★11月22日 社会人野球日本選手権 京セラドーム
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
Honda |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
三菱重工横浜 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
先週の土曜日は、京セラドームで行われた社会人野球の日本選手権を観戦してきました。この日は準決勝。第1試合では都市対抗で優勝を果たしたHondaと、クラブチームから企業登録となった三菱重工横浜が対戦しました。
見たかった選手は常葉学園菊川出身の村山正誠(181cm73kg、右投左打)です。高校時代はシュアな打撃で活躍し、プロから注目された逸材。三菱重工横浜に入社して、今年で3年目となりました。
僕が村山のプレーを見たのは、彼が高校最後の試合となった3年夏の大会です。初戦で古豪・浜松商と激突。故障を抱えていた村山は、本来のショートではなく、ファーストで出場しました。村山のずば抜けたミート力と打球スピードの速さは目撃することができましたが、惜しくもチームは敗退。試合後、泣き崩れるメンバーの中で、キャプテンの村山だけが爽やかな笑顔で、仲間を励ましていたのが印象的でした。
僕が村山のプレーを見るのは、その試合以来でした。試合前のトスバッティング、シートノックから村山を凝視。シートノックではセカンドを守っていました。
村山はスタメンではなく、ベンチからのスタート。試合は、ホンダの諏訪部貴大が好調で、三菱重工横浜はなかなか得点を奪えません。8回表が終わったあと、あまりにも京セラドームが寒かったので、ホットコーヒーを買いに、売店に行きました。すると、売店で注文しようとした瞬間、場内アナウンスで、「保谷(友祐)に代わり、村山、常葉菊川高校」と流れました。
僕はホットコーヒーを買うのを止め、全力疾走でスタンドへ。すでに、村山は バッターボックスにいました。高校時代より鋭さを増したスイングで、カウント2-2から、痛烈なピッチャー返し。センターへ抜けようかという打球を、セカンドがダイビングキャッチし、一塁へ送球します。村山は一塁にヘッドスライディングすると、審判の判定はセーフ。その後、村山は、送りバントとセカンドゴロで三塁まで進みました。しかし後続が凡退し無得点。試合も、Hondaの諏訪部が最後まで好投を見せ、完封勝利を収めました。
この日の諏訪部のピッチングは、さすが、今年のドラフトで指名されただけありました。それだけに、村山は、この一本のヒットで大いに評価できます。
来年こそ、レギュラーを掴んで欲しいと思っているのですが、三菱重工横浜には、好守の坂上真世がいます。個人的には、華のあるショートとして、ぜひプロを目指して欲しいです。来年も機会があれば、村山のプレーを見ていきたいです。
<写真上/試合前の村山正誠(三菱重工横浜)>
<写真下/8回に代打で登場したときの村山正誠(三菱重工横浜)> |
■Honda |
■三菱重工横浜 |
1番 |
左翼 |
吉岡 |
2番 |
遊撃 |
川戸 |
3番 |
右翼 |
長野 |
4番 |
一塁 |
西郷 |
5番 |
三塁 |
多幡 |
6番 |
中堅 |
小手川 |
7番 |
DH |
大島 |
8番 |
捕手 |
佐伯 |
9番 |
二塁 |
矢尾 |
|
1番 |
二塁 |
坂上 |
2番 |
三塁 |
今野 |
3番 |
遊撃 |
佐々木 |
4番 |
一塁 |
田城 |
5番 |
DH |
渡部 |
6番 |
捕手 |
高安 |
7番 |
右翼 |
後藤 |
8番 |
中堅 |
本間 |
9番 |
左翼 |
保谷 |
|
投手:諏訪部 |
投手:亀川-瀧 |
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