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2011年9月30日 (金)

東都大学リーグ2部観戦記~岩崎優(国士舘大)編~

 第2試合は、国士舘大対拓殖大の一戦。昨日のブログでも紹介したように、国士舘大は2番手で清水東出身の岩崎優(184cm79kg、左投左打)が登板しました。

 岩崎は清水東時代から注目していた選手で、3年夏前の練習試合を見に行っています。(当時の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2009/07/post-d768.html

 約2年を過ぎた現在、どんなピッチャーに成長を見たのか。僕は、試合前の練習から岩崎の一挙手一投足をチェックしていました。

1109183 マウンドに上がったのは4回一死満塁という場面でした。直前に先発の松村直弥が連続四死球で2失点。岩崎の投球次第では試合が決まってしまうという重大なケースでした。

 ここで、松村はサードフライ、センターフライに仕留め、あっさりとピンチをしのぎます。続く、5回もショートゴロ、サードゴロ、ピッチャーゴロで三者凡退に打ち取りました。ここまで見届けて、僕は球場を後にしたのですが、家に帰ってから結果を見ると7回まで投げて1失点。7回には本塁打を浴びているようでした。

 僕の岩崎を見た印象は高校時代と全く変わりませんでした。特に、低めの内外角に投げ分けるコントロールが抜群。安心して見ることができます。しかも、テークバックからリリースまでの間でボールをギリギリまで隠して、さらにボールをより打者に近い前で離すことができます。球速以上に打者はスピードを感じているはず。調子の波も少なそうなタイプなので、リリーフにはもってこいの投手と言えるでしょう。

 ただ、岩崎には上を目指すために、ぜひ上級生になったら先発でも勝負して欲しいです。そのためには、今以上に力強さが必要になってくると思います。今の絶妙なコントロールに150キロ近い速球が兼ね備えることができれば、プロも見えてくるでしょう。

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