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2011年9月 2日 (金)

都市対抗予選 王子製紙vsヤマハ

★9月1日 都市対抗野球東海地区第2代表決定戦 岡崎市民球場 晴

  チーム
王子製紙 1 3 0 0 0 0 0 0 0 4
ヤマハ 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1

 昨日、岡崎球場で都市対抗東海地区第2代表決定戦が行われました。ヤマハはリーグ戦で戦い、サヨナラ負けを喫した王子製紙と再戦。しかし、序盤に奪われた4点を取り返せぬまま、敗退し、第3代表決定トーナメントにまわることになりました。最近、高校野球ばかり見ていたら、改めて社会人野球のレベルに感動したという知り合いのHさんが試合の感想を送ってくれました。

※                  ※                 ※

Natel_2

 先発の石山泰稚は調子自体は悪くなかったと思うのですが、エラーや自らのフィルダースチョイスも絡み、波に乗れませんでしたね。結局、1回2/3を4失点で降板。
 次にマウンドに上がったフェリペ・ナテルは制球にバラつきがあり、3回、4回は2イニングで48球を投球。追い込んでも、決め球に欠ける印象で、結局四球になってしまう。ひやひやしましたが、徐々に低めにいいボールがいくようになり、結果的には7回1/3を無失点。5四球出しましたが、安打は2本だけですし、いい流れで次回の登板を迎えられるのでは、と思いました。

 攻撃で残念だったのは、4-1で迎えた7回。2死満塁のチャンスを作った時には、ヤマハらしいミラクル逆転に期待しました。しかし、小粥勇輝の代打・藤田亮平が空振り三振でチェンジ。王子製紙の先発だった山本翔也を褒めたい場面ですが、終わってみれば、やはりそこで得点が奪えなかったのは痛かったです。

※                 ※                   ※

 Hさん、ありがとうございました。ヤマハの次戦は6日に行われる第3代表決定トーナメントの西濃運輸戦になります。西濃運輸も近年、都市対抗出場から遠ざかり、気合が入っている分手強い相手。東海地区は昨年の日本選手権で優勝したトヨタ自動車が、すでに敗退するなど荒れ模様です。ヤマハはズルズルいかないようにしてほしいですね。

 ちなみに、東海地区の第1代表は東海理化に決まりました。豊川市代表で、比較的静岡には近いチームだけに、静岡県で野球をやっていた選手が非常に多いです。
 4番を任されるルーキーの山田竜は常葉学園菊川から拓殖大、セカンドの鈴木裕也は浜松商から駒澤大、右のエース・佐藤元基(山梨学院大付→専修大)は静岡市の服織中学出身。その他にも常葉学園菊川出身が小川翔平鈴木大亮(朝日大)、投手陣には昨年、東海大翔洋のエースだった小島宏祐もいます。そして、今年から投手コーチに就任した久能正人氏も富士宮西出身(駒澤大)。
 都市対抗初勝利を目指して頑張ってほしいです。

<写真/尻上がりに調子をあげたフェリペ・ナテル(ヤマハ)>

■ヤマハ

■王子製紙

1番 一塁 石野
2番 遊撃 永田
3番 中堅 長谷川
4番 二塁 佐藤
5番 DH
6番 右翼 高橋
7番 三塁 嶋岡
8番 左翼 小粥
9番 捕手 松尾
1番 二塁 田辺
2番 左翼 鴨田
3番 右翼 真弓
4番 DH 進藤
5番 三塁 青山
6番 中堅 荒木
7番 一塁 大八木
8番 捕手 川上
9番 遊撃 古屋
投手:石山-ナテル 投手:山本

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