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2011年3月29日 (火)

春季大会 菊川南陵vs浜松商

★3月27日 静岡県春季高校野球西部地区大会1回戦 浜松球場 晴

 チーム
菊川南陵 1 0 2  0 0 2 0 4 9
浜松商 1 1 0 1 0 0 7 6 16

<8回コールド>

 センバツ大会が真っ最中の今日この頃。静岡県は春季地区大会が開幕しています。まず、僕が向かったのは菊川南陵と浜松商の試合です。今春、国際海洋第一から校名変更した菊川南陵が古豪の浜松商に対し、どう挑むのか注目しました。

 試合前、菊川南陵のシートノックを見ていると、エラーや暴投が目立ち、スタンドの父兄から「もっと力を抜いて、楽に」という声が飛ぶほど。少し心配になりました…。

 ところが試1103241合は始まると一変。菊川南陵の選手たちは溌溂としたプレーを見せます。

 初回に1点を先制すると、3、6回には2点ずつ奪い、浜松商をリードして試合を進めます。そのチームを引き締めているのはキャッチャーの菅蒲大樹(164cm52kg、右投右打)です。体は小さいのですが、シートノックでピリッとした動きを見せ、1、2回には一塁ランナーの盗塁を刺し、相手の機動力を封じます。打っても初回に先制点の足がかりとなるライト前安打。安定したスローイングとコンパクトなスイングが光りました。

 試合は終盤、大量点を奪われてコールド負け。ただ、投手陣を整備していけば、夏までに1ランク、2ランク、チーム力を上げていけるのではないでしょうか。そんな勢いのある試合でした。

1103242

 一方、浜松商は初戦の影響か、エラーや拙攻が目立ち、浜松商らしくないプレーが随所に見受けられました。それでも全体的に打線はよく振れていて、昨年に続き今年も「強打の浜商」なのかなと思いました。

 浜名、浜松城北工でチームを強化した杉山正美監督。夏までにどうチームを仕上げてくるのか、その手腕に期待です。

<写真上/1番キャッチャーとしてチームを引っ張る菅蒲大樹(菊川南陵)>
<写真下/就任3年目を迎えた杉山正美監督>

■菊川南陵

■浜松商

1番 捕手 菅蒲
2番 中堅 乗松
3番 投手 満井
4番 三塁 白井
5番 一塁 鈴木
6番 左翼 若木
7番 二塁 佐藤
8番 右翼 渡邉
9番 遊撃 石垣
1番 中堅 三浦
2番 二塁 渥美
3番 左翼 岩松
4番 捕手 墨岡
5番 遊撃 櫻井
6番 一塁 佐藤
7番 右翼 外山
8番 投手 菅沼
9番 三塁 宮本
投手:満井-乗松 投手:-菅沼-鈴木駿-庄子-清水

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