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2009年11月25日 (水)

日本選手権 Hondavs三菱重工横浜

★11月22日 社会人野球日本選手権 京セラドーム 

  チーム
Honda 0 0 1  0 0 0 0 0 1 2
三菱重工横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

11211  先週の土曜日は、京セラドームで行われた社会人野球の日本選手権を観戦してきました。この日は準決勝。第1試合では都市対抗で優勝を果たしたHondaと、クラブチームから企業登録となった三菱重工横浜が対戦しました。

 見たかった選手は常葉学園菊川出身の村山正誠(181cm73kg、右投左打)です。高校時代はシュアな打撃で活躍し、プロから注目された逸材。三菱重工横浜に入社して、今年で3年目となりました。

 僕が村山のプレーを見たのは、彼が高校最後の試合となった3年夏の大会です。初戦で古豪・浜松商と激突。故障を抱えていた村山は、本来のショートではなく、ファーストで出場しました。村山のずば抜けたミート力と打球スピードの速さは目撃することができましたが、惜しくもチームは敗退。試合後、泣き崩れるメンバーの中で、キャプテンの村山だけが爽やかな笑顔で、仲間を励ましていたのが印象的でした。

 僕が村山のプレーを見るのは、その試合以来でした。試合前のトスバッティング、シートノックから村山を凝視。シートノックではセカンドを守っていました。

 村山はスタメンではなく、ベンチからのスタート。試合は、ホンダの諏訪部貴大が好調で、三菱重工横浜はなかなか得点を奪えません。8回表が終わったあと、あまりにも京セラドームが寒かったので、ホットコーヒーを買いに、売店に行きました。すると、売店で注文しようとした瞬間、場内アナウンスで、「保谷(友祐)に代わり、村山、常葉菊川高校」と流れました。

 僕はホットコーヒーを買うのを止め、全力疾走でスタンドへ。すでに、村山は11212_2 バッターボックスにいました。高校時代より鋭さを増したスイングで、カウント2-2から、痛烈なピッチャー返し。センターへ抜けようかという打球を、セカンドがダイビングキャッチし、一塁へ送球します。村山は一塁にヘッドスライディングすると、審判の判定はセーフ。その後、村山は、送りバントとセカンドゴロで三塁まで進みました。しかし後続が凡退し無得点。試合も、Hondaの諏訪部が最後まで好投を見せ、完封勝利を収めました。

 この日の諏訪部のピッチングは、さすが、今年のドラフトで指名されただけありました。それだけに、村山は、この一本のヒットで大いに評価できます。

 来年こそ、レギュラーを掴んで欲しいと思っているのですが、三菱重工横浜には、好守の坂上真世がいます。個人的には、華のあるショートとして、ぜひプロを目指して欲しいです。来年も機会があれば、村山のプレーを見ていきたいです。

<写真上/試合前の村山正誠(三菱重工横浜)>

<写真下/8回に代打で登場したときの村山正誠(三菱重工横浜)>

■Honda

■三菱重工横浜

1番 左翼

吉岡

2番 遊撃 川戸
3番 右翼 長野
4番 一塁 西郷
5番 三塁 多幡
6番 中堅 小手川
7番 DH 大島
8番 捕手 佐伯
9番 二塁 矢尾
1番 二塁 坂上
2番 三塁 今野
3番 遊撃 佐々木
4番 一塁 田城
5番 DH 渡部
6番 捕手 高安
7番 右翼 後藤
8番 中堅 本間
9番 左翼 保谷
投手:諏訪部

投手:亀川-瀧

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