6日から広島では「広島66」JABA広島大会が始まりました。このブログで何度も取り上げている浜松大出身の星山広宣(177cm70kg、右投右打)の在籍するシティライト岡山も出場。星山は元気で投げているでしょうか。Hさんが広島に向かい、ルーキーの星山をチェックしてきてくれました。
* * *
昨日から広島大会を見に、広島に来ています。シティライト岡山は昨日、今日と連戦の日程だったので、両方見られましたが、2試合ともコールド負けで予選敗退という結果に終わりました。ただ、静岡学生リーグ出身のルーキーたちはしっかり試合に出ていましたよ。
まず、東海大海洋学部出身の藤井亮太(177cm70kg、右投左打)。伯和ビクトリーズ戦では1番キャッチャーとして、広島カープ戦では1番DHとしてスタメン出場。2試合とも安打はありませんでしたが、第1打席にエラーで出塁とツキはありました。キャッチャーとしては、まだまだ勉強や練習することがありそうですが、1番キャッチャーというのは面白いですので、今後頑張ってほしいです。
そして、浜松大出身の星山広宣。今日の広島カープ戦で先発を任されました。初回は3者凡退に斬って取ったのですが、2回に2本の三塁打を含む4安打で3点を失います。そして、3回にも1点、4回に連打で1点を奪われたところで降板。結果は3回を投げて8安打5失点でした。
前日の伯和ビクトリーズ戦の後に話を聞く機会があり、その時に、「自分の調子はいいのですが、打たれています。今まで高めが持ち味だったのですが、社会人では通用しない。ファウルで粘られたり、今までフライに打ち取れたものが外野の頭を越えたり。なので、今、低め低めを狙うように、スタイルを変えているところです」と語っていました。その通り、今回は低めを意識していたのかなと思います。ただ、外角に外れる球も目立ち、ボールが先行して苦しい投球が続きました。テンポもあまりよくなかったですね。
それでも、近くに座っていた広島カープのファンの方が「こっちの投手(中田廉)より向こうの方が速いなぁ」と感心していた通り、直球は140前半で走っていました。今後、このストレートをもっと速く見せられる緩いボールがあれば…とも思います。
星山の社会人野球での挑戦は始まったばかり。幸運なことに試合で使われる機会が非常に多いので、どんどん試合で投げて、抑えても打たれても高いレベルでの野球を学んで、再びプロの夢を目指してほしいですね。
* * *
Hさんありがとうございました! 星山、藤井ともに元気そうでホッとしましたよ。星山はプロとの試合で先発を任されたということは、かなり期待を受けている証拠でしょう。なんとか今年は都市対抗予選を勝ち抜いて、本大会に出場して欲しいですね。
<写真上/大学時代はチームを大学選手権ベスト8進出に貢献した藤井亮太(シティライト岡山)>
<写真下/「エンジより青が似合うってよく言われます」と本人が言うとおり、ユニフォームがとても似合っていた星山広宣(シティライト岡山)>