩出するチームです。また一人、楽しみな投手が出現しました。
<写真上/森本隼平(中京大中京)が、5回に一塁線へタイムリーを打った際の打撃フォーム>
<写真下/ガッツ溢れるトップバッター・植松勇斗(享栄)>
|
■中京大中京 |
■享栄 |
1番 |
ショート |
山中 |
2番 |
セカンド |
国友 |
3番 |
サード |
河合 |
4番 |
レフト |
磯村 |
5番 |
ファースト |
磯村 |
6番 |
ライト |
伊藤 |
7番 |
キャッチャー |
柴田 |
8番 |
センター |
金山 |
9番 |
ピッチャー |
山田 |
|
1番 |
レフト |
植松 |
2番 |
ショート |
丸田 |
3番 |
サード |
小野田 |
4番 |
キャッチャー |
松岡 |
5番 |
センター |
加納 |
6番 |
セカンド |
近藤 |
7番 |
ライト |
相澤 |
8番 |
ピッチャー |
村瀬 |
9番 |
ファースト |
杉浦 |
|
投手:山田 |
先発投手:村瀬-川口-長棟 |
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