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2010年4月26日 (月)

春季静岡県大会 静岡市商vs富士

★4月24日 春季高校野球静岡県大会1回戦 清水庵原球場 雨時々曇

 チーム
富士 0 4 0 0 0 0 0 0 0 4
静岡市商 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2

 先週末から静岡県でも春季県大会が始まりました。まず、24日は清水庵原球場に足を運びました。

 第1試合は静岡市商と富士の対決。試合開始直後から雨が降り、グ1004241ランドコンディションが悪い中、試合が進みました。この試合での注目は富士の稲葉亮介(174cm74kg、右投左打)。昨秋の東部大会で打率5割台をマークしたという新聞記事を見てから、ずっと気になっていた選手でした。

 第1打席は、一塁ゴロ。第2、第3打席も凡退のあと、7回の打席で、右中間を破る二塁打を放ちます。打った瞬間に外野を破ったと分かる打球の速さ。スイングにスピードがあり、きれいにヘッドを返します。バッターボックスに立つと、数字以上に体が大きく見え、「雰囲気の良さ」も彼の特徴です。

 将来的には、左方向にも、強い打球を打つことが増えれば、さらに安打数は増えていくでしょう。強豪大学で揉まれていけば、センスが十分だけに面白い存在だと思います。

 一方、静岡市商ではエースの吉原修平(177cm72kg、右投右打)が、2回にエラー絡みで4点を失いましたが、それ以外は粘りの投球を見せました。腕のしなりこそ少ないですが、真上が投げ下ろすフォーム。キレのあるボールが低めに決まってくると、富士打線もなかなか手が出ませんでした。さらに、落ちる系のボールがあり、これが有効でした。

 「いい時と悪い時がはっきりしています。いい時は、驚くようなピッチングをするのですが…」と、吉原について教えてくれたのは望月俊治副部長。

 望月副部長よると、ストレートは120キロ台後半、落ちる系のボールはチェンジアップだったそうです。島田商監督時代、仁藤拓馬(オリックス)を育て上げた望月副部長が、夏までに吉原をどこまでレベルアップさせることができるか。期待していきたいです!

<写真上/シャープなバッティングが魅力の稲葉亮介(富士)>

■富士

■静岡市商

1番 左翼 竹花
2番 右翼 塩川
3番 三塁 稲葉
4番 一塁 岩間
5番 中堅 井上
6番 遊撃 土屋
7番 捕手 西ヶ谷
8番 投手 加藤
9番 二塁 渡辺怜
1番 中堅 中村
2番 二塁 瀧下
3番 左翼 深見
4番 捕手 宮崎
5番 一塁
6番 右翼 豊島
7番 三塁 栁澤
8番 遊撃 高橋
9番 投手 吉原
投手:加藤

投手:吉原

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