都市対抗予選 東海REXvsJR東海
★9月14日 都市対抗野球東海地区第6代表決定戦 岡崎市民球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
東海REX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
JR東海 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | × | 5 |
都市対抗の本大会へ、最後の切符をかけた大一番。東海REXでは、常葉学園菊川出身の3年目・中川雅也(173cm84kg、右投左打)が途中から出場しました。
実は前日、延長18回の末、東邦ガスを破った試合で二塁打を放っていただけに、もしかしたら先発出場もあるかなと思っていましたが、ベンチからのスタートとなりました。
3回あたりから、ベンチ前で飛龍出身の渡邉貴也(174cm70kg、左投左打)とキャッチボールをはじめると、いよいよ6回に代打で登場します。
相手投手は、JR東海のベテラン右腕・川野慎也(183cm84kg、右投右打)。サイドから繰り出すキレのある球で5回までパーフェクトに抑える快投を見せていました。中川の一打に期待が高まります。ところが、止めたバットにボールが当たってしまい、中途半端なショートゴロに。それでも、そのままライトの守備につくと、8回二死から打席が回ってきます。
初球、今度は思いきったフルスイングの空振り。スイングスピードに速さがあり、タイミングさえあえば、スタンドまでいきそうだと感じました。そして、数球挟んだ後、レフト方向に強い打球を放ちます。思わず、僕は「いった!」と声を出しましたが、レフトがバックしてキャッチ。もう少し伸びれば長打という惜しい一打でした。
結局、東海REXは川野の前にセーフティバントの1安打のみで完敗。前身の新日鉄名古屋以来、13年ぶりの本大会出場を逃しました。
試合後、球場の外で、応援にきてくれた観客に対し、一人ひとりにお礼をする東海REXの選手たち。社会人野球では、あまり見ることがない光景だけに、僕は驚いていました。もちろん、その中には中川の姿も。とても笑顔を出せる気分ではないはずなのに、最後まで丁寧に挨拶してきた姿が印象的でした。
この悔しさを胸に、ぜひ来年はクリーンナップを打って、チームを都市対抗に導いてもらいたいです。
<写真/豪快なフルスイングは健在!中川雅也(東海REX)>
■東海REX |
■JR東海 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:長峰-島-濵地-阿部-小林 | 投手:川野 |
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