名門・静高に板倉あり!
昨日のブログで紹介した聖隷クリストファー対常葉学園橘の試合は一方的な試合でしたが、その前に行われた浜松市立対静岡(以下、静高)は1点を争う接戦。試合は、2対1で新鋭・浜松市立が名門・静高を下しました。
この試合、敗退した静高の中で一人、キラリと光る選手がいたので紹介します。それは、2年生の板倉健人(165㎝64kg、右投右打)です。小柄ながら入学早々からセカンドのレギュラーを掴み、夏の県大会では県大会準優勝に貢献。4回戦ではランニング本塁打を放ちました。
その後、秋の大会はキャッチャーとして出場します。僕は昨秋、静高の試合を数試合にわたって見ました。板倉は、キャッチング、スローイング、配球など、苦労している様子がスタンドからでも分かるほど。チーム事情もあったでしょうが、少し見ていてかわいそうでした。それでも、野球センスはピカイチだけに、きっとこの経験が将来、役に立つのではないかとは思っていました。
そして、この春は本職の内野手となり、まさに水を得た魚。1番ショートで出場し、イキイキとしたプレーをしています。この日は6回に、三遊間の難しい打球をダイビングキャッチ。素早く立ち上がり、ファーストへ強肩を駆使して、間一髪で打者走者を刺しました。また、打ってはコンパクトなスイングから右に左にきれいに打ち返します。見ていて楽しくなる能力の高い選手。こういう選手がどのような成長を見せてくれるのか、今後が楽しみです。
<写真/攻守で今年の静高を牽引する板倉健人>
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