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2011年8月25日 (木)

都市対抗予選 ヤマハvsトヨタ自動車

★8月24日 都市対抗野球東海地区二次予選 岡崎市民球場 晴

  チーム
ヤマハ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
トヨタ自動車 0 0 0 1 0 0 0 0 × 1

 8年連続35回目の都市対抗出場を目指すヤマハ。トーナメント出場順位決定リーグの大一番となったトヨタ自動車戦を見てきました。

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 ヤマハは初回、トヨタ自動車の先発・岩崎司(174cm82kg、右投右打)の立ち上がりを攻め、佐藤二朗(182cm86kg、右投右打)、柳裕太(174cm82kg、左投左打)の連続タイムリーで2点を先制します。ヤマハの先発はルーキー・石山泰稚(182cm75kg、右投右打)。最速145キロを誇る本格派右腕です。

 この日の石山は長身から投げ下ろす140キロ台前半のストレートと落差のあるフォークを武器に、トヨタ自動車打線に的を絞らせません。4回にワイルドピッチで1点を失いましたが、6回を投げて被安打4、奪三振4と好投。初球にストライクを取れるので、常に有利なカウントで勝負できていました。しかも、強力打線を相手に腕を存分に振り、強気に攻める姿勢も良かったです。

 「今日は低めに投げることを意識していた」という石山。初めての都市対抗予選の登板でも、冷静に投げていました。そんな石山を見ていると、さぞ東北福祉大時代に経験を積んできていると思っていましたが、本人に聞くと、出番は少なく、勝利も1つか2つぐらい。それだけに、ヤマハで結果を残し、たくさんアピールしていきたいという目標を持っています。来年のドラフト候補になる可能性も秘めるだけに、今後がすごく楽しみになる投球でした。

1108242 そして、石山のあと、マウンドを引き継いだのは戸狩聡希(177cm77kg、左投左打)。右島学監督が「昨年よりメンタル面が成長し、体の調整もばっちり」という期待の左腕です。打者1人に対する投球数が多いものの、チェンジアップを効果的に操り、最後まで得点を許しませんでした。昨年より、自信を持ち、堂々と投げているという印象を持ちました。

 これでヤマハは2連勝。トヨタ自動車、東邦ガス、王子製紙と昨年の都市対抗出場チームが入った激戦グループで首位に立ちました。首位に立ったことも大きいですが、昨年の日本選手権優勝チームから手にした1勝は価値があります。この勢いで都市対抗出場権獲得まで全勝でいってもらいたいです。

<写真/石山泰稚(上)、戸狩聡希(下)の若手投手リレーで強豪・トヨタ自動車を撃破>

■ヤマハ

■トヨタ自動車

1番 一塁 石野
2番 遊撃 永田
3番 中堅 長谷川
4番 二塁 佐藤
5番 DH
6番 右翼 高橋
7番 三塁 嶋岡
8番 左翼 小粥
9番 捕手 松尾
1番 遊撃
2番 左翼 亀谷
3番 三塁 坂田
4番 DH 田中
5番 一塁 的場
6番 二塁 久保地
7番 中堅 藤原
8番 右翼 秋田
9番 捕手 二葉
投手:石山-戸狩 投手:岩崎-祖父江

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コメント

戸狩投手は常葉学園菊川高校時代からファンです 頑張ってほしいです

投稿: | 2011年8月25日 (木) 21時40分

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