松井&麻生に会ってきました!
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も静岡を中心に、東海地方の有望選手を発掘&紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
早速ですが、僕の今年の初球場詣は今月16日の戸田球場でした。お目当ては、昨年ヤクルトに指名を受けた日大国際関係学部の松井淳と、麻生知史が参加している新人合同自主トレです。松井は前日の新聞でも、「ブンブン丸」と紹介されるなど、首脳陣に期待されているようなので、気になっていました。
新人合同自主トレは、入念なストレッチから始まりました。とはいえ、ゼッケンなど名前 がわかるものをつけていないので、この時点では松井も麻生も確認できず。ようやくわかったのは、ランニングに入り、近くを走っている姿を見てからでした。松井は逞しい下半身、麻生は前かがみの走り方が特徴的。このランニングでは、新人選手たちの表情まで見てとれました。
しかし、この新人選手たちばかりを見つめているのを許さないような音がブルペンから聞こえてきました。早速ブルペン前に陣取った僕が見たのは山本斉、高市俊、加藤幹典の3投手。まだ自主トレも始まったばかりなので、キャッチャーを立たせてのピッチングでしたが、さすがプロというキレ、スピードです。全員、アマチュア時代を知る投手でしたが、プロの世界でもまれ、一回り大きくなった印象。僕の目の自主トレにもなりました。
そうこうしているうちに、新人選手は走塁練習に移っていました。並み居る新人選手の中でも、松井の走塁は目立っていたように思います。足の速さはもちろん、ベース間を最短距離で結ぶような走塁は岩村明憲(パイレーツ)のようなイメージでした。その後、麻生は内野、松井は外野で守備練習を行い、最後はベンチ前のミーティングで練習終了。新人選手がグラウンドを出ると、一斉にファンが走り出し、選手たちを囲んでいました。
その中で、僕も2人に少しだけ話を聞くことができました。松井は、「自分の体の足りない所がわかりました。この自主トレで、そこを補っていくような練習をしたいと思います」と爽やかな答え。1軍キャンプを目指して、アピールしてほしいと思います。麻生は、「色々と体の動きから教えてもらっています。頑張ります!」と力強く答えてくれました。松井と違い、育成選手という立場の麻生。素質を開花させてほしいですね。
2人はプロ選手らしく、写真撮影やサインなどファンサービスを行ってから、川沿いを寮に向かって帰っていきました。関係者ばかりの球場で大学時代は野球をやっていた2人。何万人の観衆の前で、プレーを見せてくれる日を楽しみに待っていたいと思います。
<写真上/自主トレで動きの良さを見せる松井淳>
<写真下/育成選手から支配下登録を目指す麻生知史>
※大学時代の松井淳の記事はこちらでご覧になることができます。動画もアップしています!→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/04/post-ad07.html
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