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2011年6月 5日 (日)

チャリティー東海地区社会人野球 ヤマハvs東海理化

★6月5日 チャリティー東海地区社会人野球大会2回戦 岡崎市民球場 曇 

チーム
東海理化 3 0 4 0 0 0 0 0 4 11
ヤマハ 0 0 0 0 0 0 2 0 2 4

 今日はチャリティー東海地区社会人野球大会へ。毎年、この時期には都市対抗予選が開催されてるので、応援のない試合は何か変な感じがしました。

201106051

 第1試合にはヤマハが登場しました。しかし、初回から先発・渡邉裕文(172cm65kg、右投左打)の乱調で3点を失う厳しい展開。その後、渡邉は3回になっても立ち直らず、古岡基紀(178cm74kg、左投左打)を挟み、2死満塁の場面から3年目・戸狩聡希(177cm77kg、左投左打)が登板しました。最初の打者に四球を与えるも、続く打者は三振に。すると、4回から見事なピッチングを見せます。ストレートの球速は最速144キロをマーク。岡崎市民球場のスピードガンは左投手に甘めで有名ですが、これまでの最速143キロも同球場で記録したもの。低めにいいボールが来ていて、スピードは感じました。8回までに7三振を奪い、無失点と好投を続けました。

 フォームは以前と違いタメが少なく、腕の位置も若干、下がり気味に見えました。それが功を奏しているようで、制球面での不安がありませんでした。僕が戸狩を見てきた中で、ヤマハに入社後は一番の出来。しかし、回を重ねるうちに球が浮きだし、9回にはボールが先行して3安打を浴びました。結局、9回1死での降板となり、試合を締めることはできず。このあたりは今後の課題でしょう。最終的に、5回2/3を投げて被安打4、与四死球3、4失点(自責は0)という内容でした。

 打線は東海理化の川脇輝生(182cm83kg、左投左打)の緩いボールで打ち気に誘う投球に苦しめられ、6回まで無失点。川脇がマウンドを降りた7回に、柳裕太(174cm82kg、左投左打)の2ラン本塁打、9回には高橋孝典(177cm77kg、右投右打)のタイムリーなどでさらに2点を奪いましたが、いつもの爆発力は影を潜めました。

 都市対抗予選まで、あと2か月あまり。まずは、投手陣の柱の確立がヤマハの課題になります。

<写真/ドラフトイヤーを迎えた戸狩聡希(ヤマハ)>

■ヤマハ

■東海理化

1番 左翼 長谷川
2番 遊撃 永田
3番 一塁 石野
4番 二塁 佐藤
5番 右翼 高橋
6番 DH
7番 三塁 嶋岡
8番 中堅 小粥
9番 捕手 井上
1番 三塁 井貝
2番 中堅 下田
3番 一塁 冨川
4番 左翼 山田
5番 捕手 大嵜
6番 DH 吉川
7番 右翼 石川
8番 遊撃
9番 二塁 谷口
投手:渡邉-古岡-戸狩-石山

投手:川脇-佐藤-村井

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コメント

私も観戦に行きました!

戸狩選手とても調子がよかったですね
9回は一塁のエラーがなければ…という感じもしました

都市対抗もこの調子で頑張ってもらい
是非プロに行ってほしいです

投稿: eri | 2011年6月16日 (木) 23時47分

eriさん、コメントありがとうございます。
現在、ヤマハは強化合宿中だそうです。夏の都市対抗予選に向けて万全な調整をして、大いにアピールして欲しいですね。

投稿: 栗山司 | 2011年6月17日 (金) 17時56分

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