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2011年4月14日 (木)

オープン戦 東京ガスvsヤマハ

★4月13日 オープン戦 磐田城山球場 晴    

  チーム
東京ガス 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3
ヤマハ 1 1 0 2 0 1 2 0 × 7

 昨日は昨年の都市対抗ベスト8同士、東京ガスとヤマハのオープン戦を見てきました。

1104131 ヤマハは8回から浜松大出身の2年目・矢部広大(180cm87kg、右投右打)が登板しました。矢部は昨年、ルーキーながら都市対抗で登板。ところが、9月に左足首を捻挫し、その後、手術を受けました。今年1月に練習を見に行ったときは、まだ全体とは別メニュー。石井隆之投手コーチも「矢部はまず故障を治してからだよね」と、時間がかかりそうな感じでした。

 それでも、3月の専修大とのオープン戦で1イニング登板。この日は復帰後2戦目となりました。まず、最初の徳良慎吾(177cm80kg、右投右打)から三振を奪うと、続く2人も三振に。さらに続く9回には無死から2人の走者を許すも、クリーンナップを三者連続三振。圧巻の6奪三振でした。

 この日は矢部の持ち味が存分に生かされた投球だったように思います。体を大きく使ったフォームでバッターのタイミングを微妙にずらしている印象。球持ちがすごくいいので、ストレートがより速く見えるのも長所です。変化球は落ちる系の球が良く、空振りを奪うことができていました。

 本人によると「今日はとにかく腕を振ることだけ意識していて、ストレートも変化球も良く振れていたと思います。今年に入ってからは変化球を重点的に練習していたのですが、その変化球でストライクが取れずに四球につながってしまったので、これからのオープン戦で修正していきたいと思います」とのことです。

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  東京ガスでは注目の大卒1年目コンビ、石川歩(185cm70kg、右投右打)、山崎雄飛(180cm85kg、右投右打)の登板を見ることができたのが収穫でした。2人とも、昨秋のドラフト候補に挙がった右腕です。

 石川は4回4失点ながら、ヒジと下半身の柔らかさが出色。岸孝之(西武)を彷彿させるブレーキ十分のカーブにポテンシャルの高さが伺えました。

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 一方の山崎は8回の1イニングを投げて被安打2無失点。大学時代は故障で苦しみましたが、力強いフォームが戻ってきていました。

<写真上/2年目の今季は飛躍が期待される矢部広大(ヤマハ)>

<写真中/すでに春のスポニチ大会で登板を果たした石川歩(東京ガス)>

<写真下/中央大時代は澤村拓一(巨人)とともに注目を集めた山崎雄飛(東京ガス)>

■東京ガス

■ヤマハ

1番 遊撃 藤井
2番 中堅 濱田
3番 DH 坂井
4番 三塁 佐々木
5番 左翼 大崎
6番 一塁 松田
7番 捕手 徳良
8番 二塁 岡澤
9番 右翼 水島
1番 右翼 石野
2番 遊撃 永田
3番 中堅 高橋
4番 二塁 佐藤
5番 一塁 嶋岡
6番 DH
7番 捕手 井上
8番 三塁 鳥谷
9番 左翼 藤田
投手:石川-成田-西銘-山崎

投手:古岡-矢部

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コメント

浜松大学出身の矢部投手は間違いなくドラフト候補ですね

投稿: | 2011年4月15日 (金) 00時03分

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