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2012年6月11日 (月)

ヤマハ、9年連続36回目の都市対抗へ!

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★6月10日 第83回都市対抗野球東海地区2次予選代表決定(敗者復活)トーナメント 岡崎市民球場 晴   

    チーム
三菱重工名古屋 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2
ヤマハ 0 1 1 4 0 0 0 0 × 6

 昨日は都市対抗予選の最終日、ヤマハvs三菱重工名古屋の試合を見てきました。東海地区、最後の一つの枠を争う一戦。1球1球目の離せない、「これぞ社会人野球」という、しびれる戦いでした。

 ヤマハはフェリペ・ナテルが先発。ところが、際どいコースを三菱重工名古屋の各打者にことごとく見送られ、苦しい立ち上がり。初回に1点を失います。その嫌なムードを打ち破ったのはベテランの嶋岡孝太。レフトフライかと思った打球がグングンと伸び、スタンドへ。気迫でもっていた一撃でした。
 直後の3回、2番手の戸狩聡希がタイムリーを浴びるも、その裏、長谷川雄一のタイムリーで同点に。さらに4回、永田英之のタイムリーなど6安打を集中し、一挙4点。ヤマハらしい、一気に畳みかける怒涛の攻撃でした。

1206102 4点のリードを奪い、6回からマウンドに上がったのは2年目の武内仁志。この武内の投球が圧巻でした。9回まで投げて、2安打無失点、5奪三振の快投。武内の良さは185センチの長身から角度があり、140キロ台の速球で押せることです。特に左打者へのインローは、ストライクかボールか審判を泣かせるギリギリのコースへ。打者が手を出したとしても、まともに前に飛ばすことのできない球質の重さがあります。
 この日の投球なら、今すぐにでもプロの1軍でセットアッパーあたりを任せても十分に活躍できると思いました。同じく、2年目の石山泰稚もドラフト候補として急上昇中ですが、武内も本大会の活躍如何では、可能性はあるでしょう。

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 今大会、苦しみながらも最後は4連勝で東京ドームへの切符を手にしたヤマハ。第6代表ということで、補強選手への期待はあまりできませんが、右島学監督が「ウチのチームは、もっているポテンシャルは高い」というように、選手個々の力は全国トップクラスです。  粘り強い戦いで、チームとして徐々に力をつけていった印象があるだけに、本大会では優勝を狙って欲しいです!

<写真上/4イニングを無失点に抑えた武内仁志(ヤマハ)>
<写真下/優秀選手賞を受賞した嶋岡孝太(ヤマハ)>

■三菱重工名古屋

■ヤマハ

1番 左翼 山田敬
2番 三塁 薮花
3番 二塁 村田
4番 一塁 吉田
5番 中堅 山田晃
6番 右翼 千藏
7番 遊撃 馬場
8番 DH 寺田
9番 捕手 植野
1番 遊撃 永田
2番 三塁 薄井
3番 中堅 長谷川
4番 右翼 高橋
5番 一塁 嶋岡
6番 DH 城野
7番 二塁 佐藤
8番 捕手 川辺
9番 左翼 池田
投手:中根-水野

投手:ナテル-戸狩-武内

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