練習試合 庵原vs伊東商
今日は、高校野球の県大会準々決勝もすごく見たかったのですが、伊東商・竹安大知(183cm69kg、右投右打)が練習試合で登板するという情報をキャッチし、急遽、庵原のグランドに向かいました。今春の県大会ではヒジの違和感から、未登板だった竹安。ようやく、最近の練習試合で短いイニングを投げ始めているようです。
試合前、歩いている竹安の後ろ姿を見ると、腰回りが少し大きくなった印象を受けました。その後、ブルペンで投げている姿をじっくりと観察。やはり肩関節の柔らかさに惹かれます。故障の影響を感じない、腕の振りのしなやかさは昨秋と何ら変わりないように見えました。
この日の第1試合で先発した竹安は4回を投げて無失点。7三振を奪いました。2回以外はすべての回でランナーを許しましたが、そこからギアチェンジ。力を入れたときの低めのストレートの伸びはモノが違います。
ただ、まだ故障開けで、筋力が完全に戻ってきていないとのこと。その影響で回を追うごとに高めに抜ける球がありました。この試合では、相手打者が、その高めを振ってくれて助かっていましたが、見極められてくると苦しいところ。夏の大会を勝ち抜くには、いかにしてスタミナ面を強化し、失投を減らすことができるがカギになってくると思います。
相手の庵原で気になったのは先発した久保田一輝(178cm80kg、右投左打)。腰の故障があり、この日は2回でマウンドで降りましたが、球質の重さが特徴です。打者がタイミングを取りにくそうなフォームと、縦に小さく変化するスライダーも持ち味。今度はもう少し長いイニングを見たいなと思わせるピッチャーでした。
<写真上/プロが注目する本格派右腕の竹安大知(伊東商>
<写真下/相手打者を詰まらせる重い速球が武器の久保田一輝(庵原)>
★過去の竹安大知(伊東商)の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2011/08/post-7eb7.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2011/09/post-ac20.html
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