夏の甲子園予選 飛龍vs桐陽
★7月11日 第92回全国高等学校野球選手権静岡大会 1回戦 愛鷹球場 曇
昨日、僕が足を運んだのは愛鷹球場です。お目当ては飛龍。大型スラッガー・奥村拓史(182cm90kg、右投左打)、『野球小僧8月号』の「有望選手リスト」に名前が挙がった遊撃手・辻本一磨(180cm72kg、右投右打)の逸材2年生のチェックに行きました。 ところが、まず、目についたのは相手の桐陽のマウンドに上がった大貫晋一(181cm72kg、右投右打)。スラリとした体型から、細い腕をきれいに振る、いわゆる「しなやか系」の投手です。このしなりを見ただけで、僕の目は一気に釘付け。 さて、飛龍の奥村は、4打数1安打。打球の勢いが他の選手とは一味違います。印象に残ったは、初回のライトポール際への大飛球。ファウルとなりましたが、スラッガーの資質を感じるものでした。4回には左中間への二塁打。これは、第1打席で打ち取られた高めの速球を、今度は狙い打ったかのような一撃。この選手の「負けず嫌い」な一面も見てとれました。 辻本は守備面に光るものがありました。打球に対する一歩の速さと、安定したスローイングの持ち主。ただ、8回にトンネルのエラーをしたのは残念。確かに打球スピードが速く、バウンドも難しかったのですが、軽やかに捕球して打者走者を刺して欲しかったです。 3年生では、4番の土屋博志(172cm82kg、右投右打)が成長を見せ、打線に厚みが出ている飛龍。投げては、エースの石井勇輝(181cm70kg、左投左打)が9回に3点を失ったものの、昨秋に見たときよりも体全体をダイナミックに使っていました。内外角へ投げ分ける制球力は武器になるでしょう。 昨年の飛龍は優勝候補に挙がりながら3回戦で敗退しましたが、今年も選手のレベルは高いだけに上位進出を狙えると思います。 <写真上/腕のしなりが魅力的な大貫晋一(桐陽)> <写真下/大型スラッガーとして期待値の高い奥村拓史(飛龍)> |
■飛龍 |
■桐陽 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:石井 | 投手:眞野 |
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