都市対抗予選 NAGOYA23vs東海REX
★6月21日 都市対抗野球東海地区2次予選 岡崎市民球場 晴
■東海REX | ■NAGOYA23 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:杉浦‐芝村‐阪口 | 投手:小椋-近原-宮島-竹村 |
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★6月21日 都市対抗野球東海地区2次予選 岡崎市民球場 晴
■東海REX | ■NAGOYA23 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:杉浦‐芝村‐阪口 | 投手:小椋-近原-宮島-竹村 |
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大学選手権での東海大海洋学部のベスト8進出に続き、またまた静岡県の野球界に嬉しいニュースがありました!
東京ドームを舞台に繰り広げられていた、第59回実業団野球全国大会で静岡ガスが準優勝に輝きました。決勝ではセントラル硝子・宇部工場に延長の末に惜敗。それでも、昨年は優勝、今年は準優勝は立派です。今の静岡ガスは「軟式野球界の常勝軍団」と言っても過言ではないでしょう。
僕が注目しているのは、捕手の笹倉光平。静岡高出身で、駒澤大時代には主将を務めました。その頃、東都大学リーグをいつも見ていた僕は、笹倉のキャッチング能力に魅了されていました。硬式の企業チームへ入ることも可能だったはずですが、あえて地元の静岡で就職。実力は折り紙つきです。
さて、この静岡ガスの勢いに乗り、今度は硬式のヤマハにも頑張ってほしいです。明日からは都市対抗の東海地区二次予選・敗者復活代表決定トーナメントが始まります。いきなり、強豪・トヨタ自動車との対戦。なんとか、2連勝で一気に本戦への出場を決めてほしいですね。
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この日の目当ては鬼屋敷正人(近大高専)。東海地区屈指の強肩捕手の呼び声が高 く、 まず、一目見て感じたのは「体が小さいな」ということ。筋肉隆々の捕手という噂を聞いていたので、「マスクを被っているのは鬼屋敷ではないのかな」と思ったほどです。 しかし、イニング間の二塁への送球を見て驚きました。まさしく鉄砲肩。高校生レベルを超えた肩の強さで、コントロールも抜群です。肩だけなら、プロのファームでも通用するのではないかと感じたほどです。ネット裏の父兄から、スローイングするたびに、「オ~」という声が漏れるほどでした。(下の動画で確認してください!) その肩の強さを実戦で見る機会がありました。走者一塁の場面で、走者がスタート。鬼屋敷が球を受け、一度、握り直し、ワンテンポをおいてから二塁へスローイング。それでも、走者を余裕をもってアウトにします。 4番に座った打撃は左方向への打球が目立ちました。ファウルになったレフトへの鋭い打球は、他の選手よりも一歩、抜けている速さ。タイミングが合えば、十分にスタンドまで持っていけるスイングでした。 一方の浜 <写真上/鬼屋敷正人(近大高専)、写真下/青池俊輔(浜松湖南)> |
■浜松湖南 |
■近大高専 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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★6月10日 都市対抗野球東海地区2次予選 Bグループ 岡崎市民球場 曇
いよいよ始まった東海地区の都市対抗予選。まずは、JABA静岡大会で惨敗を喫したヤマハが気になり、平日にもかかわらず、岡崎市民球場に行ってきました。 ヤマハは、ドラフト候補のエース・岡本洋介(177cm75kg、右投右打)が先発しました。立ち上がりから、いつも通りに腕が振れて絶好調。変化球で簡単にストライクを取れ、真っすぐの球速は145キロを計測します。 下の動画はその立ち上がりを撮影したもの。バッターは同じくドラフト候補の大野正義(180cm82kg、右投右打)です。 5回には先頭から2者連続三振。完全に勢いに乗り、3人目の金丸恭平(178cm77kg)も2ストライクまで追い込みます。ところが、インコースの真っすぐで三振を奪いにいったところを金丸がジャストミート。打球はレフトスタンドの場外まで飛んでいき、西濃運輸が1点を先制します。金丸のパワーに恐れ入りました…。 試合は8回、1死二塁から代打の石野雅之(177cm73kg、左投左打)が右中間スタンドへ逆転の2ラン本塁打を放ちます。そして最後はベテランの広岡剛(180cm80kg、右投右打)が締め、ヤマハが逆転勝ちを飾りました。 この日のように今年のヤマハは岡本が先発すれば、大量失点を食らうことが少ないはず。あとは、各チームのエース級を相手に、打線がどこまで対応できるのか。今後の戦いぶりを要チェックしていきたいです! |
■ヤマハ | ■西濃運輸 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:岡本‐芦川‐広岡 | 投手:前田 |
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今日は、前々から気になっていた左腕をチェックしに行ってきました。浜名の平尾拓摩 (172cm60kg、左投左打)です。春季西部大会で数試合に渡って好投。決勝戦では常葉学園菊川相手に7回を1失点に抑え込みました。「今年の静岡県ナンバーワン左腕」という方もいて、どうしても一度、見ておきたかった投手でした。
この日の相手は袋井。マウンドに立つと、体は華奢ですが、下半身の柔軟性がありそうな感じ。気迫を前面に出し、腕を目いっぱい振ってきます。投げたあと、帽子が飛ぶの印象的でした。
3~5回まで3イニングを見ました。なんといっても、特徴はスライダーです。まるでブーメンのように、横に鋭く曲がりながら沈みます。ネット裏から見ているだけで、残像が残るほどなので、実際の打者はかなり脅威に感じることでしょう。この必殺のスライダーがあるので、腕の振りが変わらない120キロ台後半の真っすぐでも仕留めることができます。
ただ、力むと真っすぐが低めに抜けてワンバウンドになることがありました。このあたりの制球、そして下半身の体力作りが今後の課題になりそうです。
一級品のスライダーは、すでに大学生レベルだと思います。今夏の投球、そして、どのような進路を選ぶのか、注目していきたいです!
<写真/今夏の注目左腕・平尾拓摩(浜名)>
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ここ10日間くらい、6月20日発売の『高校野球小僧』に向けての執筆などで、ブログを更新できませんでした。そんな中でも、数試合、観戦してきましたので、今日から徐々に書いていきたいと思います。
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先日は、常葉学園菊川と海星(三重)の練習試合を見てきました。今春の三重県大会を制した強豪に対し、常葉学園菊川がどんな試合をするのか注目しました。
試合は、常葉学園菊川が萩原大起(180cm80kg、右投右打)の快投、打線も効果的に得点を挙げて快勝しました。
海星は2年生のエース左腕・吉田健志(181cm61kg、左投左打)が先発します。柔らかくバネのありそうなフォームから、キレのある球を投げ込みます。右打者の外角に決まるストレート、曲がり幅の大きなスライダーが持ち味。常葉学園菊川の4番・北島良亮(180cm80Kg、右投右打)に対して、その曲がりすぎるスライダーで2打席連続で死球を与えたほど。適度にボールが散らばるので、打者は的を絞りにくそうでした。
その吉田を見事に粉砕したのが桒原凌(183cm78kg、右投右打)。2年生ながら昨秋か らクリーンアップを打つ注目打者です。初回に、レフト前へタイムリー。さらに3回にはレフト場外へと消える特大の本塁打。バットを高く構え、まさしくボールを一気に潰して飛ばすイメージのバッティングです。ちなみに、前日に開催された地元の小笠大会(常葉学園菊川、小笠、国際海洋が参加)では、全打席安打の10割をマークしたそうです。
試合後、佐野心部長に桒原について話を聞くと「彼には天性の長距離砲の資質を感じますね。今はファーストですが、新チームになればサードなんかもやらせてみたい逸材ですよ」とのこと。僕も昨秋から目をつけていたのですが、見れば見るほど成長していっています。来年の今頃はドラフト候補として騒がれていることを期待しています!
<写真/右のスラッガーとして期待の桒原凌(常葉学園菊川)
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