練習試合 浜松工vs菰野
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浜松工に大型のキャッチャーでピッチャーもこなす選手がいるという話を聞きつけ、練習試合を見に行ってきました。
今秋の浜松工は西部地区大会で優勝。県大会では、惜しくも初戦で常葉学園橘に敗れましたが、稲垣博監督によると「力の差は感じなかった」とのこと。そのチームを引っ張るのが、橋本和樹(184cm82kg、右投右打)です。エースで、マウンドに上がらないときはマスクをかぶり、しかもキャプテン。まさにチームの中心選手です。
この日の相手は三重県の強豪・菰野です。橋本は秋季大会後、故障の影響で投げていなかったようですが、菰野戦に調整し、久々に登板します。
初回、橋本は連続四死球でピンチを作ると、送りバントを一塁へ悪送球。これでリズムを崩し、3回まで毎回のようにランナーを許して、ボールを置きにいったところを痛打されます。4回あたりからようやく少し腕が振れてきたかなと感じましたが、再び、5、6回で計7失点。菰野の機動力を絡めた巧みな攻撃に圧倒されました。
橋本はフォーム的にキャッチャーをやっているということもあり、腕の振りがコンパクト。真っ すぐのスピードは、120キロ台中盤から後半といったところでした(菰野のグランドではスピードガン表示があります!)。いいときには、130キロ台前半まで上がってくるそうですが、今一つキレも感じませんでした。
ただ、昨夏までキャッチャーで本格的にピッチャーになったのは今秋からと、まだ日が浅いそうです。上のレベルでプレーするのなら、キャッチャーかなという気はするのですが、ひとまず、冬を越してどこまで成長するのか注目していきたいです。
<写真上/大柄な体格で期待の橋本和樹(浜松工)>
<写真下/菰野グランドの外野にあるスピードガン表示>
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