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2009年9月 7日 (月)

秋季大会 静清工vs静岡商

★9月6日 第62回秋季高校野球地区大会 中部決勝 静岡草薙球場  晴

 チーム
静岡商 5 1 1 0 0 0 1 1 0 9
静清工 0 3 0 4 5 0 0 0 × 12

 静清工が打撃戦を制し、8年ぶり7回目の中部大会優勝を飾りました。

 この日の目当ては、静清工のエース・野村亮介。3回戦、準決勝で完封勝利を飾っている1年生右腕です。清水飯田中では全国大会に出場。僕は中学3年の春に一度、野村のピッチングを見ています。当時の印象は、他の選手に比べ、身長が頭一つ抜けていて、腕がしなる投手。さらに、真上から細い腕を存分に使って投げ込む姿が頭に残っていました。

 ところが、昨日は背番号10を背負う池谷が完投し、野村の登板はなし。それでもブルペンで投げている様子を見ると、185センチの長身から、いいときの上原浩治(オリオールズ)を彷彿とされるきれいなフォーム。まさに「本格派」という表現がピッタリで、「これはモノが違うな」と感じました。県大会で登板を見るのが楽しみです。09071_2

 さて、この試合、もっとも目立っていたのが静岡商の石川昌志(177cm87kg、左投左打)。初回に ライトスタンドの上段へ本塁打、さらに7回にも豪快な一撃。1試合2本塁打の活躍を見せました。ガッチリ系で見るからにパワーがありそうな体格。静岡高、駒澤大で長距離砲として活躍した兄・博一氏と同様、力強いスイングと打球の飛距離が魅力的です。

 実は夏の大会でも石川を見ていました。試合中、ノートを見返すと、「インコースを詰まりながらもライトオーバー。左方向にも軽く打ってレフト前ヒット。勝負強い腰の座ったバッティング」と書かれていました。

 今日の試合を見て、来年の注目スラッガーになると確信しました。

<写真/2本塁打の活躍を見せた石川昌志(静岡商)>

■静岡商

■静清工
1番 中堅 吉田
2番 二塁 園田
3番 一塁 飯塚
4番 右翼 石川
5番 捕手 石澤
6番 遊撃 羽山
7番 三塁 村松
8番 左翼 高岸
9番 投手 高橋陽
1番 三塁 松田
2番 遊撃 望月
3番 左翼 近藤
4番 右翼 水野
5番 中堅 田中
6番 一塁 相佐
7番 捕手 鈴木聡
8番 投手 池谷
9番 二塁 村田
投手:高橋陽‐中村‐渋谷

投手:池谷

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