練習試合 磐田東vsいなべ総合学園
★3月18日 練習試合 磐田東グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
いなべ総合学園 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 7 |
磐田東 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
<投手>
いなべ総合学園:森本
磐田東:森口
今日はプロのスカウトも注目する磐田東・森口壽樹(185cm100kg、左投左打)をチェックしてきました。森口を見るのは昨秋の西部大会以来。ひと冬を越えてどんな成長を見せているのか。相手は昨秋の三重県大会3位のいなべ総合学園。東海地区トップレベルの強豪が相手だけに、力を試すには絶好の機会でした。
立ち上がりから球数が多く、ストライクとボールがはっきりとしていました。それでも、ズドンと来る重さのストレートは昨秋よりキレが増している印象。特に、右打者の内角低めに入るクロスファイヤーは、いなべ総合学園の打者も手が出ませんでした。
しかし、4回、二死二塁からタイムリーで1点を失うと、それから立て続けに連打を食らい、この回だけで3失点。一旦打たれだすと、投球のテンポが速くなり、「自分の間」ではなく、「相手の間」で投げている感じ。ここで大量得点を許すか、1点で食い止めるかで試合の流れは大きく変わるだけに、今後の課題になるでしょう。
その後、7回まではランナーを出しながらも、無失点にしのぐも、8、9回に再び失点。いなべ総合学園の足を絡めたスキをつく野球に、森口が「独り相撲」をとっているように見えました。
この日の球速は常時130キロ台前半から中盤で、最速は137キロ。3月で、小雨の降る寒い状況ということを考えれば、仕上がってきていると思います。また、サイドから投げるなど昨秋のような「技でかわす投球」は影を潜め、スリークオーターの角度から思い切り腕を振っているのは良かったです。
一方、4番を打つバッティングでは、森口の凄さをあらためて実感。第1打席で、変化球をとらえると強烈なピッチャー返し。おしくも、相手ピッチャーの好プレーに阻まれましたが、ストレートを待ちながら、変化球にタイミングを合わせたセンスの良さが伺えました。
続く第2打席はレフトフライ。第3打席は背中にあたるデッドボール。そして、第4打席はライト前安打。森口らしい強烈な打球が一二塁間を抜けていきました。
良くも悪くも、その巨漢と豪快なプレーぶりで目立つ存在の森口。今日だけでなく、先週の試合でもデッドボールを食らうなど、春から夏にかけて相手マークがきつくなると思います。その中で、昨夏の県大会3本塁打以上の活躍を見せることができるのか。今年の磐田東は、主将・エース・4番とチームのすべての重責を担う、森口の状態が命運を握ってくると思います。
<写真/投げては左腕から130キロ台後半、打っては高校通算20本塁打の森口壽樹(磐田東)>
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