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2011年6月 9日 (木)

練習試合 浜松学院vs愛工大名電

★6月4日 練習試合 浜松学院グランド 晴    

   チーム
浜松学院 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
愛工大名電 0 0 0 1 0 0 0 0 × 1

 今年4月より、興誠から校名変更した浜松学院。この日は、全国優勝の経験を持つ強豪・愛工大名電と練習試合を行いました。

1106041 浜松学院の先発はエース・山中隆平(177cm67kg、右投右打)でした。昨秋は140キロ近い速球を武器に県大会進出に貢献。初戦で静岡に敗退するも、その後の静岡県高校選抜に選手され、台湾遠征を経験しました。

 しかし、今春は右ヒジの故障などで登板できず、チームも西部地区大会で初戦敗退しました。夏前の重要なこの時期、山中がどんな状態なのかチェックしてきました。

 フォーム的には昨秋と変わらず、きれいなオーバーハンド。試合前の投球練習を見る限り、気になっていたヒジや肩の不安は見受けられませんでした。立ち上がりから抜群に腕が振れていて、マウンドで跳ねるような勢いがあります。

 対する愛工大名電のトップバッターは村山賢輔(181cm82kg、右投右打)。プロ注目の強打者です。ストレートで追い込むと、外角のフォークで空振り三振に。村山が調子を落としたといえ、山中の投球が圧倒していた印象でした。初回は1安打を浴びたものの、3つのアウトはすべて三振でした。

 その後も山中は軽快なピッチングを展開。特に左打者への内角のストレートがよく、低めにズバッと決まります。この日の最速は141キロ。球威があるので、少々、甘くなっても詰まらせることができます。

 さらに、得意の高速スライダーのキレ味も◎。「投げっぷりがいい」という表現が当てはまるほど、愛工大名電の強力打線に対し、臆することなく強気に攻めていました。4回に1点に失うも、最後まで投げ切り、6安打1失点で完投。力でねじ伏せたという印象でした。

 第2試合では愛工大名電の強力打線が地力を発揮。打球の速さ、飛距離、どれもとっても全国レベルだなと実感しました。さすが、個々の能力が高く、今年の愛知では優勝候補筆頭とされるチームです。それだけに、第1試合で快投を見せた山中は大いに評価できると思いました。

<写真/愛工大名電を1失点に抑えた山中隆平(浜松学院)>

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コメント


更新されるのを毎日楽しみにしています。

いよいよ1ヶ月をきった夏の大会前に注目選手やチームをピックアップして紹介してほしいです!

是非お願いします

投稿: 静岡野球ファン | 2011年6月11日 (土) 16時54分

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