★8月24日 都市対抗野球東海地区二次予選 岡崎市民球場 晴
チーム |
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
ヤマハ |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
トヨタ自動車 |
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× |
1 |
8年連続35回目の都市対抗出場を目指すヤマハ。トーナメント出場順位決定リーグの大一番となったトヨタ自動車戦を見てきました。
ヤマハは初回、トヨタ自動車の先発・岩崎司(174cm82kg、右投右打)の立ち上がりを攻め、佐藤二朗(182cm86kg、右投右打)、柳裕太(174cm82kg、左投左打)の連続タイムリーで2点を先制します。ヤマハの先発はルーキー・石山泰稚(182cm75kg、右投右打)。最速145キロを誇る本格派右腕です。
この日の石山は長身から投げ下ろす140キロ台前半のストレートと落差のあるフォークを武器に、トヨタ自動車打線に的を絞らせません。4回にワイルドピッチで1点を失いましたが、6回を投げて被安打4、奪三振4と好投。初球にストライクを取れるので、常に有利なカウントで勝負できていました。しかも、強力打線を相手に腕を存分に振り、強気に攻める姿勢も良かったです。
「今日は低めに投げることを意識していた」という石山。初めての都市対抗予選の登板でも、冷静に投げていました。そんな石山を見ていると、さぞ東北福祉大時代に経験を積んできていると思っていましたが、本人に聞くと、出番は少なく、勝利も1つか2つぐらい。それだけに、ヤマハで結果を残し、たくさんアピールしていきたいという目標を持っています。来年のドラフト候補になる可能性も秘めるだけに、今後がすごく楽しみになる投球でした。
そして、石山のあと、マウンドを引き継いだのは戸狩聡希(177cm77kg、左投左打)。右島学監督が「昨年よりメンタル面が成長し、体の調整もばっちり」という期待の左腕です。打者1人に対する投球数が多いものの、チェンジアップを効果的に操り、最後まで得点を許しませんでした。昨年より、自信を持ち、堂々と投げているという印象を持ちました。
これでヤマハは2連勝。トヨタ自動車、東邦ガス、王子製紙と昨年の都市対抗出場チームが入った激戦グループで首位に立ちました。首位に立ったことも大きいですが、昨年の日本選手権優勝チームから手にした1勝は価値があります。この勢いで都市対抗出場権獲得まで全勝でいってもらいたいです。
<写真/石山泰稚(上)、戸狩聡希(下)の若手投手リレーで強豪・トヨタ自動車を撃破>
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コメント
戸狩投手は常葉学園菊川高校時代からファンです 頑張ってほしいです
投稿: | 2011年8月25日 (木) 21時40分