★7月1日 都市対抗野球東海地区2次予選 岡崎市民球場 晴
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
東海理化 |
0 |
0 |
1 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4 |
ヤマハ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
都市対抗予選は第2代表に東邦ガス、第3代表に東海理化が決定しました。 僕は昨日、ヤマハの第3代表決定を信じて、夜の東名を走ったのですが、到着したのは試合終了後…。そこで、今回も左投手フェチのHさんに詳細をレポートしてもらいます!
* * *
先発はヤマハが戸狩聡希、東海理化が川脇輝生で始まったこの試合。リーグ戦で戦ったときと全く一緒の顔合わせでした。 戸狩は自己最速の143キロを記録するなど、リーグ戦同様攻める投球を見せますが、3回に先頭打者を四球で出すと鈴木裕也のタイムリーで1点を先制されます。4回、5回にも先頭打者に四球を出し、なんだか常に不安なピッチングでした。4回は後続を断ちましたが、5回はバント処理で戸狩自身が痛恨のミス。二塁で刺すことに気持ちがいっていたのか、球が手につかず、走者も生き残ることに。その後はバント、三振で2死まできたのですが、3番・冨川平に直球をライトに放り込まれました。この3ランで戸狩 は降板。
対する東海理化の川脇は8回2死で降板したものの、すばらしいピッチングでした。マウンドに向かう時も、マウンド上でもダラダラというと言葉が悪いのですが、のらりくらりした雰囲気。左サイドからストレートは130キロ台前半ぐらいですが、打者を打ち気にはやらせるような誘う投球をしてくる投手です。積極的な打者が多いヤマハは、初球の緩いボールに手を出して、打ち上げるパターンが多く、川脇の術中にハマっていましたね…。ヤマハの攻撃時間がやたら早く終わるなと思っていたら、それもそのはず、川脇が相手にした29打者中、10打者が初球を打ってました。もちろん、球数も少ないです。8回2死までで89球。4回2死まで投げた戸狩は86球ですからね。テンポもよく、投げてはアウト、投げてはアウトというかんじでした。
8回にヤマハは永田英之のタイムリーで1点を返し、川脇をマウンドか ら降ろしたのですが、2死一、二塁のチャンスで高橋孝典が三振。9回にはドラフト候補左腕・金丸将也の前に3者凡退で終わり、敗北しました。
* * *
Hさん、渾身のレポート、ありがとうございました! この試合で負けたヤマハは第5代表決定戦で、三菱自動車岡崎と激突します。三菱自動車岡崎には第3代表決定トーナメントの初戦でぶつかり、勝利を収めています。 試合終了後、球場外に現れた選手たちを見ていると、悔しさの中にも明るい顔をしている選手が多かったです。第3代表は逃しましたが、チームの雰囲気は決して悪くないと思います。次こそ、都市対抗出場を決めて欲しいです!
<写真・上/東海理化の都市対抗本戦初勝利はこの川脇輝生の双肩にかかる> <写真・下/俊足も魅力の2番打者・永田英之(ヤマハ)> |
コメント
私も現地でみていました。毎年数試合は岡崎に来ています。
相手投手は外角へのコントロールとチェンジアップが絶妙でした。反対に戸狩君は若さが出て、要所を力で押しすぎましたね。
投稿: 1489 | 2010年7月 2日 (金) 21時52分
書き込みありがとうございます!
戸狩はストレート中心だったようですね。
球はなかなか走ってるんだけど…とHさんからも報告をもらいましたが、残念でした。
同じ左腕として川脇の投球を見て、学ぶところもあったと思いますので、今後に期待していきたいです。
投稿: 栗山司 | 2010年7月 3日 (土) 18時47分