「伊豆市交流大会2011」が開催されました!
今年も中学硬式野球の「伊豆市交流大会2011」(2月11日~13日)が開催されました。昨年から始まった今交流戦。比較的温暖な伊豆市を舞台に、シニアリーグとボーイズリーグがリーグの垣根を超えて激突しました。
「比較的温暖な」と書きましたが、今年は雨と雪の影響で最初の2日間は、ほとんどの試合が中止。それでも、僕が伺った3日目は雪が残っていたものの、なんとか志太スタジアムで3試合を行うことができました。
今大会主催の伊豆市リトルシニア・土屋英治監督によると、早朝は前日の雪でグランド中が真っ白。そこから、選手、関係者の懸命の雪かきで何とか試合開催にこぎ着けたようでした。伊豆市リトルシニアのメンバーたちもこの日は試合を行わず、裏方へ。「雪かきをして、チームプレーを学ぶ。これも私たちの野球ですよ」と土屋監督を笑って話してくれました。
この日、3試合目では世田谷西シニアの試合を見ることができました。世田谷西シニアは2009年に中学硬式日本一を決めるジャイアンツカップを制覇、昨年は阿里山杯国際親善野球大会というで国際大会で日本勢初の優勝を成し遂げました。もちろん、今年のチームも3月26日開幕の第17回全国選抜野球大会に出場。 全国屈指の強豪シニアチームといえるでしょう。このチームのスタッフも凄く、オーナーは東尾修氏(元西武)、総監督は蓬莱昭彦氏(元西武他)などプロOBが名を連ねます。そんな中、監督を務める吉田昌弘市は磐田南高出身。静岡県生まれということで俄然、僕は興味を惹かれました。
試合は序盤から世田谷西シニアの打線が爆発します。特に1番ショート・安武の猛打が凄かったです。第1打席は初球を左中間を破る三塁打、第2打席の内野安打を挟み、第3打席は右中間を破る三塁打、そして最後の第4打席はセンター前安打。4打数4安打。今ずぐ甲子園常連校に行っても通用しそうな体格と打撃センスには脱帽しました。
吉田氏は「うちには専用のグランドがありません。近くの駒沢球場が抽選で当たれば使えますが、いつも出来るとは限りません。ですから、各個人が自分でどれだけ自主練習をこなせるか。そこがウチのチームは重要なんです」。試合を見ていても、選手を一方的に怒鳴りつけることはせず、諭すように指導しているのが印象的。中学生ながら、大人の雰囲気が漂うチームでした。
<写真上/グランドの脇に雪が残る中で交流戦が開催された>
<写真中/磐田南高出身の吉田昌弘監督(世田谷西シニア)>
<写真下/飛び抜けた打撃センスで4安打を放った安武(世田谷西シニア)>
★昨年の「伊豆市交流大会2010」の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2010/02/post-4de9.html
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コメント
かっこいい~
投稿: 白井 | 2012年10月10日 (水) 22時56分