都市対抗予選 ヤマハvs東邦ガス
★6月19日 都市対抗野球東海地区二次予選 岡崎市民球場 曇
昨日も、都市対抗予選を観戦しました。第1試合では、ヤマハが東邦ガスを下し、A組1位でリーグ戦を終了しました。 今年のヤマハは「神がかり的」な強さがあります。14日のJR東海戦では終盤に6点差を大逆転して2連勝。さらに、この日は、1点ビハインドで迎えた8回にリリーフで登板した戸狩聡希が2点を失い、万事休すかと思われましたが、その裏に小粥勇輝、石野雅之の2本のタイムリーで4点を挙げて逆転に成功。最後はフェリペ・ナテルが締めて、3連勝を飾りました。昨年に続き、リーグ戦1位通過したヤマハ。24日から代表決定トーナメントに最高の形で進みます。 今大会、抑え役として奮闘しているのがフェリペ・ナテルです。来日4 ナテルの最大の武器は、ヒジと肩の柔軟さでしょう。左足の踏み込む幅が広く、それに連動して、腕が畳みこまれながらしなって出てきます。ストレートの最速は昨年マークした146キロ。今年は142キロ止まりですが、これから夏に向かって球速は伸びてくるはずです。 ナテルを見ていて気になったのは、ストレートと同じ腕の振りから投げられる130キロ前後の球です。大きく変化するというよりも、打者のタイミングを微妙にずらしている感じの変化球。130キロ台後半のストレートでも打者を詰まらせることができる要因は、ココにあると思いました。試合後、本人に直接聞いてみることにしました。すると、ナテルの口から流暢な日本語で意外な答えが返ってきます。 「その球はカットボールですね。昨年の都市対抗くらいの時期に覚えました。カットボールを見につけたことによって、投球の幅が広がり、試合で打者を抑えることができるようになりました」。 さらに、目標にしている投手を尋ねると、岸田護(オリックス)と岩隈久志(楽天)を挙げてくれました。なんとなく、ナテルを見ていると、頷ける人選。岸田のフォームのしなやかさと+岩隈の球のキレがナテルの完成なのか。いずれにしろ、これまでにプロ入りしたブラジル人選手とは全く違うタイプの逸材であることは間違いありません。 代表決定トーナメントでも快投を期待しています! <写真/フェリペ・ナテル(ヤマハ)の腕の畳み具合に注目!> |
■ヤマハ |
■東邦ガス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:安永-広岡-古岡-渡邉-戸狩-ナテル | 投手:小椋-水田 |
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