練習試合 常葉学園菊川vs東邦
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
東邦 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
常葉学園菊川 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 1 | 1 | × | 8 |
甲子園の組み合わせも決定し、静岡県代表の常葉学園橘は8日に滋賀県代表の北大津と対戦することになりました。両校がどんなプレーを見せてくれるのか、今から楽しみです。
甲子園出場校以外では、すでに新チームとなり、練習試合が行われています。知り合いのHさんが「新チームは強い!」と評判のあの学校を見に行き、レポートしてくれました。
※ ※ ※
今日は常葉学園菊川の新チームを見に、菊川球場に行ってきました。相手は愛知の強豪・東邦。常葉学園菊川の先発投手は、夏の大会でも活躍した1年生の岩本喜照でした。岩本も大きいのですが、とにかく常葉学園菊川の新チームはみんな体が大きいですね。平均身長が相当高そうで、いい意味で初々しさを感じません(笑)
試合は初回に東邦が1点先制したものの、常葉学園菊川が3回に同点とすると、5回には高崎健太のタイムリー二塁打で勝ち越し。6回には5連打で4点を奪い、その後も加点した常葉学園菊川が8対1で快勝しました。岩本は初回以外は三塁も踏ませない、貫禄の完投でした。
攻撃ではとにかく6回が印象に残りました。7番・岩本からという打順だったにも関わらず、怒涛の5連打。甲子園準優勝の2年前の打線を彷彿させましたね。先発全員安打だったので、とにかくみんな打ったのですが、特にすごかったのが木下晃暢。センターへの二塁打、ライト前安打、センター前安打、ライト線三塁打と5打数4安打の大当たりでした。足が速く、守備が少しもたつく間に一気に次の塁を陥れる場面が目立ちました。ただ、この選手は投手としての活躍も見たいところです。
タレント揃いな新チームですが、このチームを引っ張るのが、ショートを守る兄・近藤亮とキャッチャーで弟の近藤駿の近藤ツインズ。夏の大会では不調だった近藤亮も、この日は5打数3安打とすっかり復活していました。秋の大会に向けて、長打もある近藤亮を1番にすえたこの打線はなかなか面白いと思います。身体能力を生かした守備範囲の広さも注目ですね。
近藤駿は1安打だったものの、守備では本来のポジションである捕手に戻り、岩本を好リード。まだまだ勉強中だとは思いますが、体もがっしりしているので、鍛えがいがありそうです。
※ ※ ※
Hさんありがとうございました! 昨日、組み合わせの決まった秋季大会では常葉学園菊川と聖隷クリストファーがいきなり激突しますね。どんな試合になるのか超注目です。
<写真/上から岩本喜照、近藤亮、近藤駿(常葉学園菊川)> ■常葉学園菊川 | |||||||||||||||||||||||||||
投手:岩本 |
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