★4月24日 春季高校野球静岡県大会1回戦 清水庵原球場 雨時々曇
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
富士 |
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4 |
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0 |
0 |
0 |
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0 |
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4 |
静岡市商 |
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1 |
1 |
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先週末から静岡県でも春季県大会が始まりました。まず、24日は清水庵原球場に足を運びました。
第1試合は静岡市商と富士の対決。試合開始直後から雨が降り、グ ランドコンディションが悪い中、試合が進みました。この試合での注目は富士の稲葉亮介(174cm74kg、右投左打)。昨秋の東部大会で打率5割台をマークしたという新聞記事を見てから、ずっと気になっていた選手でした。
第1打席は、一塁ゴロ。第2、第3打席も凡退のあと、7回の打席で、右中間を破る二塁打を放ちます。打った瞬間に外野を破ったと分かる打球の速さ。スイングにスピードがあり、きれいにヘッドを返します。バッターボックスに立つと、数字以上に体が大きく見え、「雰囲気の良さ」も彼の特徴です。
将来的には、左方向にも、強い打球を打つことが増えれば、さらに安打数は増えていくでしょう。強豪大学で揉まれていけば、センスが十分だけに面白い存在だと思います。
一方、静岡市商ではエースの吉原修平(177cm72kg、右投右打)が、2回にエラー絡みで4点を失いましたが、それ以外は粘りの投球を見せました。腕のしなりこそ少ないですが、真上が投げ下ろすフォーム。キレのあるボールが低めに決まってくると、富士打線もなかなか手が出ませんでした。さらに、落ちる系のボールがあり、これが有効でした。
「いい時と悪い時がはっきりしています。いい時は、驚くようなピッチングをするのですが…」と、吉原について教えてくれたのは望月俊治副部長。
望月副部長よると、ストレートは120キロ台後半、落ちる系のボールはチェンジアップだったそうです。島田商監督時代、仁藤拓馬(オリックス)を育て上げた望月副部長が、夏までに吉原をどこまでレベルアップさせることができるか。期待していきたいです!
<写真上/シャープなバッティングが魅力の稲葉亮介(富士)>
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