« 四国・九州アイランドリーグ 高知vs香川 | トップページ | 四国へ、野球の旅<前編> »

2009年9月29日 (火)

秋季大会 東海大翔洋vs静清工

★9月26日 第62回秋季静岡県大会準決勝 草薙球場  晴 

  チーム 2 10 11
静清工 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
東海大翔洋 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2

 東海大翔洋が延長11回にサヨナラで勝ちを飾り、東海大会進出を決めた試合。東海大翔洋・小島宏祐(180cm73kg、左投左打)、静清工・野村亮介(186cm76kg、右投右打)の緊迫した投げ合いを堪能することができました。

 野村は、9月7日のブログで書きましたが、中部大会では見ることができなかった投手。それだけに、この日の登板を楽しみにしていました。

09261_2  初回から4回まで、パーフェクトに抑える快投。特に、ポップフライが目立ちます。ボールも常に低めに集まり、このままなら、完封、さらにはノーヒットノーランまで期待してしまう序盤の投球でした。ところが、中盤以降、徐々に芯で捉えられる打球が増えてきます。最後は延長11回に満塁からタイムリーを浴びてサヨナラ負け。試合後、野村は涙を流し、「延長戦に入って、疲れが出てきました…。下半身を鍛えなくていけないと思います」と声を絞り出すように記者の質問に答えていました。

 高校1年生で、186cmの長身投手。中学時代を見ているとはいえ、もっと素材だけの選手だと思っていました。しかし、意外と言っては失礼ですが、全体的にまとまっている印象を受けました。フォーム的には右足を上げた際、顔も上を向いてしまうのは少し気になりますが、トップからリリースまでの腕の畳み具合と振りの鋭さに良さを感じます。本人が言うように、下半身を強化すれば、もっとリリースで左足に体重が乗り、球速がアップするでしょう。

 翌日の3位決定戦でも敗れ、来春のセンバツへの道を断たれてしました。それでも、1年後、2年後、どんな投手に成長を見せるのか、考えるとワクワクしてきます。ぜひ、3年夏には、150キロを投げてもらいたいです!

■静清工

■東海大翔洋
1番 三塁 松田
2番 遊撃 望月
3番 左翼 水野
4番 右翼 近藤
5番 中堅 田中
6番 一塁 西村耀
7番 二塁 奥井
8番 投手 野村
9番 捕手 加藤
1番 二塁 高橋
2番 遊撃 井上
3番 中堅 吉川
4番 捕手 藤崎
5番 一塁 三宅
6番 三塁 村松
7番 左翼 陰山
8番 投手 小島
9番 右翼 植杉
投手:野村

投手:小島

|

« 四国・九州アイランドリーグ 高知vs香川 | トップページ | 四国へ、野球の旅<前編> »

静岡県の高校野球」カテゴリの記事

静岡県中部地区」カテゴリの記事

注目選手の動画集」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋季大会 東海大翔洋vs静清工:

« 四国・九州アイランドリーグ 高知vs香川 | トップページ | 四国へ、野球の旅<前編> »