夏の甲子園予選 東海大甲府vs富士学宛
★7月10日 第93回全国高等学校野球選手権山梨大会 1回戦 小瀬球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
富士学宛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
東海大甲府 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 3 |
静岡大会が開幕しましたが、先日、Hさんとの対談で予告した通り、今日は山梨大会を見てきました。お目当てはもちろん、今秋のドラフトの目玉・高橋周平(東海大甲府)。…ともう一人、静岡県出身の1年生選手でした。
富士学宛の1年生・室内椋耶(178cm77kg)は富士シニア出身。中学時代は日本代表にも選出された期待のピッチャーです。ちなみに室内の出身中学は清水飯田中。静清のエース・野村亮介は先輩にあたります。
室内と初めて会ったのは今年の3月でした。たまたま、清水庵原球場で行われた東海大対JR東日本のオープン戦を見にきていた室内と話す機会があり、それから気になっていました。
高校入学後、すぐの春季県大会から出場した室内。初戦の山梨高戦では三塁打を放つ活躍を見せました。そして、夏の背番号は11。「展開によっては出番があるのでは」と楽しみにしていました。
試合前のキャッチボール中に、三塁側の応援席にいくと、ちょうど室内のフォームを正面に見ることができました。凝視すると、体の線(特に下半身)はヒョロリと細いのですが、ヒジの柔らかさが伺えるフォーム。これを見ただけで、静岡から見に来た甲斐があったなと感じました。その後、ネット裏方面に歩き、スタンドを見渡すと、あちらこちらでプロのスカウトの顔が…。もちろん、高橋を目当てに来たスカウトたちですが、室内がいいデビューを飾ってくれればと願ってしまいました。
試合は、東海大甲府が序盤に3点を挙げ、富士学宛が追う展開。富士学宛は8回に1点を奪いましたが、あと一歩及ばす。試合中、バット引きなどを行っていた室内の出番もなく、初戦で敗退しました。
試合後、富士学宛の上野貴士監督は「個々の能力で東海大甲府が上でした。ただ、ウチは若いチーム。立て直しは早いでしょう」とのこと。さらに、秋からのチームは、これまでとはカラーが違うと断言していました。
帰り際、室内に声をかけ、秋にまた見に来ることを約束! 「また頑張りますので、よろしくお願いします」とはっきりと答えてくれました。1、2年生に好素材が集まるだけに、富士学宛の秋は必見でしょう。
<写真/ベンチから大きな声を出していた室内椋耶(富士学宛)>
■富士学宛 |
■東海大甲府 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:小俣 | 投手:神原 |
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