秋季東海大会 常葉橘vs東邦
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今日の豊田市運動公園野球場は多くの高校野球ファン、応援団、プロのスカウトで内野席がほぼ埋まりました。
そんな中、第1試合では、常葉学園橘が逆転で東邦を下し、2回戦進出を決めました。初回、先発の長谷川彦(175cm67kg、左投左打)が満塁のピンチから死球で1点の先制を許すと、守備のミスもあり、計3失点。東邦の先発・上村勇太(179cm71kg、左投左打)が躍動感のあるフォームで好調な滑り出しを見せただけに、「これはかなり厳しい試合になるな」と思っていました。
ところが、常葉学園橘は6回に山岸龍大(171cm67kg、右投右打)のレフト線へのタイムリーで2点を奪還。7回には宮路修平(168cm64cm)が2死一二塁の場面で左中間の深いあたりをギリギリでダイビングキャッチ。抜けていれば、試合が決まっていた打球だけに、まさに「スーパープレー」でした。
そして勢いに乗り、8回には牛場友哉(170cm70kg、右投右打)、山岸のタイムリーで一気に逆転。投げては長谷川が2回以降、持ち前の制球の良さでコーナーをうまく突き、完投しました。
この試合、際立っていたのは稲角航平(176cm66kg、右投右打)。打球に対する一歩目の速さ、捕ってから投げるまでの早さ。全国レベルのスピーディーな守備力を見せてくれました。
明日は大垣日大とベスト4進出を賭けての一戦。強豪の東邦を破った試合を見ると、静岡県大会よりも着実にチームとして完成し、力をつけてきたなと思いました。十分にセンバツ出場の可能性があるでしょう。
<写真上/丁寧なピッチングで完投した長谷川彦(常葉学園橘)>
<写真下/一級品の守備力を見せた稲角航平(常葉学園橘>
■常葉学園橘 |
■東邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:長谷川 | 投手:上村 |
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