練習試合 常葉学園菊川vs静岡
★11月23日 練習試合 常葉学園菊川グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
常葉学園菊川 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 9 |
静岡 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
11月末となり、そろそろ今年も高校野球シーズンが終わりに近づいています。そんな寂しくなりつつあるこの時期に、静岡県のビックチーム同士の練習試合が実現しました。全国の高校野球ファンにも名前が知れ渡る常葉学園菊川と静岡。両チームともに秋の県大会ではベスト8に進出。もちろん、来夏は甲子園を狙っているチーム同士です。
試合は常葉学園菊川の圧勝で終わりました。3回に近藤亮(183cm73kg、右投右打)のタイムリー三塁打などで3点を挙げると、6回には7安打を集中して6点を奪う猛攻を見せます。投げては先発の木下晃暢(183cm78kg、左投左打)が、6回まで2失点に抑える好投。速い腕の振りから、力のある真っすぐと、同じ腕の振りから緩い変化球を投げ込みます。その変化球は高めに抜けると痛打を浴びる傾向がありましたが、低めにくれば、真っすぐとの緩急という意味で使えるボールです。
心配なのは7回から登板したエース・岩本喜照(181cm70kg、右投右打)。結果的に無失点に抑えたのですが、なかなか空振りを奪えないところを見ると、キレが今一つ。今夏、今秋の大会では軽く投げているようでボールの伸びが特徴的だっただけに、アレッと首をかしげていまいました。この冬、じっくりと鍛えなおし、来春は一回り大きくなった姿に期待しています。
打線では注目の高崎健太(167cm69kg、右投左打)が第1打席で持ち味を発揮。2-0と追い込まれてから、ファウルで粘り、8球目をライト線へ二塁打。金属バットでなく、一人だけ木製バットを使用しての快打でした。木製バットを使っている意味は何なのか。機会があれば、一度、本人に聞いてみたいです。
一方の静岡は主砲の小川拓真(173cm82kg、左投左打)を故障で欠き、やや迫力に欠けていた印象が…。ただ、試合前のシートノックを見ていると、「持っている力はあるな」と感じました。特に、二塁・山田直(168cm61kg、右投左打)、三塁・中澤彰太(174cm63kg、右投左打)、遊撃・平川真大(177cm69kg、右投右打)の1年生コンビは、十分に全国で勝負できそうな安定した守備力があります。ここに小川がファーストに加われば、布陣として文句なし。来年は伝統校の巻き返しなるか、こちらも目が離せません!
<写真上/3回にライト超の三塁打を放った近藤亮(常葉学園菊川)>
<写真下/この冬、さらなる飛躍が期待される岩本喜照(常葉学園菊川)>
■静岡 |
■常葉学園菊川 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:渡邉-日吉 | 投手:木下-岩本 |
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