オープン戦 三重中京大vs浜松大
★8月22日 オープン戦 三重中京大グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
浜松大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 |
三重中京大 | 2 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 6 |
先日は、浜松大と三重中京大のオープン戦を見るために、三重県松阪市の梅村メモリアルフィールド(三重中京大グランド)に足を運びました。前々から「三重中京大のグラウンドは綺麗だ」という話を耳にしていたのですが、想像していた以上に素晴らしかったです。全面人工芝で東京六大学、東都大学など関東の大学に引けをとらない充実の施設。しかし、三重中京大は、現2年生が卒業する2013年春に廃校が決まっています。したがって、このグランドはその後、どのようになってしまうのか? 僕は、そんな心配をしながら試合を観戦していました。
三重中京大は最速149キロ右腕、則本昴大(177cm73kg、右投右打)が先発。東海地区きっての速球派に対し、浜松大は残念ながら6回無失点でした。
鋭い腕の振りを持つ則本のストレートに対し、浜松大打線は序盤から空振りが目立ちます。特に5回は三者連続三振を喫します。そんな中、3回に1年生の藤浦有希(171cm75kg、右投左打)が完ぺきにセンターへ。クリーンヒットを放ちます。藤枝明誠高時代から柔らかいグラブさばきのショートの守備に定評のあった選手。浜松大・永井浩二監督が「1年生だけどウチの重要な戦力」というように、今秋は攻守で活躍が期待できる好素材です。
同じ1年生では、春季リーグ戦で新人賞を獲得した山下大輝(176cm77kg、右投右打)が5回2死から登板。この春、全国大会に出場した三重中京大に対し、8回まで無失点と堂々とした投球を披露しました。
山下の特徴は、抜群のコントロールと打者の手元で伸びる球のキレ。しかも、テークバックからフォロースルーにかけて、体に開きを最小限に抑え、打者に対してギリギリまで球を隠しています。球速よりも、球が速く見えるのが山下の最大の長所です。「秋は、春の成績を上回る結果を残したい」と山下。相手からの研究があると思いますが、それを乗り越え、ワンランク上の投手へと成長して欲しいです。
この日、登板がありませんでしたが、プロ注目の星山広宣(175cm67kg、右投右打)、山下の両輪で投手陣が充実した浜松大。打線がつながりを見せれば、今秋こそ、念願のリーグ戦優勝の可能性は十分あります。まずは、リーグ戦初戦となる28日の星山のピッチングに注目します!
<写真/浜松大期待の1年生コンビ、藤浦有希(写真上)と山下大輝(写真下)>
■浜松大 |
■三重中京大 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:徳田-山下 | 投手:則本-宮迫-奴賀 |
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