秋季大会 掛川工vs浜松市立
★8月31日 第64回秋季高校野球西部大会 敗者復活4回戦 磐田球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
浜松市立 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 4 |
掛川工 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
昨日のブログでアップした浜松工対浜松学院の前に磐田球場で観戦したのが浜松市立対掛川工です。
浜松市立・和久田友輝(174cm63kg、右投左打)は西部地区の野球関係者から話を聞くと、いつも名前が出てくる選手なので、秋にどうしても見たかった選手です。
この日の和久田は初回を3人で仕留めると、2回以降は走者を出しながらも粘りのピッチングを展開します。2回は1死2、3塁のピンチを迎えますが、7番、8番を連続三振に。低めギリギリに重いストレート、キレと制球力を持ち合わせる変化球で得点を許しませんでした。ストレートの球速は130キロ台前半から中盤も、ボールを長く持てるので、打者の体感は球速以上に速く感じているはず。体の出来上がりとフォームのバランスの良さ、すでに冬を乗り越え、3年夏のピッチャーのようでした。
さらに、ピッチング以上の興味を持ったのが、藤田裕光監督が「ピッチャーでなければ1番を打たせたい」というバッティングでした。初回はレフト前安打。その後は、ライトフライ、センターフライ、ライトフライ、バントという結果で安打は出ませんでした。しかし、ボールをとらえるポイントがよく、ライナー性の強烈な打球を放ちます。今後、どちらで勝負するにしろ、魅力的な選手です。
和久田が完成度で勝負なら、将来性と素材の良さを買いたいのが掛川工・新村健(182cm68kg、右投右打)。1年生ながら今夏から登板する期待の本格派右腕です。細身の体型から、長い腕を思い切り振ってきます。まだまだ下半身が使えず、ボールに抑えが効いていないので、高めに抜けてしまうこともしばしば。それでも、高校3年間で間に合わなくても、大学までじっくりと鍛えこんで欲しい、まさに磨けば光る原石。独特のシンカーも面白い変化球だと思います。
<写真上/安定感抜群の和久田友輝(浜松市立)>
<写真下/今夏の県大会で3試合すべてで登板した新村健(掛川工)>
■浜松市立 |
■掛川工 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:和久田 | 投手:新村 |
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