各地方から発信される高校野球雑誌を紹介!
各県で県大会が進行中です。今日は岩手県大会で花巻東の大谷翔平がなんと160キロを計測したとか。静岡にも近いうちに150キロ投手は登場すると思いますが、160キロとはとんでもない数字ですね。
僕は今夏、自費出版で静岡県の高校野球をテーマにした「静岡高校野球2012」を出版しましたが、全国各地にこういったご当地高校野球本というものはあって、僕も一昨年ぐらいから各地の本を取り寄せて研究していました。誌面作りから装丁など様々な面で先人の知恵は参考になりました。今回は、お勧めしたい各県の高校野球本をご紹介します。
まずは『岡山県高校野球本2012』。この本は『静岡高校野球2012』と正反対のスタンスです。スター、ヒーローを作らず、丁寧に岡山県内の50校を取材しています。練習風景や、戦力の紹介など写真がふんだんに使われていて、岡山県の高校野球ファンは一冊手元に置いておきたい内容。練習内容なども掲載されているので、プレーヤーや指導者にも参考になると思います。
『Baseball Okinawa』は隔月で出ている沖縄県の野球雑誌。最近まではなんと月刊でしたが、隔月になり、さらに内容が濃くなりました。連続写真のコーナーや監督のロングインタビューなども充実。夏ではないのですが、オフシーズンに行われる沖縄の高校野球部による陸上記録会のページが僕は大好きです。身体能力の高い選手がゴロゴロいて、僕が沖縄に住んでいたら、間違いなくこの結果を参考に選手を見に行くと思います。
『Standard』は野球だけでなく、岩手のスポーツ全般を扱う雑誌。高校野球が盛り上がる夏などは高校野球の大特集があります。最新号の7・8月号は、今年の岩手は大谷だけじゃない! ということがビンビン伝わってくる内容でした。この雑誌は特に誌面がかっこいいです。
他にも、僕と同じく自費出版の『北の球児たち』(北海道)、大会後に発売される『群馬の高校野球』(群馬)、お馴染みのベースボールマガジン社が出す『週刊ベースボール増刊 第94回全国高校野球選手権 新潟大会展望号』(新潟)など様々な地域から出ていて、その内容も個性があります。僕も各雑誌を読みこんで、来年の本の参考にしたいと思います(出せればですが)。(編集部・栗山)
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コメント
なるほど。全国ではいろいろな雑誌が出ているのですね。静岡でも、野球に限定せずに各月間ぐらいの「ご当地スポーツ雑誌」が出るようになるといいですネ♪。
投稿: えーちゃん | 2012年7月22日 (日) 07時13分