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2012年3月24日 (土)

春季大会 浜松湖東vs佐久間

★3月24日 第59回 春季静岡県高校野球西部地区大会 1回戦 浜北球場 晴 

 チーム
浜松湖東 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
佐久間 0 0 0 0 0 0 1 1 1 3

<投手>
浜松湖東:望月
佐久間:藤山

 県内では春季大会が西部地区大会から幕を開けました。昨秋はベスト4に残るチームもなく、残念な結果に終わった西部地区。今春はどんなチームが西部を制するのでしょうか。
 買い替えたばかりの車をファウルボールが飛んできそうな場所に置いてしまって、試合中ずっとハラハラしていたさんが浜北球場からレポートを送ってくれました。

*             *            *

Fujiyama_2

 スポニチで取り上げられていた佐久間の投手・藤山知明が気になって、佐久間vs浜松湖東の試合を見てきました。藤山は高校に入ってから投手転向したということで、まず、どんなフォームなのか気になっていました。実際に見てみると、テークバックも大きめで、前での振りも大きく、むしろ野手っぽさはゼロ。角度を意識しているのか、投げ下ろすフォームで腕の振りが鋭いです。下半身を使って、しっかり前でボールを放していましたし、思ったより粗さがない投手でした。
 序盤は力んだ様子にも見え、制球も甘め。3回には2本のタイムリーで2点を失いました。しかし、4回からはエラーで1人走者を出したのみでパーフェクト。浜松湖東先発・望月成之奏の要所を締める投球に残塁を重ねていた打線も、6・7・8回に1点ずつ奪い、逆転に成功。佐久間が初戦を突破しました。
 4回からの藤山は変化球主体で、打たせて取るピッチングを展開。スライダーはカウントを取るのにも打ち取るのにも使えるキレのいいボールでしたね。無駄な球をあまり投げず、早いカウントで勝負していました。そのテンポに巻き込まれるような形で浜松湖東も粘ることができず、ゴロやフライで凡退を続けてしまったかんじです。 
 尻上がりに調子を上げていったことで、スタミナも心配なさそうです。これから春を戦い抜いて、夏にかけて、さらに成長していってほしい選手です。佐久間は選手全員5厘刈りに近いヘアースタイルで春に懸ける思いというのも感じました。

 浜松湖東では、4番を打っていた金谷匡真が180センチ近い長身(スリムですが)で雰囲気があり気になりました。きれいな打球を打つ選手です。

*             *             

 Hさん、ありがとうございました! 藤山擁する佐久間は2回戦で昨秋西部1位の浜松工と対戦します。藤山にとっては試金石となる試合でしょう。注目の一戦です!

<写真/130キロ中盤の速球を投げ込む藤山知明(佐久間)>

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