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2011年9月15日 (木)

都市対抗予選 東海REXvsJR東海

★9月14日 都市対抗野球東海地区第6代表決定戦 岡崎市民球場 晴

 チーム
東海REX 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
JR東海 0 1 1 1 0 0 2 0 × 5

 都市対抗の本大会へ、最後の切符をかけた大一番。東海REXでは、常葉学園菊川出身の3年目・中川雅也(173cm84kg、右投左打)が途中から出場しました。

 実は前日、延長18回の末、東邦ガスを破った試合で二塁打を放っていただけに、もしかしたら先発出場もあるかなと思っていましたが、ベンチからのスタートとなりました。

1109141 3回あたりから、ベンチ前で飛龍出身の渡邉貴也(174cm70kg、左投左打)とキャッチボールをはじめると、いよいよ6回に代打で登場します。

 相手投手は、JR東海のベテラン右腕・川野慎也(183cm84kg、右投右打)。サイドから繰り出すキレのある球で5回までパーフェクトに抑える快投を見せていました。中川の一打に期待が高まります。ところが、止めたバットにボールが当たってしまい、中途半端なショートゴロに。それでも、そのままライトの守備につくと、8回二死から打席が回ってきます。

 初球、今度は思いきったフルスイングの空振り。スイングスピードに速さがあり、タイミングさえあえば、スタンドまでいきそうだと感じました。そして、数球挟んだ後、レフト方向に強い打球を放ちます。思わず、僕は「いった!」と声を出しましたが、レフトがバックしてキャッチ。もう少し伸びれば長打という惜しい一打でした。

 結局、東海REXは川野の前にセーフティバントの1安打のみで完敗。前身の新日鉄名古屋以来、13年ぶりの本大会出場を逃しました。

 試合後、球場の外で、応援にきてくれた観客に対し、一人ひとりにお礼をする東海REXの選手たち。社会人野球では、あまり見ることがない光景だけに、僕は驚いていました。もちろん、その中には中川の姿も。とても笑顔を出せる気分ではないはずなのに、最後まで丁寧に挨拶してきた姿が印象的でした。

 この悔しさを胸に、ぜひ来年はクリーンナップを打って、チームを都市対抗に導いてもらいたいです。 

<写真/豪快なフルスイングは健在!中川雅也(東海REX)> 

■東海REX

■JR東海

1番 二塁 宮本
2番 左翼 渡部雅
3番 中堅 西岡
4番 一塁 小田
5番 三塁 藤川
6番 DH 井門
7番 右翼 加藤
8番 遊撃 櫛田
9番 捕手 高田
1番 中堅 野村
2番 二塁 内田
3番 右翼 高廣
4番 左翼 上甲
5番 DH 青山
6番 一塁 池田
7番 三塁 伊藤
8番 捕手 江口
9番 遊撃 日野原
投手:長峰-島-濵地-阿部-小林 投手:川野

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