都市対抗予選 ヤマハvs三菱自動車岡崎
■ヤマハ |
■三菱自動車岡崎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:安永-渡邉-古岡-ナテル-矢部 | 投手:宇田川-倉谷-村上 |
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■ヤマハ |
■三菱自動車岡崎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:安永-渡邉-古岡-ナテル-矢部 | 投手:宇田川-倉谷-村上 |
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★6月28日 都市対抗野球東海地区2次予選 岡崎市民球場 曇
昨日も、岡崎球場へ。東海地区第4代表ブロックの2回戦を見てきました。お目当ては、チーム創立2年目のジェイプロジェクト。リーグ戦では最下位となりましたが、第4代表決定トーナメント1回戦ではホンダ鈴鹿に逆転勝利を飾りました。 この日の先発はエース・井田頌二(174cm84kg、右投右打)ではなく、1年目の虻川祥一朗(165cm68kg、右投左打)。小柄ながら、丁寧な投球で、JR東海打線を5回まで1失点に抑えます。2番手の山下が6回に2点を失いますが、土壇場の9回に猛攻。相手のエラーで2点を返して同点とすると、最後は筒井広大(176cm82kg、右投右打)が豪快なライト前安打でサヨナラ勝ち。まさに、今のジェイプロジェクトは勢いに乗ってきています。 そのジェイプロジェクトで4番を務めるのが焼津水産出身の村松康平(181cm85kg、右投右打)です。高校時代は、通算36本を放ったスラッガー。名古屋商科大を経てジェイプロジェクト創部とともに入社しました。この日は9回に回ってきた第5打席で貴重な四球を選ぶと、サヨナラのホームを踏みました。今のジェイプロジェクトを見ていると、5番の庄司龍二(176cm81kg、右投右打)の打撃が好調なので、に村松のこういったつなぎの姿勢が好結果を生んでいると思います。 ジェイプロジェクトは、明日、三菱重工名古屋と対戦。勝てば連戦となり、西濃運輸と激突します。都市対抗への道のりは、まだまだ厳しいのですが、東海地区の台風の目となっていることは確かです。今後の戦いぶりから目が離せませんね。 一方のJR東海では、ドラフト候 <写真上/ジェイプロジェクトの4番を務める焼津水産出身の村松康平> <写真下/スライダーに魅力を感じる宮里政輝(JR東海)> |
■JR東海 |
■ジェイプロジェクト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:宮里-勝又-中須賀 | 投手:虻川-山下 |
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★6月25日 都市対抗野球東海地区2次予選 岡崎市民球場 曇
いよいよ都市対抗東海2次予選も代表決定トーナメントが始まりました。初日にはホンダ鈴鹿が敗れ、早くも東京ドームへの道を断たれるという波乱もあり、一発勝負の怖さを改めて感じることとなりました。 初回、トヨタはヤマハの先発・戸狩聡希の立ち上がりを攻め、一挙5点を奪取。普通のチームならば、ここでベンチのムードも応援席の雰囲気も変わってしまうところですが、ヤマハはリーグ戦で6点差を逆転するなど、ミラクルを起こしてきたチーム。序盤の点差などなんのその、というかんじでしたが、トヨタの先発・岩崎司が安定感のあるピッチングでヤマハ打線を封じ込めます。6回には無死満塁のチャンスを作るものの、2番・永田英之が三振、3番・高橋孝典が併殺打と1点も取れずにチェンジ。7回に1点を返したものの、9回にはトヨタにダメ押しの2点を奪われるなど、力負けな印象でした。
ちなみに、この日の第1試合だった東海REX対王子製紙の試合で、終盤に常葉学園菊川出身の中川雅也(東海REX)が代打で登場したそうです。結果は残念ながら、ショートへのファウルフライ。東海REXも第3代表決定トーナメントにまわってくるので、戸狩vs中川の勝負が見られる可能性もあります。ヤマハ・町田友潤のデビューも楽しみです。 <写真/1番に定着した大卒3年目・石野雅之(ヤマハ)> |
■ヤマハ |
■トヨタ自動車 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:戸狩-渡邉-広岡-矢部-古岡 | 投手:岩崎-祖父江-佐竹 |
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先日、常葉学園橘からプロ入りを果たした庄司隼人(広島)のプレーをナゴヤ球場で見てきました。
キャンプから凄く気になっていて、ファームの公式戦が始まってからは毎朝、庄司の結果をスポーツ新聞でチェックするのが日課となっています。同じくルーキーの堂林翔太に比べて出場機会は少ないのですが、ここまで27試合に出場し、安打も8本放っています。高校卒の1年目で、しかも高校時代まで投手だったことを考えれば、この数字は立派なものです。
高校時代によく見てきた庄司がプロに入ってからどのように変化しているのかを楽しみにしていました。個人的にも、庄司クラスの選手がプロでどこまで対応できるのか、今後のアマチュア観戦に役立てようと思っていました。
試合前、堂林とともにグランドに現れると、一塁側スタンド(ホームの中日は三塁側)からは、大きな歓声が上がります。赤いユニフォームがよく似合い、ストッキングを大きく見せるスタイル。いかにも「俊足」「韋駄天」といった言葉がよく似合いそうな雰囲気でした。体つきは他の選手に比べると、小さいという印象。高校時代はそれほど感じませんでしたが、やはり何年もプロの世界でやってきている選手に比べると筋肉のつき具合が違います。
庄司は「8番セカンド」で先発出場。僕は、庄司のプレーが見ることができ、ホッと一安心しました。試合では、2回に回ってきた第1打席、初球をコンパクトなスイングからレフトへ。惜しくもレフトフライに倒れましたが、初球を積極果敢に打ちにいく姿勢は評価できます。出場機会が限られるファームの公式戦。しかも、結果を求められ、並みの選手なら第1打席はじっくり球を選んでいくところ。「庄司らしい」心意気の良さを感じました。
守備ではボールこそ飛んできませんでしたが、ベースカバーにきっちり入るなど、セカンドを守っていて違和感がないどころか、何年も守っているようなムードがありました。このあたりは、庄司の野球センスの良さですね。
試合は3回が終了した雨で中断。そのままノーゲームとなりました。せめて、もう1打席、庄司の打席を見たかった…。それでも、まずは大きな故障なく、ハツラツとした庄司のプレーを観戦できて嬉しかったです! もちろん、これからも注目していきます。
★常葉学園橘時代の庄司についての記事はこちら!
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/04/26-5fd6.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/04/post-c850.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/07/post-98eb-1.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/12/post-97f7.html
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★6月19日 都市対抗野球東海地区二次予選 岡崎市民球場 曇
昨日も、都市対抗予選を観戦しました。第1試合では、ヤマハが東邦ガスを下し、A組1位でリーグ戦を終了しました。 今年のヤマハは「神がかり的」な強さがあります。14日のJR東海戦では終盤に6点差を大逆転して2連勝。さらに、この日は、1点ビハインドで迎えた8回にリリーフで登板した戸狩聡希が2点を失い、万事休すかと思われましたが、その裏に小粥勇輝、石野雅之の2本のタイムリーで4点を挙げて逆転に成功。最後はフェリペ・ナテルが締めて、3連勝を飾りました。昨年に続き、リーグ戦1位通過したヤマハ。24日から代表決定トーナメントに最高の形で進みます。 今大会、抑え役として奮闘しているのがフェリペ・ナテルです。来日4 ナテルの最大の武器は、ヒジと肩の柔軟さでしょう。左足の踏み込む幅が広く、それに連動して、腕が畳みこまれながらしなって出てきます。ストレートの最速は昨年マークした146キロ。今年は142キロ止まりですが、これから夏に向かって球速は伸びてくるはずです。 ナテルを見ていて気になったのは、ストレートと同じ腕の振りから投げられる130キロ前後の球です。大きく変化するというよりも、打者のタイミングを微妙にずらしている感じの変化球。130キロ台後半のストレートでも打者を詰まらせることができる要因は、ココにあると思いました。試合後、本人に直接聞いてみることにしました。すると、ナテルの口から流暢な日本語で意外な答えが返ってきます。 「その球はカットボールですね。昨年の都市対抗くらいの時期に覚えました。カットボールを見につけたことによって、投球の幅が広がり、試合で打者を抑えることができるようになりました」。 さらに、目標にしている投手を尋ねると、岸田護(オリックス)と岩隈久志(楽天)を挙げてくれました。なんとなく、ナテルを見ていると、頷ける人選。岸田のフォームのしなやかさと+岩隈の球のキレがナテルの完成なのか。いずれにしろ、これまでにプロ入りしたブラジル人選手とは全く違うタイプの逸材であることは間違いありません。 代表決定トーナメントでも快投を期待しています! <写真/フェリペ・ナテル(ヤマハ)の腕の畳み具合に注目!> |
■ヤマハ |
■東邦ガス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:安永-広岡-古岡-渡邉-戸狩-ナテル | 投手:小椋-水田 |
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★6月13日 都市対抗野球東海地区二次予選 岡崎市民球場 曇
先日、僕も知り合いのHさんに触発され、激戦・東海地区の都市対抗予選を観戦してきました。Cグループでは、強豪の西濃運輸とトヨタ自動車が激突。トヨタ自動車が中盤の集中打と先発・岩崎司(174cm82kg、右投右打)の好投で、初戦をものにしました。 トヨタ自動車は8回途中から新人の竹澤佳汰(186cm78kg、左投 ところが、マウンドに上がった竹澤を見ると、緊張からか、腕の振りが弱く、ボールにも力がありません。先頭打者に四球を与えると、続く西濃運輸の主砲・石井正浩(179cm85kg、右投左打)にツーベースを浴びます。結局、打者4人に対して、被安打2、与四球1、失点1というホロ苦デビューでした。 |
そんな竹澤の不調をカバーしたのが、3番手で登板した田辺佑介(179cm76kg、右投右打)です。明徳義塾では3年夏に甲子園優勝、関西大では3年秋に7勝をマークして最優秀選手賞に輝く活躍。僕は関西学生リーグで「田辺の3連投」というものを目撃し、投球技術以上に、そのタフさに惹かれました。その後は、故障に苦しみましたが、この日の投球を見る限り、完全復活といっていいと思います。
長い腕が抜群にしなり、140キロ前後の速球が低めにきまります。25歳とドラフト的にはギリギリの線ですが、経験と実績も申し分なし。僕がスカウトならぜひ推したい選手です。
さて、この試合はベンチ入りしていませんでしたが、トヨタ自動車では新人の祖父江大輔も期待している投手。昨年、雑誌『野球小僧』でインタビューをしていたこともあり、すごく気になっています。試合後、本人に話を聞いたところ、「社会人に入ったときに比べ、調子は上がってきていますよ」とのこと。150キロを超す剛速球が武器の祖父江の都市対抗予選デビューに超期待です!
<写真上/高校卒1年ながら都市対抗予選で登板を果たした竹澤佳汰(トヨタ自動車)>
<写真下/本格派右腕として完全復活を印象付けた田辺佑介(トヨタ自動車)>
■トヨタ自動車 |
■西濃運輸 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:岩崎-竹澤-田辺 | 投手:前田-好永-佐伯 |
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今日11日から都市対抗東海地区2次予選が始まりました。トーナメントの前哨戦となるリーグ戦とはいえ、勝てば勝つだけトーナメントでは有利になります。初日の今日はヤマハが東海理化と対戦。大事な初戦を知り合いのHさんがレポートしてくれました。
* * *
今日の先発は戸狩聡希。2年目の若手左腕ながら、京都大会では主戦として活躍。ここ最近の練習試合でも実績をあげているだけに、この大切なマウンドに立つのもうなづけるところです。
戸狩は140キロ前後のストレートと変化球を低めに集めるものの、きわどいところを突きすぎて球数は少し多めでした。しかし、5回1/3を1失点におさめ、奪った三振は8。しかもそのうち、6つは見逃し三振でした。いかに、戸狩のボールがきわどかったのかがわかる結果だと思います。
試合はヤマハが3安打ながらも、チャンスを生かし、3対1で勝利。幸先のいいスタートを切りました。
試合後、高柳信英監督は「戸狩が5回投げ切ってくれて助かりました。初戦に勝ててよかったです」とホクホク顔。都市対抗初陣を勝利で飾った戸狩は、「甲子園とは違った雰囲気なので、どうなるかわからずに緊張しました。都市対抗の空気はすごいです。調子はよかったので、不安はなく、最初から飛ばしていきました。真っすぐで三振が取れたのがよかったです」と、本当に緊張していたのかな? という様子で語ってくれました。
* * *
Hさんありがとうございました! ヤマハには、第一代表を目指して頑張ってほしいです。
★詳しい試合結果はこちらをご覧ください(ヤマハ野球部公式サイト)→http://www.yamaha.co.jp/corporation/baseball/news/index.php?news_no=39#flt122
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いよいよ明日、第59回全日本大学野球選手権が開幕します。静岡県関連で注目はなんといっても浜松工出身の浦野博司(愛知学院大)でしょう。今春のリーグ戦では、39イニング連続無失点をマーク。4完封を含む、6勝を挙げ、文句なしのMVPを獲得しました。
愛知学院大は初戦(対桐蔭横浜大)を突破すれば、2回戦では東京六大学の覇者・慶應義塾大と激突します。多くのプロのスカウトが集結する大会だけに、浦野にとっては絶好のアピールのチャンス! 制球力抜群の最速144キロのストレートとスライダーがどこまで通用するのか楽しみです。
<写真/大学選手権で快投が期待される浦野博司(愛知学院大)>
★浦野博司(愛知学院大)の記事はこちらも→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2010/04/post-1e5c.html
★第59回全日本大学野球選手権の組み合わせはこちら→http://www.jubf.net/alljapan/alljapan2010_tournament.html
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★6月6日 練習試合 掛川西グランド 晴
今日は掛川西のグランドへ。今春の県大会で3位、三島の辞退により、東海大会にも出場した掛川西の練習試合を見てきました。試合前、佐藤光監督に今春について話を伺ったところ、「なんとなく勝ったのではく、やることをやって接戦をものにしたところに意味がありますよ」と分析してくれました。 さて、相手の山梨学院大付は先発9名のうち、なんと8名が昨夏の甲子園ベンチ入り選手。特に4番の小林夏樹(180cm75kg、右投右打)は『野球小僧』の注目選手リストにも掲載されているスラッガーです。そんなチームを相手に掛川西がどんな試 初回、掛川西は二死二塁から4番・丹野翔太(178cm79kg、右投右打)に打順が回ってきます。丹野は、3球目の変化球を体を開かずに右中間へ打ち返します。無理に引っ張ろうとせず、右方向に持っていったところに価値のある一打。これがタイムリー三塁打となり、掛川西が先制します。丹野は続く2打席目に角度の良いセンターフライを放つと、3打席目には左中間へライナーの本塁打。2対2の同点から勝ち越しとなる一発でした。 この丹野は、キャッチャーとして注目されている選手。ところが、現在はチーム事情によりライトを守っています。「外野の経験が少ないので危なっかしいプレーをするのですが、身体能力の高さで補っています」と佐藤監督が言うように、7回に無死一死二塁の場面でライトへ上がった打球を捕球すると、3塁へ矢のような送球。結局、2塁ランナーは三塁へ走ることができませんでした。確かに、あれだけの肩があれば、相手への抑止力になります。 丹野の活躍で4対2で勝利した掛川西。試合を通じて、目についたのは、常に次の塁を狙う走塁の意欲。相手の動きをよく見ていて、どの選手もスキがあれば走ってきます。攻守にバランスが取れ、機動力も十分。今日の試合を見る限り、掛川西は今夏の優勝候補の一つだと言ってもいいでしょう。 一方、相手の山梨学院大付の小林は、やっぱり凄かったです。1打席目の初球、三塁側へ目の覚めような強烈な打球を放ちます。この打球スピードは、まさに全国クラス。続く第2打席では、カーブをうまく拾ってセンター前へ。しかし、1打席の初球のインパクトが強すぎて、その後の打席は正直、あまり覚えていません。それほど、驚くような打球でした。ぜひ、今夏の甲子園で、もう一度、小林のプレーを見たいと思いました。 <写真上/右の長距離砲として注目したい丹野翔太(掛川西)> <写真下/スリムな体型から体のバネを使い鋭く打球を放つ小林夏樹(山梨学院大付)> |
■掛川西 |
■山梨学院大付 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:柏熊-岡島 | 投手:中村 |
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★6月5日 愛知大学リーグ1部2部入れ替え戦 中京大グランド 晴
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今日は、愛知大学リーグの入れ替え戦を見てきました。1部で優勝候補に挙げられながらまさかの最下位となった中京大と、2部1位の名城大の対戦。このリーグの場合、「1部と2部は実力の差がほとんどない」と言っていいくらいレベルが拮抗しています。実際に、昨秋のリーグ戦では1部に昇格したばかりの愛知大が優勝。それだけに、入れ替え戦は白熱した試合が見ることができ、僕もいつも楽しみにしています。
さて今日の試合で注目したのは名城大の阿部健太朗(179cm76kg、右投右打)です。最速144キロを誇るパワーピッチャー。7回までは、ほぼ完ぺきなピッチングで無失点の快投。8回に3点を失いましたが、見事な完投勝利を飾りました。
序盤から中京大の強力打線に対し、130キロ台後半から140キロ台前半の速球を武器に真っ向勝負で挑みます。ランナーがいなくてもセットからクイック気味のフォーム。普通でも速いフォームが、時折、超特急のスピードになるので、打者は戸惑います。
体に硬さはありますが、それを補うだけの十分のパワー。力のあるボールを右打者の内角に集めてきます。試合後、本人に話を聞くと、「内角には当ててもいいくらいの気持ちで投げました」と強気のコメント。内角を攻めなければ抑えられないという気持ちがあったのだと思います。
さらに、阿部のもう一つの武器がフォークです。追い込んでからのフォークに中京大打線のバットは空を切ります。鋭いキレ味と、安定したコントロール。本人はプロ志向のようですが、まさにフォークは「プロで使えるボール」だと見ました。
一方の中京大では、今春のリーグで1年生ながら首位打者を獲得した山中渉伍(174cm74kg、右投右打)が持ち味を発揮しました。堅実な守備に加え、8回にはセーフティバント出塁。一塁へ迫力のあるヘッドスライディングで一挙3点の足がかりとしました。派手なプレーはありませんが、野球に対してひたむきな姿勢に惹かれる選手です。
■名城大 |
■中京大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:阿部 | 投手:上杉-村瀬-大西 |
<写真上/1部復帰に向け、好投を見せた阿部健太朗(名城大)>
<写真下/今春のリーグ戦で首位打者を獲得した山中渉伍(中京大)>
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★6月2日 練習試合 浜松球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
三菱重工名古屋 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
ヤマハ | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 7 |
都市対抗の東海地区2次予選まであと10日を切りました。
そんな中、昨日、浜松球場で行われた三菱重工名古屋vsヤマハの練習試合を知り合いのHさんがレポートしてくれました。
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この日の三菱重工名古屋の先発はドラフト候補に挙がっている右腕・高木勇人。都市対抗予選直前ということもあり、2回をパーフェクトに抑えて降板しました。
高木の勢いのあるストレートは普段150キロを記録するのに、この日は140そこそこ。改めて、浜松球場のスピードガンは厳しいと感じました。
試合の方はヤマハが7対3で勝利しました。
ヤマハは3回に高木の後にマウンドに上がった野崎祥人を攻め、この回一挙7得点。特に柳裕太は、この回の先頭打者として内野安打で出塁すると、2度目の打席ではセンターオーバーのタイムリー二塁打を放つなど目立っていました。4打席目では、センターフライでしたが、ホームランかと思うような飛球がセンター最深部に飛びました。パンチ力のあるバッターですね。
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ヤマハの先発は戸狩聡希でした。序盤、少し制球に不安がありましたが、5回を無失点に抑えました。3回裏にヤマハの攻撃が長く続き、キャッチボールをしては中断することを何度か繰り返したのですが、次の回を3者凡退に斬って取ったのはさすがでしたね。安定感があるので、予選でも戸狩が中心になっていくと思います。
ちなみに、三菱重工名古屋にも常葉菊川出身の鈴木寿樹がいますが、この2人の対決は遊ゴロと四球。引き分けといったところでしょうか。
さらに、常葉菊川といえば、町田友潤も登場しました。8回に代走として出場すると、9回にはセカンドを守りました。一昨日に行われた西濃運輸との試合でも安打を放っただけに、打席での姿も見たかったですね。
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Hさんありがとうございました!
最近、『高校野球小僧』の仕事が少したてこんでましてなかなかブログが更新できずにいます。書きたいことはたくさんあるのですが…。
■ヤマハ |
■三菱重工名古屋 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:戸狩-ナテル-古岡 | 投手:高木-野崎-白石-小室-中根 |
<写真>レフトのレギュラー・柳裕太(ヤマハ)
<小さい写真>上から戸狩聡希(ヤマハ)、鈴木寿樹(三菱重工名古屋)、町田友潤(ヤマハ)。全員常葉菊川出身です
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