★3月20日 第40回静岡県中学選抜野球大会2回戦 焼津球場 晴
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
十 |
計 |
静岡南 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
東海大翔洋 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
2 |
毎年、好選手を輩出する東海大翔洋中。今年はどんな逸材が眠っているのか期待して球場に向かいました。
東海大翔洋中の4番・山崎康誠(182cm75kg、右投右打)は昨年から注目されていたスラッガー候補。草薙球場のスタンドに入れたこともあるという噂も耳にしていました。
体は、もう高校生という感じ。というより、大学生と並んでも遜色がない、がっちりとしたガタイが目につきます。この日の山崎の全打席結果は以下です。
<山崎の打撃成績>
①ファーストフライ ②四球 ③センター前二塁打 ④四球
この中で第2打席でビックリするような出来事がありました。チャンスで打席が回ってくると、なんと静岡南中のショートが、レフトとセンターの間に入り、外野へ。さらに、今度は4人になった外野手がフェンスいっぱいまで後ろに下がるのです。これは、まさに「山崎シフト」…。プロ野球でも、ここまで外野手が下がるシフトは、なかなか見たことがありません。
結局、この打席は四球でしたが、続く第3打席で、このシフトも納得の一撃を見ることができました。鋭いスイングから強烈な打球がセンター前へ。普通のセンター前ヒットかとい思いきや、打球スピードが速いので、深く守っていた中堅手がゴロをさばくのが精いっぱい。山崎は大きいストライドを生かして二塁打としました。
守りでも延長10回、一死満塁から、山崎の頭上を越えようかとする難しい打球をキャッチ。抜けていれば、走者一掃という場面だっただけに、チームを救った守り。パワーだけでなく、野球センスも兼ね備えている選手です。
一方、静岡南中では先発した大橋隆一郎(166cm58kg、右投右打)が素晴らしい投球を投球を披露しました。強打の東海大翔洋中相手に、9回まで3安打無失点。惜しくも、特別ルールとなった9回に2点を失い敗退しましたが、きれいなフォームと鋭い腕の振りは高い将来性を感じました。特に、右打者の外角低めに対角線に入ってくる球が良く、東海大翔洋中打線を苦しめました。変化球のときに腕が緩み、制球を乱していましたが、まだまだ新2年生。今後が楽しみな中学生を一人発見しました!
<写真上/静岡県屈指の強打者・山崎康誠(東海大翔洋中)
<写真下/2年生ながら東海大翔洋中打線を9回無失点に抑えた大橋隆一郎(静岡南中)> |
■静岡南中 |
■東海大翔洋中 |
1番 |
捕手 |
原田 |
2番 |
遊撃 |
平井希 |
3番 |
三塁 |
海野 |
4番 |
一塁 |
櫻田 |
5番 |
投手 |
大橋 |
6番 |
右翼 |
片山 |
7番 |
中堅 |
奈須 |
8番 |
二塁 |
櫛引 |
9番 |
左翼 |
小澤 |
|
1番 |
三塁 |
松浦 |
2番 |
捕手 |
遠藤 |
3番 |
中堅 |
山崎 |
4番 |
中堅 |
長澤 |
5番 |
右翼 |
神野 |
6番 |
一塁 |
増井 |
7番 |
遊撃 |
石井 |
8番 |
二塁 |
望月 |
9番 |
投手 |
長野 |
|
先発投手:大橋 |
投手:長野-佐藤 |
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