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2010年9月 2日 (木)

混戦の静岡学生リーグに注目!

 静岡学生リーグの秋季リーグ戦が開幕。第1週では、東海大海洋学部、浜松大、日大国際関係学部が勝ち点を挙げました。おそらく、優勝争いはこの3チームで展開されると思います。

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 春秋連覇を目指す東海大海洋学部は、投打のバランスがよく優勝候補の筆頭格。勝負強さが光ります。春2位の浜松大はエース・星山広宣(175cm67kg、右投右打)に加え、1年生の山下大輝(176cm77kg、右投右打)が安定。打線次第で十分に優勝を狙えます。春は不本意な成績に終わった日大国際関係学部は、本格派右腕・横井貴行(181cm69kg、右投右打)をはじめ、能力の高い選手がそろいます。投打の歯車が噛み合えば、一気に頂点を狙えるでしょう。

 そのほか、静岡産業大は第1週で多くの1年生を使い、今後が面白そうなチーム。春に新人王を獲得した石井浩文(175cm70kg、右投右打)は要注目です。富士常葉大は第1週で浜松大を完封した1年生・小澤一馬(180cm74kg、右投右打)が見逃せません。蒲原シニア時代はエースも、常葉学園橘では公式戦の出場が少なかった右腕。大学での巻き返しに期待です。また、「静岡のイチロー」こと、洞口大輝(170cm65kg、右投両打)が主将を務める静岡大、140キロ超の速球を投げる小澤倫也(185cm70kg、右投左打)の静岡理工科大もチェックしていきたいです。 

 最近、ある静岡学生リーグの4年生選手からこんなことを耳にしました。「自分たちが1年生のときよりも、リーグのレベルが上がってきているような気がします」。昨年の大学選手権で東海大海洋学部がベスト8入りし、選手のモチベーションが上がっているのは確かでしょう。また、入ってくる選手のレベルも上がってきています。したがって、常に静岡県のチームが全国大会に出場し、実績を積み重ねていって欲しいところ。それが、さらなるレベルアップにつながります。しかし、秋の場合、春よりも全国への道は遠いです。

 静岡学生リーグの優勝チームは、その後の東海選手権で岐阜、三重の優1009021jpg_2勝チームと対戦(10月23日に浜松球場で開催)。2位以内に入れば、「愛知・東海・北陸三連盟王座決定戦」(11月1日から3日間、瑞穂球場で開催)に出場できます。そして、この大会で優勝すれば、晴れて明治神宮大会の切符を手にいれることができます。

 まず、激戦の静岡学生リーグを制するのはどのチームか!? 今秋のリーグ戦は、松前球場、富士球場、磐田球場で開催されます。ぜひ、お近くの方は足を運んでみてください。

★詳しい日程は、東海大海洋学部のブログに掲載されています→http://blogs.yahoo.co.jp/oceantokai/61288559.html

 

<写真上/第1週で2勝をマークした星山広宣(浜松大)。プロ入りを狙っています>

<写真下/秋季リーグのパンフレット。各球場で購入することができます!>

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