« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月

2011年7月29日 (金)

静岡高が8年ぶり22回目の甲子園出場決定!

Shizukou_4

 本日、草薙球場で全国高等学校野球選手権静岡大会の決勝戦が行われました。初出場を狙う磐田東と伝統校・静岡高の対戦。実力伯仲の2校だけに、勝敗が全く読めない試合でした。

 初回、静岡高は主砲・小川拓真のタイムリー二塁打で1点を先制。磐田東も4回に5番・森口壽樹のライトポール際に突き刺さるソロ本塁打で、すかさず同点に追いつきます。直後の4回裏、静岡高は宮川海仁の二塁打にエラーが絡み、一挙三塁を陥れると、佐野健太がスクイズを決め勝ち越しに成功。8回裏には中澤彰太のあわや本塁打というフェンス直撃の三塁打、小川の敬遠四球で2死一、三塁のチャンスを作ると、小野がレフト前にポテンヒットを放ち、1点を追加。9回を先発の原崎匠人が3人で締め、勝利を収めました。

 静岡高は実に、8年ぶりの甲子園出場。近年は常葉学園勢に勝ち切れないことが続いただけに、念願の甲子園です。打線は、全員スイングが鋭く、どこからでもチャンスを作れるだけに、甲子園での快進撃には投手陣がカギになってきそうです。静岡は常葉勢だけでなく、公立も頑張っているよと全国にアピールし、「しずこう」の名を知らしめてほしいですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年7月27日 (水)

中体連の県大会が開幕!

 高校野球の静岡大会も佳境に入ってきましたが、今日から中学総合体育大会軟式野球の部(通称中体連)県大会が始まりました。

1107271

 今年は中学3年生に好投手が揃っています。なかでも、國松歩(安倍川中)、木村聡司(常葉学園橘中)、辻本宙夢(磐田東)は「静岡中学BIG3」と僕が勝手に呼んでいる注目株の3投手。中学野球の集大成となる大会でどんな活躍を見せるのか。全中に向けた、激しい戦いが期待できます。また、来年以降の高校野球を見るためにも絶対に見逃せない大会です。

★今大会の組み合わせはこちら→http://www6.ocn.ne.jp/~scyuuta/2011ken-baseball-kumi.pdf

※1、2位は東海大会(全中の最終予選)、3位は中部日本大会に出場します。

<写真/全国トップクラスの剛腕・國松歩(安倍川中)>

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2011年7月24日 (日)

夏の甲子園予選 富士市立vs静清

★7月24日 第93回全国高等学校野球選手権静岡県大会 4回戦 島田球場 曇 

 チーム
富士市立 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
静清 0 0 1 1 0 1 0 0 × 3

1107242_2

 この試合の注目ポイントは富士市立・長橋伴将(177cm70kg、左投左打)が静清の強力打線をいかに封じるかでした。

 長橋は打者の手元でピュッと伸びるストレートとキレのある変化球を持ち味に、今大会、計3試合32イニング1失点と好投を続けています。一方の静清は初戦で12点を奪うと、2回戦でも8点を挙げるなど打線が活発。長橋が好投することができれば、面白い試合展開になると予想していました。

 今夏、長橋の投球を見るのは2回戦の浜松江之島戦以来2度目です。その試合に比べると、2日前に延長15回を投げた疲れがあるのか、球のキレが欠けていたように見えました。初回、3番・松田修治(178cm77kg、右投左打)、4番・石川智樹(175cm75kg、右投左打)に連打を浴びながらも無失点。しかし、3回には3連打を浴びて1点を先制されると、さらに4回には安打とバッテリーミスで追加点を与えてしまいます。

 それでも、中盤以降は本来の緩急を使いながら、ボールを丁寧に低めに集める投球を展開。最後まで投げ切り3失点に抑えました。しかし、打線が静清の米田篤人(173cm87kg、右投右打)、野村亮介(187cm82kg、右投右打)の継投の前に1点を奪ったのみ。金星を上げることはできませんでした。

 富士市立・戸栗和秀監督は「長橋は今大会のようなピッチングなら、本人の気持ち次第で大学でもやれるでしょう」と太鼓判。実はこの長橋、昨年からバッティング面でも注目している選手。ミート力が高く広角に打ち分けるバットコントロールを持っています。投打で実力があるだけに、ぜひ上のレベルで勝負して欲しい選手。本職のピッチャーでは左腕だけに、大学ならすぐに使ってもらえると思います。

1107241 一方の静清は、今春から不調気味で心配していた1番・熊谷将吾(173cm74kg、右投左打)が2安打を放つ活躍。2打席目にセンターオーバーの二塁打を放つと、3打席目は熊谷らしいレフト前安打を見せました。もともと、ボールをぎりぎりまで引きつけてから鋭いスイングで打ち返すタイプ。タイミングが合ってくれば安打を量産してきます。やはり、熊谷が塁に出ると、機動力を使うことができるだけに、静清の得点パターンにハマります。春夏連続甲子園に向けて、この熊谷の復調は大きいでしょう。

<写真上/今大会、計40イニングを投げ抜いた長橋伴将(富士市立)※2回戦で撮影した写真です>
<写真下/打撃状態が上向きの好打者・熊谷将吾(静清)>

■富士市立

■静清

1番 中堅 平柳
2番 二塁 荒川
3番 右翼
4番 一塁 鈴木
5番 左翼 田代
6番 投手 長橋
7番 三塁 芹澤
8番 遊撃 高野
9番 捕手 穂満
1番 右翼 熊谷
2番 中堅 益田
3番 三塁 松田
4番 左翼 石川
5番 遊撃 柘植
6番 捕手 加藤
7番 一塁 栗田
8番 投手 米田
9番 二塁
投手:長橋

投手:米田-野村

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年7月22日 (金)

夏の甲子園予選 掛川工vs磐田東

 今日はHさんが掛川球場で行われた注目の試合を見てきました。期待の磐田東・花嶋修平(176cm70kg、右投右打)が場外本塁打を放ったとのことで、早速レポートを送ってくれました!

*             *             *

★7月22日 第93回全国高等学校野球選手権静岡県大会 2回戦 掛川球場 曇 

 チーム
掛川工 0 0 0 0 0 0 0 0
磐田東 1 2 3 1 1 0 0 8

<7回コールド>

1107221 栗山さんが『野球小僧8月号』でも「花嶋が気迫を前面に出し始めた」と書いていたので、今日は掛川球場に磐田東vs掛川工の試合を見に行ってきました。花嶋を見たのは、春以来ですが、また体が大きくなった気がします。もう高校野球レベルで小柄な選手ではなくなりましたね。
 試合前のシートノックではポロポロボールを弾くことも多く、気迫もそこまで感じなかったので成長したのかどうか不安に。ただ、試合に入り、打席に立つとスイングの鋭さに見入ってしまいました。圧巻だったのは4回のソロ本塁打。ものすごい音とともに、打球はレフトポール付近の植え込みを超えて場外へ。この日は前の試合を含めて、6本の本塁打が出ましたが、一番すごい当たりでしたね。
 元々、手首が強く、体格の割に飛ばす選手ですが、3年間で体がしっかりしたこともあり、打球が力強く、さらに鋭くなりました。今夏、磐田東がどこまで進出するのか、楽しみです。

 気になっていた掛川工の伊藤大輔(179cm71kg、右投右打)は先発としてマウンドに立ちましたが、制球に苦しみ、2回2/3で降板。その後は外野に回りました。ただ、投手として投げているうちも三盗を決めたり、相変わらずアグレッシブでした。私は打者として魅力を感じていますが、この先も注目したい選手です。

<写真/高校通算30本超の花嶋修平(磐田東)>

*             *             *

 Hさんありがとうございました! 今日はHさんがおまけの写真を1枚提供してくれました。下は花嶋が放ったホームランの弾道です。赤の印が、ボールの行方。場外に消えていった凄い一発だったようです。

1107222_2

 いよいよ、4回戦では静岡商の好投手VS磐田東の強力打線が実現します。果たしてどんな試合展開になるのか、興味深いですね。

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年7月20日 (水)

夏の甲子園予選 市立沼津vs飛龍

★7月18日 第93回全国高等学校野球選手権静岡県大会 2回戦 愛鷹球場 曇 

 チーム 10 11 12
飛龍 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 3
市立沼津 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 0 2

 「沼津対決」となった好カード。延長12回の激闘の末、シード校・飛龍が3回戦進出を決めました。飛龍の濱野洋監督は試合後、「ちょっと大会前に気合を入れすぎたかな。ただ、これでチームに勢いがついてくれればね」とコメント。初戦の硬さから解放され、3回戦以降、快進撃の予感がします!

1107181 この試合、飛龍打線を苦しめたのが市立沼津の2年生左腕・小林弘郁(174cm68kg、左投左打)です。フォームのバランスの良さが長所で、ストレートに重さがあります。6回まで無失点の好投。コントロールもまずまずで、ゲームメークする力もあります。今年の東海地区で代表的な高校生左腕といえば、中川誠也(伊勢工)。球速こそ足りませんが、その中川と比べても、見劣りがしないレベルだと感じました。あとは、空振りを奪える変化球が一つ欲しいところ。変化球の精度とスタミナ次第では、秋は上位進出を見込めるでしょう。

1107182

 さらに、市立沼津は同じく2年生の今村亮(175cm63kg、右投右打)が延長11回途中から登板。こちらは130キロ後半のストレートを投げる本格派右腕です。延長12回に2死一、三塁から4番・奥村拓史(182cm84kg、右投左打)にタイムリーを浴びましたが、ダイナミックな腕の振りとタテの変化球は魅力です。

 この2枚看板を擁する市立沼津の新チームが今から楽しみです。

<写真上/6回まで無失点の好投を見せた小林弘郁(市立沼津)>
<写真下/今夏の悔しさを秋に生かしたい今村亮(市立沼津)>

※この試合での辻本一磨(飛龍)の記事は、おなじみHさんのブログでどうぞ!→http://blog.livedoor.jp/arai1126/archives/4033396.html

■飛龍

■市立沼津

1番 左翼 平野
2番 二塁 蜂須賀
3番 遊撃 辻本
4番 一塁 奥村
5番 二塁 長田
6番 中堅 島原
7番 左翼 萩原
8番 投手 小川
9番 捕手 本橋
1番 左翼 小川
2番 二塁 森野
3番 三塁 鈴木
4番 一塁 小川
5番 右翼 青島
6番 中堅 山崎
7番 捕手 山本
8番 投手 小林弘
9番 遊撃 内野
投手:小川-澁谷

投手:小林弘-石川-今村

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年7月19日 (火)

夏の甲子園予選 菊川南陵vs桐陽

★7月17日 第93回全国高等学校野球選手権静岡県大会 2回戦 清水庵原球場 晴 

 チーム
菊川南陵 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
桐陽 0 0 0 0 0 2 0 0 × 2

1107171

 今回は超大型スラッガー、菊川南陵の大田圭利伊(189cm90kg、左投左打)をチェックしてきました。中学時代は兵庫ミラクルボーイズの4番打者として活躍。大阪の強豪に入学も、夏に退部。今年4月に菊川南陵に再入学しました。そこから、すでに3ヶ月半で8本塁打。高校通算で14本塁打をマークしています。菊地伸幸監督によると、「フリーバッティングで80本中、半分の40分は本塁打。それも木のバットで打ってですよ。あんな高校生、見たことがないです」という怪力の持ち主。どんな選手なのか、見る前から期待していました。

 まず、第1打席、ライト前に鋭いヒットを放ちます。やはり、スイングスピードの速さはケタ違い。続く2打席はライトフライに終わりましたが、その滞空時間の長さにビックリ。明らかに他の選手と違う硬質の打球音が聞こえると、ボールがなかなか落ちてきません。しかし、続く第3打席、第4打席は続けてセカンドゴロ。第4打席は最後のバッターにもなりました。

 飛び抜けたパワーと腕の長さ。ナイジェリア人の父親を持つだけに、スケールが違います。打つだけの選手かと思っていましたが、ファーストの守りも魅力。体の大きさを生かした広いキャッチングスペースはもちろん、ショートバウンドなどの細かいプレーも巧み。さすが、関西のボーイズで鍛えられてきているだけのことがあります。

1107172 大田は今大会を振り返り、「(ただ1人の3年生だった)岡本さんに申し訳なくて…」と目に涙を浮かべていたのが印象的。岡本とは、ただ1人の3年生で今大会2試合を完投したエース左腕・岡本真幸(174cm87kg、左投左打)。彼もまた、他校から転校し、最後の夏にかけていた一人でした。

 「来年は岡本さんの分も頑張って甲子園に行きたいです」と、最後に振り絞る声で話してくれた大田。さらに、「将来はプロが目標」とのことで、今後も注目していくべき素材でしょう。

 この試合は見る限り、大田の持っているパワーはプロのスカウトが注目してもおかしくないレベル。ただ、引っ張り傾向の打撃が、もう少し広角に打つことできるようになればとも思いました。

 いずれにしろ、こんな近所に凄い選手が来てくれたものです。当然、秋にも再度、チェックする予定です!

<写真上/静岡に登場した大型スラッガー・大田圭利伊(菊川南陵)>
<写真下/緩急をうまく使って好投を見せた岡本真幸(菊川南陵)>

■菊川南陵

■桐陽

1番 右翼 乗松
2番 捕手 菅蒲
3番 中堅 満井
4番 投手 岡本
5番 一塁 大田
6番 二塁 白井
7番 三塁 鈴木
8番 左翼 若木
9番 遊撃 山崎
1番 遊撃 眞野
2番 二塁 菊池
3番 一塁 小松
4番 三塁 岩田
5番 捕手 勝間田
6番 左翼 佐古
7番 右翼 梅原
8番 中堅 鎌田
9番 投手 渡邊
投手:岡本

投手:渡邊-大貫

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月17日 (日)

夏の甲子園予選 静岡南vs焼津中央

 16日から再開された静岡県大会。昨日のブログで書いたように、Hさんが大型の内野手で50メートル6秒0のポテンシャルの高さを持つ柿東亨(静岡南)をチェックしてきてくれました!

*            *               *

★7月16日 第93回全国高等学校野球選手権静岡大会 1回戦 焼津球場 快晴 

 チーム
静岡南 0 0 0 0 1 0 1 2 0 4
焼津中央 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1

Kakito_2

 気になっていた垣東亨(静岡南)を見に、焼津球場で静岡南vs焼津中央の試合を見てきました。早稲田風の応援を聞くと、静岡の夏が来たなと感じますね。

 垣東は2番サードで出場しました。180㎝と身長がある割に、打席ではそこまで雰囲気を感じませんが、塁に出ると違います。最初の打席で四球を選び、出塁すると、バッテリーにかなり警戒されている様子。牽制を何度もされますが、それでも余裕の盗塁成功。すーっと、あっという間に二塁に到達していて、これは塁に出したくない選手でしょうね。
 今日は3打数1安打でしたが、1安打も送りバントがセーフティーになったものでした。
 守備では、少し危なっかしい場面もありました。ただ、サードゴロをお手玉しつつも、アウトにしてしまう肩は魅力ですね。
 とにかく、噂通り、身体能力が高い選手でした。垢抜けないプレーもありましたが、今後も野球を続けるなら、注目し続けたい選手です。

 試合は、チャンスを生かした静岡南が勝利しました。残念ながら、敗退してしまった焼津中央ですが、気になる選手がいました。

Ishikawa

 4番を打つ小長谷傑は181㎝67kgと長身スリムな打者。パワーがついてくれば、大きいのが狙えそうです。
 また、唯一1年生でスタメン出場していた石川賢嗣は169㎝と小柄ですが、センスに溢れる選手。ショートを守る守備では、ボテボテの難しい打球を思いきり突っ込んでいって処理したり、フィールディングに判断力も備えています。ミートセンスもあり、この日はセンター前、レフト前、ライト前と広角に打ち分け、送りバントもしっかり決めるという活躍ぶりでした。

*            *               *

 Hさん、ありがとうございました。静岡南の次戦に注目するとともに、焼津中央の新チームも楽しみですね!

<写真・上/次戦の活躍にも期待したい垣東亨(静岡南)>
<写真・下/攻守に光った石川賢嗣(焼津中央)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月16日 (土)

中体連 安倍川中vs静岡東中

★7月31日 静岡県中学校総合体育大会 野球の部 静岡市内決勝トーナメント準決勝 西ヶ谷球場 晴 

 チーム
安倍川中 0 0 0 0 0 0 1 1
静岡東中 0 0 0 0 0 0 0 0

 今日は中学野球の中体連へ。高校野球も気になっていて、特に静岡南の垣東亨をチェックしたかったのですが、そちらはHさんが行くそうなので、僕は西ヶ谷球場へ向かいました。

1107161

 年初から見たくて見たくてたまらなかった安倍川中の國松歩(177cm67kg、右投右打)が投げるとのこと。県内外の多くの強豪高校から注目を浴びているスーパー中学生です。今年の静岡は中学3年生に注目ピッチャーが揃っていますが、その中で國松は頭一つ抜け出していると言われています。

 この試合、勝てば県大会出場が決まる大一番。安倍川中・國松、静岡東中・大石の投げ合いで両チームスコアボードにゼロが並びます。0-0で迎えた7回、安倍川中は2死から相手のエラーに乗じて1点を先制。その裏、國松が無死二、三塁のピンチをしのぎ、安倍川中が決勝進出を決めました。國松の打たれた安打は7回に浴びた1本のみ。12奪三振の圧巻の投球を見せました。

 國松は、ゆったりとしたフォームから、猛烈に腕を振り下ろしてきます。左足を上げてトップまでの右腕の使い方が力強いという印象。プロで例えると、大場翔太(ソフトバンク)に近いイメージを持ちました。

 球速的には130キロ台前半から中盤は出ていたと思います。速さはもちろんですが、彼の持ち味は制球の良さ。右打者に内角、左打者には外角と緻密に投げ分けてくるのです。マウンドでの投げっぷりも良く、三振を狙いにいったとき、フィニッシュで右足が一塁側方向へ大きく跳ね上がる姿は絵になります。まさに、剛球という言葉が当てはまり、中学生の投げるボールではありません。

1107162

 試合後、國松は「今日は序盤で球が走らなかったのですが、徐々に良くなってきました」とのこと。「4月の全軟(全日本少年軟式野球)で県準優勝になったので、この夏の目標は県で優勝することです」と力強く宣言してくれました。ちなみに、現在は球速のMAXは130キロ台後半。今夏中に140キロを出したいそうです。中学3年生から「140キロ」という言葉が聞けること自体、只者ではありません。

 安倍川中の帯金宏彰監督にも話を伺うと「実は、体調が万全ではないのですが…。いいときにはもっと低めにスバスバきますから」と聞き、僕は思わず、「それで、この投球ですか?」と驚きの声を上げてしまったほど。「これだけの凄い選手と出会ったのは私も初めてです。高校に行って、さらに伸びてくれると思います」と監督自身も國松の成長を1107163楽しみにしているようでした。

 最後に、静岡東中の大石にも触れておきたいです。球の速さはありませんが、変化球を巧みに操り、打者のタイミングをうまくずらせていました。打っても國松に対し、第2打席でファウルで粘りまくり11球を投げさせると、第3打席でチーム唯一となる安打をレフト線へ放ちました。野球センス満載で、高校に行ってからも見たい選手でした。

<写真上/全国の強豪高校から注目される國松歩(安倍川中)>
<写真中/7回のピンチを抑え、ガッツポーズを見せる國松>
<写真下/小柄ながら野球センスの良さを見せてくれた大石(静岡東中>

■安倍川中

■静岡東中

1番 中堅 金丸
2番 二塁 杉山
3番 遊撃 河合
4番 投手 國松
5番 投手 安本
6番 捕手 梅沢
7番 投手 中村
8番 左翼 佐藤
9番 右翼 興津
1番 遊撃 横山
2番 投手 大石
3番 一塁 小野田
4番 捕手 飯田雷
5番 三塁 岡尾
6番 二塁 鈴木涼
7番 左翼 飯田玲
8番 右翼 片岡
9番 中堅 樋口
投手:國松 投手:大石

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月13日 (水)

都市対抗予選の組み合わせが決定!

 都市対抗野球東海地区2次予選の組み合わせが決まりましたね。例年6月に予選が行われていましたが、今年は8月22日に開幕。本大会は東日本大震災の被害を考慮して10月22日から京セラドーム大阪で開催されます。

1107131_2

 トーナメント進出順位決定リーグ戦(以下リーグ戦)ではヤマハが入ったA組は強豪が揃い、驚きました。昨秋の日本選手権を制したトヨタ自動車を筆頭に、東邦ガス、王子製紙と、すべて昨年の都市対抗本大会に出場しているチーム。全国激戦区の東海地区をリードする4チームといっても過言ではないでしょう。

 代表決定トーナメントを眺めながら、リーグ戦では2位以内に食い込んでいかないと、かなり厳しい戦いとなりそうだなと思いました。2位以内を確保するとなると、リーグ戦の3試合のうち、2勝は奪取していきたいところ。したがって、どの試合で、どのピッチャーが使うのかがすごく重要になります。しかも、今年のリーグ戦は延長戦なく、どんどんピッチャーをつぎ込んでいくことも考えなければいけません。

 ヤマハの投手陣の顔触れは若手の戸狩聡希フェリペナテル矢部広大に加え、ベテランの渡邉裕文廣岡剛。さらに、故障からの復帰に期待の吉村健二、ルーキーの武内仁志石山泰稚の本格派コンビも控え、昨年よりは駒が揃っている印象です。

 ただし、トヨタ自動車の岩崎司、東海理化の川脇輝生のような絶対的なエースと呼べる存在がいないのは事実。しかも、開催が8月下旬と暑さが最大に厳しい時期です。そんな状況の中、果たして投手陣をどうやり繰りするのか、右島学新監督の腕の見せ所となるでしょう。

 7年連続都市対抗出場に向けて、まずはリーグ戦での戦いぶりに注目です!

★都市対抗野球2次予選の組み合わせはこちら→http://www.jaba.or.jp/taikai/2011/toshitaikou/pdf/tokai_2.pdf

<写真/今年は先発で起用されるケースが多い渡邉裕文(ヤマハ)>

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月10日 (日)

夏の甲子園予選 東海大甲府vs富士学宛

★7月10日 第93回全国高等学校野球選手権山梨大会 1回戦 小瀬球場 晴 

  チーム
富士学宛 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
東海大甲府 0 2 1 0 0 0 0 0 × 3

 静岡大会が開幕しましたが、先日、Hさんとの対談で予告した通り、今日は山梨大会を見てきました。お目当てはもちろん、今秋のドラフトの目玉・高橋周平(東海大甲府)。…ともう一人、静岡県出身の1年生選手でした。

1107101 富士学宛の1年生・室内椋耶(178cm77kg)は富士シニア出身。中学時代は日本代表にも選出された期待のピッチャーです。ちなみに室内の出身中学は清水飯田中。静清のエース・野村亮介は先輩にあたります。

 室内と初めて会ったのは今年の3月でした。たまたま、清水庵原球場で行われた東海大対JR東日本のオープン戦を見にきていた室内と話す機会があり、それから気になっていました。

 高校入学後、すぐの春季県大会から出場した室内。初戦の山梨高戦では三塁打を放つ活躍を見せました。そして、夏の背番号は11。「展開によっては出番があるのでは」と楽しみにしていました。

 試合前のキャッチボール中に、三塁側の応援席にいくと、ちょうど室内のフォームを正面に見ることができました。凝視すると、体の線(特に下半身)はヒョロリと細いのですが、ヒジの柔らかさが伺えるフォーム。これを見ただけで、静岡から見に来た甲斐があったなと感じました。その後、ネット裏方面に歩き、スタンドを見渡すと、あちらこちらでプロのスカウトの顔が…。もちろん、高橋を目当てに来たスカウトたちですが、室内がいいデビューを飾ってくれればと願ってしまいました。

 試合は、東海大甲府が序盤に3点を挙げ、富士学宛が追う展開。富士学宛は8回に1点を奪いましたが、あと一歩及ばす。試合中、バット引きなどを行っていた室内の出番もなく、初戦で敗退しました。

 試合後、富士学宛の上野貴士監督は「個々の能力で東海大甲府が上でした。ただ、ウチは若いチーム。立て直しは早いでしょう」とのこと。さらに、秋からのチームは、これまでとはカラーが違うと断言していました。

 帰り際、室内に声をかけ、秋にまた見に来ることを約束! 「また頑張りますので、よろしくお願いします」とはっきりと答えてくれました。1、2年生に好素材が集まるだけに、富士学宛の秋は必見でしょう。

<写真/ベンチから大きな声を出していた室内椋耶(富士学宛)>

■富士学宛

■東海大甲府

1番 右翼 椙浦
2番 遊撃 鈴木
3番 中堅 古屋潤
4番 左翼 渡邉一
5番 三塁 蟹澤
6番 一塁 山口
7番 捕手 青木
8番 二塁 渡邊梨
9番 投手 小俣
1番 左翼 橋本
2番 中堅 堀内
3番 遊撃 高橋
4番 一塁 渡邉
5番 三塁 入倉
6番 右翼 林弘
7番 二塁 佐藤
8番 投手 神原
9番 捕手 石井
投手:小俣 投手:神原

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年7月 7日 (木)

【開幕直前緊急企画】この選手に注目! 栗山×Hさん<野手編>

 いよいよ9日開幕を迎える静岡県大会。今年も、注目選手について、Hさんと存分に語りあいました。昨日の投手編に引き続き、今日は打者編をお届けします。

01

02

03

04

05

栗山 今年はやっぱり花嶋修平(磐田東)と辻本一磨(飛龍)。2人とも、スカウトから評価が高い遊撃手です。

Hさん ただ、タイプは少し違いますね。花嶋は身体能力が高く、打撃センスに秀でています。辻本は180cmと長身で、球際に強い守備の評価が高い。フィールディングは華麗の一言です。打撃は課題と言われていましたが、ここに来て伸びてきました。

栗山 花嶋は中学時代から注目されたスラッガーで、僕も1年秋から見続けてきました。実は、7月8日発売の『野球小僧8月号』でも花嶋を取り上げたんですが、リストの強さはピカイチでしょう。この春は股関節の故障で通算本塁打数は伸びていませんが、長打を打てる右のショートはプロ、大学で求められている人材ですからね。楽しみです。

Hさん スラッガータイプでは小川拓真(静岡)と奥村拓史(飛龍)が下級生時から注目されてきましたね。奥村は182cm84kgと見るからにスラッガーの体格で、雰囲気がある打者。長打力はもちろんのこと、勝負強さもついてきた気がします。

栗山 小川は柔らかくて、飛ばすだけではなく、対応力もあります。打撃だけじゃなく、一塁守備にも柔らかさが利いていて、グラブさばきがいい。グラブが地面を舐めるようにゴロを捕球します。静高は小川の他にも、今春、サイクル安打を達成した高階隼も評価が高いです。この間、練習試合で久々に高階を見たのですが、「こんなに体格が良かったかな」と思ったくらい、体が出来上がっていて驚きました。かなりウエートをやってきたんでしょうね。その他にも2年生の中澤彰太などタレントが揃っています。さすが、静高です。

Hさん 私は岩崎翔の打撃も好きです。チームで言うと、常葉学園菊川の打線も外せない。核弾頭の高崎健太は小兵ながらパンチ力抜群。長谷川翔也は187㎝の大型打者で、当たればデカイのが魅力です。近藤ツインズ亮・俊は2人とも体格に恵まれているだけに、最後の夏は爆発してほしいです。

栗山 その常葉学園菊川に定期戦で大勝した常葉学園橘の打線も面白い。2年生の城戸健太朗は昨夏4番を任されたことで注目されましたね。1年生の道場嵩慈はセンスが抜群。野手のいない場所を狙い打つような打撃をする。

Hさん 城戸と並んで、昨夏注目された1年生といえば、亀山裕輝(聖隷クリストファー)。捕手としては小柄な173mですが、スタンドに放り込む力もあるし、身体能力が高いです。特に、走塁はトップスピードに至るまでが早く、地面を蹴って得る推進力がすごく強いイメージ。ゴムまりみたいな選手です。

栗山 聖隷クリストファーでは安間健登も50m5秒台と滅法足が速い。センターを守る守備にも生きていますね。

Hさん 倉田直幸(浜松西)も俊足なんですよね?

栗山 50m6秒2だそうです。今春、初めて見たのですが、正直、こんないい選手を3年になるまで見ていなかったのかと。ちょっと落ち込みました(笑)。バットが素直に出て、変化球にも崩れない。二塁守備も積極的でいいですね。同じようなタイプとして、山内崇弘(掛川西)もいます。こちらは50m6秒フラット。バッティングはトップの形がしっかりできているので、ボールをとらえるタイミングが抜群にいいですよ。

Hさん 栗山さんが昨秋推していた熊谷将吾(静清)も足がありますね。ただ、春は不調に苦しんでいました。熊谷が1番として機能すれば、静清の打線も勢いが出てくる。静清といえば、加藤翔が母性のある捕手で好きなんですが、捕手でオススメの選手っていますか?

栗山 江間遼太郎(磐田東)とか、中村太星(静岡商)かな。でも、捕手としてというより、打者として評価が高い選手かもしれない。

Hさん 中村は体格もよくて、昨年の寺嶋寛大(現創価大)的な選手ですね。

栗山 はい。地肩が強いですよ。あと、掛川工の1年生捕手・東峰大貴がどこまでやれるか気になっています。

Hさん 今夏、絶対見たい選手っていますか? 

栗山 僕は石渡延秀(日大三島)、鈴木孝幸(浜松市立)かな。2人ともこの春に本塁打を量産しています。

Hさん 私は、今まで見たことがないのですが、大田圭利伊(菊川南稜)が気になっています。ナイジェリアのハーフで、188cm90kgとものすごい体格をしているようです。あと、身体能力に優れた垣東亨(静岡南)も見たい選手。

栗山 この夏の静岡も楽しみですね! 今週末の開幕が待ち遠しいです。

Hさん でも、10日は静岡じゃなくて、山梨県大会に行くって聞きましたけど(笑)。高校ナンバーワン野手の高橋周平(東海大甲府)ですか?

栗山 それもありますが…、山梨県で頑張る静岡出身の注目1年生がいるんですよ。そちらのレポートもお楽しみに! 

<写真>辻本一磨(飛龍)、花嶋修平(磐田東)、高階隼(静岡)、長谷川翔也(常葉学園菊川)、中村太星(静岡商)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2011年7月 6日 (水)

【開幕直前緊急企画】この選手に注目! 栗山×Hさん<投手編>

 いよいよ9日に開幕を迎える静岡県大会。今年も、注目選手について、Hさんと存分に語りあいました。まず、今日は投手編をお届けします。

01
02
03
04
05
06

Hさん なんといっても、今年の注目は野村亮介(静清)。県内では抜きんでた存在でしょう。1年生の時から、絶不調の時期がなく、一回りずつ成長してきた選手。持ち前の制球力だけではなく、球速も145キロをマークするまでになりました。

栗山 センバツであれだけの投球をしてプロの評価も挙がりました。某球団のスカウトも「野村は良かった」と言っていたほどです。ただ、春に右足首を捻挫して、それがこの夏にどんな影響がでるか。

Hさん プロに行くには、もう一回、甲子園に出てアピールしてほしいですけどね。野村を追いかける一番手は誰だと思いますか?

栗山 山中隆平(浜松学院)を推したいです。6月上旬の愛工大名電との練習試合を見たのですが、驚きました。腕が振れるし、真っすぐは140キロ台前半。それでフォークなどの変化球が鋭く曲がる。

Hさん 変化が小さくて、見逃しでストライクが取れるボールもフォークなんですよね? あのボールは面白いと思います。制球も安定していますね。

栗山 内外角高低の四隅に投げ分けてきます。順調にいけば3回戦で飛龍と対戦。ここで飛龍の強力打線相手にどんな投球をするのか楽しみです。Hさんは昨年、小島宏祐(現東海理化)を推していましたが、今年のオススメ選手を教えてください。

Hさん アンダースローの山本将馬(静清)はこの夏の活躍に期待したい選手。静清は野村、望月建吾が本格派なので、山本の存在は大きいですね。あと、投手としてというより、野球選手として好きなのが、伊藤大輔(掛川工)。ビックリするようなフォームで投げますが、勢いがあって、なぜか目が離せない。バッティングも魅力的ですよ。左投手好きとしては、磐田東が気になるんですが、最近どうですか?

栗山 永田大貴阿部智弘ですね。永田は春先に左肩痛があり、エースの座を同じ左腕の阿部に譲っています。永田の良さは右打者へのクロスファイヤーとタテのスライダー。昨秋の県大会のときのように思い切り腕を振ることができるかがポイントになるでしょうね。もし、準々決勝くらいまで永田を使わずに勝ち上がり、準決勝、決勝で永田が投げるパターンなら磐田東の初優勝も見えてくると思います。

Hさん ここまで名前の出ていない投手がいますが…。

栗山 佐野準哉(富士宮北)ですか? とっておきなので、最後に回そうと思っていたんですよ(笑)

Hさん 佐野のスピードは魅力的ですね。県内では野村に次ぐ、最速143キロ。私も帝京との練習試合を観戦しましたが、帝京打線でもあのストレートをミートできなかった。

栗山 本人はもう少し球速を出したかったみたいですけど、球がホップする独特の球筋は魅力です。ボールが散らばり、初対戦だと、そうそう打てないんじゃないかな。

Hさん 『高校野球小僧』の静岡ページでは静岡商の投手陣にずいぶん行数を割いてましたね。

栗山 中本聖エリヤ鈴木隼人河野一樹有賀純。右の本格派があれだけ揃うのも珍しいですよね。僕は、今年の春、静岡商の最初の練習試合を見ています。風が強くて寒くて最悪なコンディション。そこで出てくるピッチャー、みんなが130キロ台中盤から後半を投げ込んでいましたからね。見城喜哉監督は「秋は時間がなさすぎた。春から夏はためているマグマを爆発させるよ」と言っていましたが、まさにその通り。夏も楽しみですよ。

Hさん 下級生ではどうでしょうか? 昨夏、鮮烈なデビューを果たした岩本喜照(常葉学園菊川)は昨秋以降はずっと不調が続いてますね。今春は故障もありましたが、このブランクがいい方向に行ってくれることに期待したいです。

栗山 森口壽樹(磐田東)は体が絞れてきて、130キロ台中盤くらい投げているという話を聞いています。大型左腕ですし、期待しています。

Hさん 1年生では青島勢奈(常葉学園橘)に注目したいですね。中学時代に全国大会優勝を果たしているだけに、1年生とは思えないほど実戦派。

栗山 その他では、水野匡貴(静岡)、川窪健太(磐田東)、鈴木翔太(聖隷クリストファー)のデビューも待ち遠しいです。

<写真>上から野村亮介(静清)、山中隆平(浜松学院)、永田大貴(磐田東)、佐野準哉(富士宮北)、岩本喜照(常葉学園菊川)、青島勢奈(常葉学園橘)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年7月 3日 (日)

好調・庄司隼人(広島)を生チェック!

Syoji01

Syoji02

Syoji03

Syoji05

 来週からは高校野球漬けとなるため、その前にプロのレベルを感じたいと思い、今日はナゴヤ球場でウエスタンリーグ・広島vs中日を見てきました。

 広島は最近好調で3番に定着しつつある庄司隼人(広島)が出場しました。成長ぶりは色々な人から聞いていたものの、実は、今年に入って庄司のプレーを見るのが初めて。まず、「下半身が大きくなったな」という印象を受けました。特にふくらはぎの充実ぶりは目を見張りました。バッターボックスに立っている姿を後ろから凝視すると、ストッキングを履いていても、筋肉の盛り上がりが分かるほど。かなり鍛え込んでいることが想像できます。

 残念ながら今日は4打数無安打。1本でもいいのでヒットを見たかったです。それでも、スイングスピードの速さはアマチュアとは一味違う鋭さ。タイミングが合えば、長打になりそうな雰囲気がありました。

 先日、ファームでプロ初本塁打を放ったそうですが、この体つきとスイングを見ると納得できました。また、守りでは完全にセカンドというポジションが板についてきています。動きに戸惑ったところがなく、迷いがありません。「一歩目のダッシュ力」は庄司ならではのウリになるでしょう。

 好調がキープできれば、もしかしてシーズン終盤で1軍昇格へチャンスがあるかも…。そんな期待を抱きながら帰宅しました。

<この日の打撃成績>

●第1打席…ピッチャーゴロ
●第2打席…空振り三振
●第3打席…センターフライ
●第4打席…セカンドフライ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »