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2011年2月

2011年2月28日 (月)

ボーイズリーグ フレイムズ浜松ボーイズvs磐田ボーイズ

★2月23日 第41回日本少年野球春季全国大会静岡県支部予選 決勝 富士球場 晴   

      チーム
フレイムズ浜松ボーイズ 0 2 0 0 0 0 0 2
磐田ボーイズ 0 0 0 0 0 0 0 0

 昨日はボーイズリーグの春季全国大会の静岡県支部予選を見てきました。全国大会の切符をかけた決勝戦はフレイムズ浜松ボーイズと磐田ボーイズが対決しました。試合はフレイムズ浜松ボーイズが2回に6番・清水のタイムリーなどで2点を先制します。投げてはエース・小池が完封勝利。フレイムズ浜松ボーイズが3月26日からの全国大会(大田スタジアム他)への出場を決めました。

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 フレイムズ浜松ボーイズの小池は中学2年生ながら体つきが良く、まるで中南米の選手を見ているようなパワフルなフォームです。球質が重く、低めにズドンと伸びてくる感じ。コントロールがいいのも特徴で、四球で崩れることのない安定感があります。変化球は緩いスライダーと速いスライダーの2種類。ストレートとのコンビネーションで投げられたら、攻略は難しいでしょう。7回裏、最後のバッターには三振を狙っているかのように渾身の力を込め、見逃し三振に。力と技を兼ね備えているピッチャーでした。

 この小池の球を受けていた捕手が大本。この選手の1102273センスに惹かれました。まず、左打ちのバッティングでは2回に先制の足がかりとなる左中間への二塁打を放ちます。守っては5回、一死一塁の場面から一塁のランナーの盗塁を阻止したスローイングがスバ抜けて良かったです。山なりの球ではなく、低い弾道で、しかもランナーがスライディングした位置へのドンピシャのスローイング。磐田ボーイズに傾きかけた流れを食い止めたという意味でもビッグプレーでした。聞くところによると、まだ1年生だそうです。全国大会でも大暴れして欲しいです。

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 敗れた磐田ボーイズにも面白い選手が多くいました。その中でピックアップしたいのは準決勝で駿東ボーイズ相手に完封した高津ビニシウスです。右のオーバーハンドで体のバネを感じるタイプの選手。ヒジがしなり、いかにも球の回転が良さそうです。将来的に体が出来あがってきたとき、球速が伸びることが期待できる逸材です。

<写真上/がっちりとした体格から重い球を投げ込む小池(フレイムズ浜松ボーイズ)
<写真中/強肩強打の捕手として楽しみな大本(フレイムズ浜松ボーイズ)>
<写真下/準決勝で快投を見せた高津ビニシウス(磐田ボーイズ)>

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2011年2月24日 (木)

オープン戦 JR東日本vs東海大

★2月23日 オープン戦 清水庵原球場 晴    

  チーム
JR東日本 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3
東海大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

 昨日の清水庵原球場はプロのスカウトの数に驚きました。なんと8球団11人のスカウトが集結。この球場にここまでのスカウトが集まったのは、おそらく初めてではないでしょうか。もちろん、お目当ては東海大・菅野智之(185cm86kg、右投右打)。言わずと知れた今秋のドラフトの超目玉選手です。

 菅野も気になるのですが、僕は同じく東海大の新3年生・望月啓吾(170cm110223173kg、左投左打)を楽しみにしていました。

 望月は東海大翔洋中で夏の全日本少年軟式野球大会で全国準V。東海大翔洋高では、2年秋には東海大会進出に貢献。県大会では3日連続登板の末に377球を投げ、3日目に14奪三振の快投を見せました。3年夏は3回戦で掛川西に敗退するも、130キロ台後半の速球を打者の内角へグイグイと攻め込む投球が印象的でした。その後、東海大に進学。昨秋は中継ぎとして8回3分の2を自責点0という好結果を残しました。

 この日、望月の出番は4回二死二塁のピンチでやってきました。迎えるのは川端崇義(176cm80kg、右投右打)。1打席目にセンター前安打、2打席目にレフトを超える三塁打を放った社会人屈指の強打者です。ここで望月は初球を変化球で入ると、2球目は内角にストレートを投げ込み、詰まったサードゴロに。ピンチを切り抜けます。さらに、続く5回、6回を3人ずつに抑え完ぺきなリリーフを見せました。

 この日、打者7人に対した投球を見て、僕が感じたのは変化球の多さでした。投球の約8、9割が変化球。その中で打者のタイミングを外すチェンジアップが有効的でした。 

 投球後、望月に直接話を聞くことができました。まずは、今日の投球から振り返ってもらいました。

「最初から変化球を多めにしようと決めていました。普段はもう少しストレートが多いです。結果的に無安打に抑えることができてアピールできたと思います。でも、JR(東日本)のバッターの振り、ハンパないっすね」と少し驚き気味に話してくれた望月。それでも、社会人の強豪を相手に抑えたことは自信になったようでした。

 この清水庵原球場は、望月が3年夏に掛川西に敗退した場所です。「やっぱり、ここで最後負けているので意識しましたね。悔しさもあります。ただ自分、大学に行ってすべてにおいてレベルアップしたと思います」。具体的には、フィールディングの大事さといった細かいプレーについてかなり学んだとのこと。さらに、先輩・菅野の存在も望月の成長の手助けとなっているようです。

「菅野さんは野球に取り組む姿勢、考え方など、技術的以外の部分でも勉強になることが多いです。すごい、いろいろ深く考えている人なので」。菅野には及びませんが、望月もストレートの球速が伸び、現在の最速は142キロ。カーブ、スライダー、チェンジアップの変化球も精度が増しています。ここまで順調に成長を遂げていることに安心しました。

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 最後に将来について聞くと、「絶対にプロに行きたいです」と堂々と話してくれました。まずは、今年のリーグ戦は1戦目の菅野のあと、2戦目の先発を期待したいところです。

「こればっかりはチーム事情もありますので…。ただ、そこを目指して沖縄キャンプを取り組んでいきたいです」。今日からの沖縄キャンプ、そして早稲田大戦で先発予定というオープン戦でどこまで結果を残せるのかが鍵となるでしょう。

 実際に近くで話してみると、身長170センチと小柄な望月。どこから負けん気の強さが出てくるのか不思議なほどでした。ただ、マウンドに上がると、大きく見えて、打者を目で殺せる圧倒的な雰囲気が漂っています。それこそ、望月の長所なのでしょう。望月との別れ際、今年は首都大学リーグを見にいくことを約束したので、ぜひ実現したいと思います。

<写真上/2回3分の1を無安打無失点に抑えた望月啓吾(東海大)>
<写真下/最速149キロをマークした菅野智之(東海大)>

★望月啓吾の全投球内容

<4回>
川端…三塁ゴロ

<5回>
澤…ライトフライ
木本…ショートゴロ
竹内…ファーストフライ

<6回>
石谷…三振
石川…サードゴロ
山口…三振

■JR東日本

■東海大

1番 遊撃 縞田
2番 中堅 都築
3番 左翼 川端
4番 一塁
5番 三塁 木本
6番 右翼 竹内
7番 DH 石谷
8番 捕手 石川
9番 二塁 山口
1番 遊撃 田中広
2番 左翼 山根
3番 中堅 景山
4番 捕手 伏見
5番 DH 鈴木翔
6番 二塁 吉川
7番 三塁 坂口
8番 一塁 長谷川
9番 右翼 加納
投手:十亀-片山-金

投手:猿川-望月-赤間-菅野-高橋

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2011年2月22日 (火)

庄司隼人(広島)の宮崎キャンプ情報

 プロ野球のキャンプももうまもなく終了し、今週末からは本格的にオープン戦が始まります。常葉学園橘時代から一貫して「庄司は野手!」とそのセンスに惚れ込んでいた知り合いのHさんが、駆け込みで宮崎キャンプのレポートを送ってくれました。

※            ※           ※  

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 今日で広島の2軍キャンプは打ち上げということで、宮崎に着いてまず東福寺球場に向かいました。1軍での紅白戦で活躍、オープン戦にも出場するなど、今注目度が高い庄司隼人はやはり見逃せません。

 庄司のユニフォーム姿を見たのは昨年の6月以来だったのですが、とにかく下半身の充実に驚きました。相当練習をしているのでしょう、太もももたくましく、全体的に小さいイメージがなくなりました!

 今日はアップの後シートノック、バッティング練習とトータルに見ることができましたが、守備ではプロに入ってから野手転向したとは思えないぐらいスムーズな動きを見せていました。ショートを守る安部友裕との併殺プレーはなかなか華麗に決まっていましたよ。

 外野からの返球をカットするか判断する練習では、庄司がカットに入らなかったボールに対して山田和利コーチが「ラインそれてたぞ!」と怒鳴る場面も。しかし、庄司は「それてたけど、そのままいけると思いました!」とハッキリ返答。「今のは入るボール」と言われていましたが、ハイと返事するだけでなく、しっかり自分で考えていて、それを口に出せる性格が庄司の一番の伸びしろだと思いましたね。

 大声で自分のポジションを叫び、ノックをもらい、ストライク返球をしたら抜けるという練習がシートノックの最後だったのですが、庄司もひときわ大きな声で「セカンドー1102222_2!」とアピール。ショートの安部が一番にノックをもらい抜けると、次に庄司もノックをもらいましたが失敗。セカンドの定位置に戻ったものの、「セカンドー!」と声をあげなくなった庄司に、周りからは「もうあきらめたのか!」と声が。すると庄司はなぜか、「サードー! サードー!」と同じく残っていたサードの申成鉉に加勢。周りを笑わせていました。もちろん、申がノックをもらった後は、また「セカンド!」と大きな声を出していました。

 今年はファームで実戦経験を多く積むことになると思います。守備も打撃もどこまで成長するのか、本当に楽しみな選手です。センスだけでなく、努力する才能も持ち合わせているところが、応援のしがいがありますね 。

※           ※           ※

 Hさんありがとうございました! 早く庄司のプレーが見たくて、ワクワクしてきました。

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2011年2月21日 (月)

「伊豆市交流大会2011」が開催されました!

  今年も中学硬式野球の「伊豆市交流大会2011」(2月11日~13日)が開催されました。昨年から始まった今交流戦。比較的温暖な伊豆市を舞台に、シニアリーグとボーイズリーグがリーグの垣根を超えて激突しました。

 「比較的温暖な」と書きましたが、今年は雨と雪の影響で最初の1102211_22日間は、ほとんどの試合が中止。それでも、僕が伺った3日目は雪が残っていたものの、なんとか志太スタジアムで3試合を行うことができました。

 今大会主催の伊豆市リトルシニア・土屋英治監督によると、早朝は前日の雪でグランド中が真っ白。そこから、選手、関係者の懸命の雪かきで何とか試合開催にこぎ着けたようでした。伊豆市リトルシニアのメンバーたちもこの日は試合を行わず、裏方へ。「雪かきをして、チームプレーを学ぶ。これも私たちの野球ですよ」と土屋監督を笑って話してくれました。

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 この日、3試合目では世田谷西シニアの試合を見ることができました。世田谷西シニアは2009年に中学硬式日本一を決めるジャイアンツカップを制覇、昨年は阿里山杯国際親善野球大会というで国際大会で日本勢初の優勝を成し遂げました。もちろん、今年のチームも3月26日開幕の第17回全国選抜野球大会に出場。 全国屈指の強豪シニアチームといえるでしょう。このチームのスタッフも凄く、オーナーは東尾修氏(元西武)、総監督は蓬莱昭彦氏(元西武他)などプロOBが名を連ねます。そんな中、監督を務める吉田昌弘市は磐田南高出身。静岡県生まれということで俄然、僕は興味を惹かれました。

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 試合は序盤から世田谷西シニアの打線が爆発します。特に1番ショート・安武の猛打が凄かったです。第1打席は初球を左中間を破る三塁打、第2打席の内野安打を挟み、第3打席は右中間を破る三塁打、そして最後の第4打席はセンター前安打。4打数4安打。今ずぐ甲子園常連校に行っても通用しそうな体格と打撃センスには脱帽しました。

 吉田氏は「うちには専用のグランドがありません。近くの駒沢球場が抽選で当たれば使えますが、いつも出来るとは限りません。ですから、各個人が自分でどれだけ自主練習をこなせるか。そこがウチのチームは重要なんです」。試合を見ていても、選手を一方的に怒鳴りつけることはせず、諭すように指導しているのが印象的。中学生ながら、大人の雰囲気が漂うチームでした。

<写真上/グランドの脇に雪が残る中で交流戦が開催された>
<写真中/磐田南高出身の吉田昌弘監督(世田谷西シニア)>
<写真下/飛び抜けた打撃センスで4安打を放った安武(世田谷西シニア)>

★昨年の「伊豆市交流大会2010」の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2010/02/post-4de9.html 

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2011年2月17日 (木)

庄司隼人、ブレイクの兆し!

 昨日行われた広島東洋カープの紅白戦で庄司隼人(常葉学園橘出身)が大活躍したようです。出場予定だった東出輝裕が寝違えたため、庄司が二軍キャンプから召集されスタメン出場。2番セカンドとして3打数2安打1打点の結果を残しました。
 この突然のチャンスにもしっかりとアピールできる所が庄司らしいなと思いました。負けん気が強く、緊張感を集中力に変えられる庄司の性格はまさにプロ向き。アクシデントとはいえ、こんなに早く一軍に呼ばれ、しかも成長ぶりを見せてくれるとは思いませんでした。今後、オープン戦でも活躍が見られるかもしれません。
 来週から知り合いのHさんが宮崎に行くそうなので、また庄司の様子を教えてもらおうと思っています。

 デイリースポーツの広島版に庄司の記事が載っています。

★庄司 2軍から緊急招集で大ハッスル!
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2011/02/17/0003809002.shtml

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2011年2月 5日 (土)

必見! 今春の中学野球

 今年も3月は中学野球のビックイベントが目白押しですね。まず、3月5日に「第41回県中学選抜野球大会」が開幕。静岡の中学生にとっては憧れの大会です。新聞での露出度も高いだけに活躍すれば注目されます。一方、僕たち見る側にとっても、逸材を探す重要な大会。3年前、当時清水飯田中の野村亮介(静清)を発見したのも、この大会。同じ日には熱海中の小川拓真(静岡)も出ていました。ちょっと球場で観戦するには寒い時期ですけど、2年後、3年後を楽しむために、見逃すわけにはいきません。特に今年は、剛球を投げると噂の国松(静岡安倍川中)が気になるところです。

 その後、3月25日からは「第2回全日本少年春季軟式野球大会」が開幕します。こちらは、中学野球のセンバツ大会と言われ、全国の強豪中が静岡県に集結。昨年は西部地区で行われましたが、今年は中部地区、東部地区の球場で見ることができます。静岡からは、東海大翔洋中、焼津市立大富中、浜北北部中、常葉学園橘中の4チームが出場。静岡の中学軟式のレベルの高さを見せて欲しいです。

★第41回県中学選抜野球大会の組み合わせ→http://www4.shizuokaonline.com/junior_baseball/2011yagura.pdf

★第2回全日本少年春季軟式野球大会の組み合わせ→http://www.jsbb.or.jp/game2011/j-h-school-sp/images/img_tournament.pdf

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2011年2月 2日 (水)

静清の紅白戦レポート

★1月30日 静清紅白戦 掛川球場 晴   

  チーム
紅組 0 0 1 0 0 3
白組 0 0 0 7

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 1月30日、センバツ出場の決まった静清の紅白戦を見てきました。注目のエース・野村亮介(187cm80kg、右投右打)は白組の2番手で登板しました。この日は、気温が低く、冷たい風も吹き荒れる悪天候。無理に投げて故障しないか、少し心配していました。ところが、いざ投げ始めると、僕の不安を吹っ飛ばすような好内容。7分程度の力で投げているにもかわらず、イキのいいボールがきていました。この日はストレート限定なので打者有利。それでも、余分な力が入っていないので、体の開きが最小限に抑えられ、いつも以上にバランスが良かったです。

 まず、4回は3人ともにショートゴロに仕留め、野村らしくテンポ良さを見せます。続く5回には1点を失うも、6回はピンチをしのぎ無失点。この6回、二死一三塁の場面、カウント2-3になったところで、光岡孝監督からバッテリーに対してゲキが飛びます。

 「ここを我慢して0点にしのげ。攻める気持ちで投げろ」。この一球、おしくも左打者のアウトコースにわずかに外れましたが、この日MAXの渾身のボール。攻撃的な気持ちが見えました。続く打者は、三振に。ピンチにもかかわらず、このバッテリーが完全に優位に立っていました。まさに「防御は最大の攻撃」という言葉が僕の頭に浮かんできました。

●野村亮介の全内容…<4回>遊撃ゴロ、遊撃ゴロ、遊撃ゴロ<5回>右中間三塁打三振、スクイズ、二塁ゴロ<6回>三振左翼安打、三塁ゴロ、左翼安打、四球、三振

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 野村も良かったのですが、僕がもっとも気になったのは白組の先発で登板した山本将馬です。腕の位置はサイドからアンダーの右投手。球速は120キロ台そこそこだと思いましたが、常に低めに集まってきます。しかも、キレがあるので、打者が困惑している様子でした。静清のアンダーと言えば、プロ入りを果たした牧田和久(西武)が思い浮かびますが、もしかして「牧田二世」かもと、期待してしまったほど。3回を1失点という内容以上にインパクトがありました。これで、シンカーみたいな落ちるボールを完全マスターすれば、センバツでは面白い存在になるのでは…。野村が本格派タイプだけに、このアクセントは静清にとって大きな武器になるでしょう。

<写真上/貫録の投球を見せた野村亮介(静清)>
<写真下/3回を1失点に抑えた山本将馬(静清)>

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2011年2月 1日 (火)

プロ野球がキャンプイン!

 今日からプロ野球がキャンプイン。いよいよ球春、近しです。

 そのキャンプインを前に、Hさんがヤクルトの自主トレを見に行ってくれました。偶然、僕が大学時代から追いかけていた松井淳が練習をしていたようです。せっかくなので、Hさんに頼み込み(笑)、レポートを書いてもらいました!

*          *          *

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 先日、戸田球場に新人合同自主トレを見に行ったら、サブグラウンドで松井淳が練習していました。松井は日大国際関係学部時代はスラッガーとして鳴らし、プロ1年目の昨年はファームで101試合に出場するなど主力として活躍。今年は1軍初昇格も期待されていますね。

 松井は、荒木貴裕、三輪正義らと内野でノックを受けていました。一塁の位置にネットを置き、送球がネットを外した選手がノッカー。なので、エラーをしなければ、ノッカーにまわるこToda02とはないはずなんですが…松井は主力ノッカーでした(笑)。

 ただ、三塁の位置からの送球の伸びというか、力強さはさすが。体は少し大きくなったかと思いますが、足元も動きも軽やかで、ゴムまりがはずむようにグランドを走り回る姿は健在でした。

 バッティング練習などは見られなかったのですが、松井の魅力といえば、空気を切り裂く鋭い打球。すごい勢いで直線的に飛んでいく打球は一見の価値あり。今年のキャンプもファームスタートとなりますが、今年こそ1軍であの打球を見たいところです。

*          *          *

 Hさん、ありがとうございました。2年目となる今季は、ぜひ1軍でのプレーを見たいところ。今年は7月5日に草薙球場でヤクルト対巨人戦が組まれています。大学時代を過ごした静岡への凱旋を楽しみに待ちたいです。

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