ボーイズリーグ フレイムズ浜松ボーイズvs磐田ボーイズ
★2月23日 第41回日本少年野球春季全国大会静岡県支部予選 決勝 富士球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 計 |
フレイムズ浜松ボーイズ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
磐田ボーイズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
昨日はボーイズリーグの春季全国大会の静岡県支部予選を見てきました。全国大会の切符をかけた決勝戦はフレイムズ浜松ボーイズと磐田ボーイズが対決しました。試合はフレイムズ浜松ボーイズが2回に6番・清水のタイムリーなどで2点を先制します。投げてはエース・小池が完封勝利。フレイムズ浜松ボーイズが3月26日からの全国大会(大田スタジアム他)への出場を決めました。
フレイムズ浜松ボーイズの小池は中学2年生ながら体つきが良く、まるで中南米の選手を見ているようなパワフルなフォームです。球質が重く、低めにズドンと伸びてくる感じ。コントロールがいいのも特徴で、四球で崩れることのない安定感があります。変化球は緩いスライダーと速いスライダーの2種類。ストレートとのコンビネーションで投げられたら、攻略は難しいでしょう。7回裏、最後のバッターには三振を狙っているかのように渾身の力を込め、見逃し三振に。力と技を兼ね備えているピッチャーでした。
この小池の球を受けていた捕手が大本。この選手のセンスに惹かれました。まず、左打ちのバッティングでは2回に先制の足がかりとなる左中間への二塁打を放ちます。守っては5回、一死一塁の場面から一塁のランナーの盗塁を阻止したスローイングがスバ抜けて良かったです。山なりの球ではなく、低い弾道で、しかもランナーがスライディングした位置へのドンピシャのスローイング。磐田ボーイズに傾きかけた流れを食い止めたという意味でもビッグプレーでした。聞くところによると、まだ1年生だそうです。全国大会でも大暴れして欲しいです。
敗れた磐田ボーイズにも面白い選手が多くいました。その中でピックアップしたいのは準決勝で駿東ボーイズ相手に完封した高津ビニシウスです。右のオーバーハンドで体のバネを感じるタイプの選手。ヒジがしなり、いかにも球の回転が良さそうです。将来的に体が出来あがってきたとき、球速が伸びることが期待できる逸材です。
<写真上/がっちりとした体格から重い球を投げ込む小池(フレイムズ浜松ボーイズ)
<写真中/強肩強打の捕手として楽しみな大本(フレイムズ浜松ボーイズ)>
<写真下/準決勝で快投を見せた高津ビニシウス(磐田ボーイズ)>
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