春季大会 浜名vs浜北西
★3月25日 第59回 春季静岡県高校野球西部地区大会 2回戦 浜松球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
浜北西 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
浜名 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | × | 4 |
<投手>
浜北西:佐藤-池田
浜名:川口-山下-金田
今日は浜松球場で、西部地区大会を見てきました。
第1試合では、浜名と浜北西が対戦。浜北西は2回、3本の安打を集中し、2点を先制します。しかし、浜名は4回に1点を返すと、8回には金田周也のタイムリーなどで3点を奪い逆転。そのリードを7回からマウンドに上がる金田が守り切り、浜名が初戦を突破しました。
今年は好投手が揃う浜名。130キロ台後半のストレートを投げ込む金田、昨秋はエースとして活躍した藤本大輝に加え、この日、先発した川口将陽も夏に向けて楽しみな投手でした。
以前、池村弘樹監督から「隠し玉がいる」と教えてもらっていたのが、この川口。オフに急成長し、今大会は背番号1を背負っています。身長180センチを超える大型ですが、金田や藤本のようにスピードが出るタイプではありません。実際、先日の練習試合でも、球速のほとんどは120キロ台前半。ですが、スピードガン以上に速く見えるタイプで、試合後にその数字を聞いて驚いたほどです。
体を柔らかく沈め、腕の位置はサイド気味。腕の振りもシャープです。タイプ的には吉見一起(中日)を連想させます。吉見のような針の穴を通すような制球力はありませんが、球持ちの良さは近いなと感じました。
野手では1年時から注目する原田元基を久々にチェックすることができました。まず、シートノックで、打球に対するスピードの速さに圧倒されました。小刻みな足の運びができて、スローイングも安定。大げさに言えば、高校生の中に大学生が一人だけ混ざっているような華麗さでした。
この日、バッティングでは3打数1安打。1打席目では、三遊間気味にライナー性の打球を放ち、ショートのグラブを弾く安打。打球に鋭さを感じました。試合後、本人に聞くと、「最近の試合で2試合連続ホームランを打っていたので、少し今日は力が入ってしまいました」とのこと。力んでしまう理由がもう一つ。3月末で池村監督が浜松東へ異動となります。「監督のために、この大会は何とかしたい。その思いが凄く強くて」。50メートル6秒0で走る脚力に、抜群の野球センス。さらに、このオフ、野球部全員でトレーニングジムで体を鍛え、パワーアップし、長打力が増してきています。ぜひ、この春は県大会や東海大会など、大舞台でプレーさせてみたい選手です!
敗れた浜北西では4番ファーストで出場した夏目旭が3打数3安打の活躍を見せました。身長182センチの大柄選手。長いリーチを生かしたバッティングはミート力があり、今後も注目していきたいです。
<写真上/6回を投げて8三振を奪った川口将陽(浜名)>
<写真下/走攻守の三拍子がそろう原田元基(浜名)>
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コメント
浜名のキャッチャーもいいですよね!
投稿: | 2012年3月27日 (火) 12時18分