ヤマハ、9年連続36回目の都市対抗へ!
★6月10日 第83回都市対抗野球東海地区2次予選代表決定(敗者復活)トーナメント 岡崎市民球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
三菱重工名古屋 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
ヤマハ | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | × | 6 |
昨日は都市対抗予選の最終日、ヤマハvs三菱重工名古屋の試合を見てきました。東海地区、最後の一つの枠を争う一戦。1球1球目の離せない、「これぞ社会人野球」という、しびれる戦いでした。
ヤマハはフェリペ・ナテルが先発。ところが、際どいコースを三菱重工名古屋の各打者にことごとく見送られ、苦しい立ち上がり。初回に1点を失います。その嫌なムードを打ち破ったのはベテランの嶋岡孝太。レフトフライかと思った打球がグングンと伸び、スタンドへ。気迫でもっていた一撃でした。
直後の3回、2番手の戸狩聡希がタイムリーを浴びるも、その裏、長谷川雄一のタイムリーで同点に。さらに4回、永田英之のタイムリーなど6安打を集中し、一挙4点。ヤマハらしい、一気に畳みかける怒涛の攻撃でした。
4点のリードを奪い、6回からマウンドに上がったのは2年目の武内仁志。この武内の投球が圧巻でした。9回まで投げて、2安打無失点、5奪三振の快投。武内の良さは185センチの長身から角度があり、140キロ台の速球で押せることです。特に左打者へのインローは、ストライクかボールか審判を泣かせるギリギリのコースへ。打者が手を出したとしても、まともに前に飛ばすことのできない球質の重さがあります。
この日の投球なら、今すぐにでもプロの1軍でセットアッパーあたりを任せても十分に活躍できると思いました。同じく、2年目の石山泰稚もドラフト候補として急上昇中ですが、武内も本大会の活躍如何では、可能性はあるでしょう。
今大会、苦しみながらも最後は4連勝で東京ドームへの切符を手にしたヤマハ。第6代表ということで、補強選手への期待はあまりできませんが、右島学監督が「ウチのチームは、もっているポテンシャルは高い」というように、選手個々の力は全国トップクラスです。 粘り強い戦いで、チームとして徐々に力をつけていった印象があるだけに、本大会では優勝を狙って欲しいです!
<写真上/4イニングを無失点に抑えた武内仁志(ヤマハ)>
<写真下/優秀選手賞を受賞した嶋岡孝太(ヤマハ)>
■三菱重工名古屋 |
■ヤマハ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:中根-水野 | 投手:ナテル-戸狩-武内 |
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