秋季大会 湖西vs聖隷クリストファー
★8月13日 第64回秋季高校野球西部大会 1回戦 浜北球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
聖隷クリストファー | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 |
湖西 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
今日から静岡県では秋季地区大会が始まりました。来春のセンバツに向けた、長い戦いです。
新チームの中で、僕が最初に見たかったのが聖隷クリストファー。今夏のチームから、亀山裕輝(175cm75kg、右投右打)、鈴木寛也(170cm65kg、左投左打)という中心選手が残り、本格派右腕の逸材・鈴木翔太(180cm65kg、右投右打)に期待が高まっているからです。
鈴木は1年ながら今夏の県大会で登板。初戦の清水東戦で2回無失点に抑えると、続く2回戦の御殿場西戦では先発し、またもや6回無失点の好投。3回戦の常葉学園菊川戦では打ちこまれましたが、素材の良さはピカイチ。この秋、ブレイクの予感がする投手です。
ところが、この日、鈴木翔の登板はなし。次回の楽しみにとっておきたいと思います。
代わりにマウンドに上がったのは亀山です。本職は捕手だけに、地肩の強さを生かしたピッチングを披露。左足を上げた時、右膝を曲げる斎藤佑樹(日本ハム)型のフォームから低めに強い球を投げていました。9回2死まで投げて4安打1失点7奪三振という内容でした。定評のある打撃では、湖西・菅沼大樹(168cm68kg、右投右打)の緩急を使った投球の前に4打席目まで無安打。ようやく最終打席で詰まりながらもセンター前へ持っていき、これが貴重なタイムリーとなりました。
この日、亀山以上に打撃面で目立っていたのは鈴木寛。3打席目にセンター前安打を放つと、6打席目はセンターとライトの間にポトリと落ちる安打。外野手がもたつく間に、一気に二塁ベースを駆け抜けて三塁へ。一塁ベースを蹴ったあたりから加速度がグングンと増して凄かったです。実は、この打席でライトへ、あわやホームランかという鋭い打球も放っています。惜しくもファウルとなりましたが、バットをしっかり振り抜けているので、打球の角度がスタンドまで一直線という感じです。
今年の聖隷クリストファーは、亀山、鈴木寛、鈴木翔以外にも能力のある選手がゴロゴロと控えます。鈴木洋佑監督は「この秋は、本気で上を狙っています」と手ごたえを感じている様子。「この夏にチーム力を上げて、9月、10月にピークに持っていけるようにします」と期待を抱かせるコメントをいただきました。鈴木翔-亀山のバッテリーを軸に、今秋の静岡を席巻する可能性は十分にあると思います。
<写真上/中学時代の投手経験を生かし、力強い投球を見せた亀山裕輝(聖隷クリストファー)>
<写真下/シャープなスイングと俊足を併せ持つ鈴木寛也(聖隷クリストファー)>
※聖隷クリストファー・鈴木翔太の記事はこちらも!→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2011/06/post-df30.html
■聖隷クリストファー |
■湖西 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:亀山-森下 | 投手:菅沼 |
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