2011甲子園観戦記
今年も甲子園に行ってきました。静岡高は惜しくも敗退しましたが、静岡の野球を応援する身としては、超贅沢な1日を堪能しました!
静岡高は序盤から習志野・泉沢涼太の速球に押されていましたね。静岡高の各打者は本来のミートポイントで捕まえることができていませんでした。しかも、ボールスリーのカウントから、いいボールがきますので捉えどころがなかった印象です。
守りの面でも、習志野の足のプレッシャーがスタンドにもヒシヒシと伝わってきました。「恐怖感」とでもいうのでしょうか。足を封じるためには、塁に出さないのが一番ですが、静岡高の原崎匠人は走者を出しながらも得点を与えない粘り強い投球が身上。「原崎の良さ」を出しづらい相手だったのが残念でした。
第3試合では帝京が登場。帝京は東海大翔洋中出身の渡邉隆太郎がベンチ入り。初回からブルペンで肩を作り、中盤以降は腕をビュンビュンと振って全開モード。僕は、試合展開を見つつ、渡邉の動向を凝視していましたが、最後まで登板なし。ブルペンで見る限り、体にキレがあったので、次戦以降の登板に期待です。
さらに、第4試合では、裾野シニア出身の坂上泰斗(山梨学院大付)が出場しました。第2打席では、気迫のヘッドスライディングで1点をもぎとると、第4打席では二塁打。バネを感じさせるスイングが魅力です。例年、練習試合で静岡遠征があるチームですので、ぜひ再度、見たい選手でした。
<写真/初めて甲子園の土を踏んだ帝京・渡邉隆太郎(写真上)と山梨学院大付・坂上泰斗(写真下)>
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