夏の甲子園予選 興誠vs静岡商
★7月18日 第92回全国高等学校野球選手権静岡大会 2回戦 浜松球場 晴
今日は2回戦屈指の好カード、興誠対静岡商の一戦を見てきました。プロのスカウトが注目する興誠・寺嶋寛大(182cm79kg、右投右打)のプレーをチェックするのは、この日が2回目です。初戦は7月10日のHさんのレポートにもあるように、2打数1安打で2四球の成績。優勝候補の一角、静岡商相手にどんなプレーをするのか注目しました。 まず、シートノックで寺嶋を追うと、春先に見たときよりも雰囲気の良さを感じます。体の大きな寺嶋が、より大きく見え、いい意味で目立っているのです。 試合の序盤は静岡商ペース。初回にスラッガー・石川昌志(178cm88kg、左投左打)のレフト前タイムリーで1点を先制。2回にも1点を加えます。この静岡商に傾いた流れを食い止めたのが寺嶋です。 寺嶋は4回2死からの第2打席、三塁線を破る二塁打。低い打球で球足の鋭さが印象的でした。これがチーム初安打となると、6番・小崎高史(172cm64kg、右投左打)のライト前安打で寺嶋はホームへ。タイミング的には、ギリギリでしたが、ダイナミックなスライディングで1点を返します。その後、興誠は打線がつながり逆転に成功しました。 続く5回に回ってきた寺嶋の第3打席は豪快な空振り三振に終わりますが、第4打席はヒットを放ちます。 守備面では粗さがありましたが、なんといっても寺嶋の魅力は体の屈強さ。ホームでのクロスプレーで、ランナーを圧倒して得点を阻止したプレーは、扇の要そのもの。今は原石の塊ですが、鍛えれば鍛えれば上手くなる要素があります。 一方、敗れた静岡商では8回の1イニングを投げた後藤翔平(175cm <写真上/優勝候補の静岡商を撃破した興誠の4番・寺嶋寛大> ★寺嶋寛大の過去の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2010/03/post-8aeb.html |
■興誠 |
■静岡商 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
投手:森 | 投手:渋谷-高橋-後藤 |
| 固定リンク
「静岡県の高校野球」カテゴリの記事
- 三村杯、桐陽が初優勝!(2020.11.24)
- 大学野球オータムフレッシュリーグが開幕!(2020.11.21)
- 東京六大学の選手によるオンライン野球教室が開催されました!(2020.11.16)
- 湖西ベースボールフェスタが7日、8日に開催!(2020.11.06)
- 大学野球オータムフレッシュリーグin静岡の開催決定!(2020.11.05)
「静岡県中部地区」カテゴリの記事
- 秋季中部地区大会4日目(8月22日)~清水庵原球場レポート(2020.08.22)
- 秋季中部地区大会3日目(8月18日)~焼津球場レポート(2020.08.18)
- 秋季中部地区大会2日目(8月15日)~島田球場レポート(2020.08.15)
- 練習試合 常葉大橘vs静岡大成(2020.07.09)
- 練習試合 静岡商vs静岡高(2020.07.06)
「静岡県西部地区」カテゴリの記事
- 昨夏県V右腕が聖隷クリストファー大へ進学!(2021.01.06)
- 浜松市内大会、聖隷クリストファーが初優勝!(2020.11.17)
- 浜松市内大会、ベスト4が決定!(2020.11.12)
- 中遠大会、掛川東がV!(2020.11.09)
- 袋井の注目左腕が練習試合で快投!(2020.09.12)
コメント