神宮球場で長谷川と前田を目撃!
20日は、東京六大学リーグで活躍している常葉学園菊川出身の選手を見たくて、神宮球場まで行ってきました。
この日は、法政大と立教大の対戦です。
まず、法政大の長谷川裕介(175cm76kg、右投右打)は、現在3年生。常葉学園菊川時代はセンバツで優勝に貢献すると、夏の甲子園では1試合2本塁打の活躍。ラインドライブのかかった鋭いライナー性の打球が今でも忘れられません。大学を経て、プロにいってくれると期待していました。
ところが、法政大入学後は1学年下の多木裕史(178cm74kg、右投左打)の台頭もあり、出場機会に恵まれず。残されたシーズンは、あと3つ。そろそろ、出てきて欲しいなと思っていた矢先、今秋の早稲田大戦に代打で登場し、ドラフト候補の大石達也(182cm76kg、右投左打)から本塁打。これがブレイクへのきっかけになってくれればなと思っています。
残念ながら、僕の観戦した20日の試合はショートで多木が先発して、長谷川の出場はありませんでした。シートノックで元気な姿を見ることができただけでも、一先ずは良かったです。
一方、前田隆一(178cm75kg、右投右打)は2年生ながら立教大のレギュラーを掴んでいます。2008年夏の甲子園では主将として猛打の常葉学園菊川を牽引。高校通算14本塁打ながら、印象に残る一発を放っています。
前日の試合ではレフトスタンドへ大学初本塁打を放ちます。この日の試合前、立教大の応援席から「リュ~イチ、今日も打ってくれ~」と期待の高さが伺える声援が送られていました。しかし、この日の相手は法政大の加賀美希昇(186cm88kg、右投右打)。今夏の第5回世界大学選手権大会の日本代表に選出されたドラフト候補右腕です。
・第1打席…7球目を打ってセンターフライ。いい角度の打球でしたが、もうひと伸び足りません。
・第2打席…無死一塁の場面で送りバント。ピッチャーの正面を突き、打者を送ることができません。
・第3打席…カウント2-1から変化球を空振り三振。
・第4打席…立教大が1点を追う9回裏。この試合、最大の見せ場。一死二塁の場面の打席に。カウント2-2から、第3打席と同様に変化球を空振り三振。ランナーを還すことができませんでした。
以上、4打席、快音は聞かれませんでしたが、この日はとにかく加賀美の投球が凄かったです。8回のピンチでは神宮球場のスピードガンで153キロをマーク。常時140キロ台中盤から後半のストレートが低めに決まりました。さすが、ドラフト上位候補と言われるだけのピッチャーでしたね。
<写真上/レギュラー獲得に期待したい長谷川裕介(法政大)>
<写真下/前日の試合で大学初本塁打を放った前田隆一(立教大)>
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コメント
初めまして。
法政の長谷川、先週の慶応戦2戦ともスタメンでしたね。
初戦は1番サードで4打数2安打2打点、2戦目は3番ショートで4打数2安打1打点。
特に、初戦は先制2ランHRを慶応のエース竹内から放ち、印象に残る活躍でした。
規程打席数に達してはいませんが、今季打率.313と打撃好調ですね。
もともと守備には定評があるだけに、打撃開眼でますますの活躍をと期待しています。
投稿: 暁の勇者 | 2010年10月 5日 (火) 21時11分