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2009年9月30日 (水)

四国へ、野球の旅<前編>

01404_4 先週の話になりますが、僕はシルバーウイークを四国で過ごしました。静岡県内では秋季県大会が行われていたので、見たい試合が多くありました…が、せっかくの大型連休なので、僕もちょっと野球遠征に出かけることにしました。
 出発時に観戦を決めていたのは、20日に高知で行われる四国アイランドリーグの試合のみ。あとは球音に誘われるままに、各地を訪ねる予定でした。

 まず最初に訪れたのは、徳島の名門・鳴門工業高校。球音が聞こえたのではなく、カーナビに校名が出てきたのですが(笑)、グラウンドを覗きに行ってみました。

 この日は徳島県大会に向けて練習が行われていました。選手たちの体が大きいなというのが第一印象。背も高く、がっしりした体つきで見るからに鍛えられています。1年生たちはやはり少し小さかったので、これから1年間で鳴門工の野球を叩きこまれて、心身ともに大きくなっていくのでしょう。

 そして、この鳴門工のグラウンドがまた見やすいのです。校内には入らず、外野方面の道路から見たのですが、目隠しのシートも植え込みもなく、とても気軽に見られました。僕が近所に住んでいたら、きっと外出の度に覗きに行ってしまうことでしょう。

 ちょうどシートノックが行われていたのですが、気になった選手はレフトの守備位置にいた左利きの長身選手。おそらく180センチくらいあると思うのですが、ホームへ糸を引くような返球をしていました。ダイナミックな動きも目を引きます。名前が分かりませんが、一目惚れしました。(もし、名前を知っている方がいましたら、教えてください!)

 さて、鳴門工を後にして、高速を走らせ、高知入り。念願の四国アイランドリーグです。僕は、四国アイランドリーグが設立された年に、雑誌『野球小僧』の選手名鑑の取材に行ったことがあります。しかし、実際に試合を見るのは初めてだったので、非常に楽しみにしていました。高知ファイティングドッグスには伊良部秀輝が加入したので、それも楽しみだったのですが、残念ながら旅行の少し前に退団してしまいました。試合は高知が勝ち、後期の優勝を決めました。詳しくは9月25日のブログをご覧ください。
 
 翌日は一路愛媛へ。愛媛といえば野球です。高校野球が非常に盛り上がる愛媛は、少し前まで松山商業や宇和島東、今治西など強豪公立が林立し、実力も人気も公立が握っていました。しかし、そんな状況を打ち破って、近年の愛媛で存在感を発揮しているのが済美高校。名将・上甲正典監督が各地から集まった選手を鍛え上げています。

 この済美が2004年のセンバツで初出場初優勝の快挙を成し遂げたとき、その強力打線に衝撃を受けたのが常葉菊川高校09302のコーチだった森下知幸氏。現在の常葉菊川の監督です。この済美のスタイルに影響を受けた森下監督は常葉菊川の超積極的攻撃型打線を作りあげ、その打線が原動力となって、2007年のセンバツ優勝、2008年の選手権準優勝という素晴らしい成績をあげたのは記憶に新しいことです。ということは、常葉菊川野球の源流を見に行くことになるのか、と僕は妙に感慨深い思いがしてしまいました。

 済美のグラウンドは松山市の中心部にある校舎とは少し離れた場所にあります。しかし、新しいグラウンドだけに、きれいでとても恵まれた環境です。あの印象的な校歌を思い出させる「やれば出来る!」横断幕が掲げられています。

09301  この日は練習試合が行われていましたが、相手はなんと高知の強豪・明徳義塾高校。上甲監督が前任の宇和島東高校の監督をしていた頃から続く、年に一回の定期戦だということでした。高校野球ファン垂涎のカードですが、球場に着いた瞬間、試合が終了してしまったようで、選手が整列していました。さすがに気ままな旅を気取らず、練習試合日程を聞いておけばよかった、と落ち込みました。

 2試合目は済美が大差で勝ったようで、名将・馬渕史郎監督は、「全然ダメ、コールド負けの試合だよ」と呟きながらベンチから出てきました。かといって、勝った上甲監督もまだまだ満足はいかない様子。ここからどんなチームに仕上げてくるのでしょうか? 四国大会では、ぜひ、このカードの再現を見てみたいです。まあ、今回は四国の名将2人の姿を拝見できたので、それだけでもヨシとしますか。

 さて、四国の野球旅はこの後もまだ続きます。後編にもお付き合いください。

<写真上/観光写真は撮り忘れたので、徳島の観光情報サイトからお借りした大鳴門橋とうず潮のフリー写真です。画像のようなうず潮は見られない時間帯でしたが、心洗われるような景色でした>

<写真中/済美の広々としたグラウンドの様子>

<写真下/済美グラウンドの外野ネットには「やれば出来る!」の横断幕が張られていました>

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