開幕間近! 静岡を制するのはどこだ?!~栗山×H緊急対談その2
いよいよ静岡県大会が明日開幕します。昨日に引き続き、知り合いのHさんと栗山の開幕直前対談をお届けします。(その1はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2012/07/post-e405.html)
H 聖隷クリストファーの話に戻りますけど、あのチームは打線もいいですね。波に乗っていければ、面白いです。鈴木寛也、亀山裕輝は1年夏から出ている選手ですが、加えて、鈴木大輝、桶田悠斗もいい。
栗山 桶田はここにきて好調で、4番を打つ可能性もある。もともと勝負強さがあるだけに、桶田がラッキーボーイ的な存在になれば、一気にいく可能性もあると思います。
H 鈴木翔を甲子園で見たいっていうのもありますね。やっぱり、甲子園は選手を一気に成長させてくれますし。
栗山 その下の浜松工のブロックも強豪がそろっています。日大三島は今村拓、佐伯勇斗の2年生投手に加え、1年生の小澤拓馬も控える。小澤は中学時代に大舞台を経験しているだけに、ピッチングに貫禄と落ち着きがありますよ。
H このブロックには菊川南陵もいますよ。
栗山 はい。大田圭利伊について7月10日発売の『野球小僧8月号』でも1ページで紹介しました。とにかく、悔いの残らないように、思い切ったスイングを見せて欲しいです。Hさんの好きな浜松工の朝倉はどうですか?
H 朝倉をはじめとして、浜松工は打線がいい。春は高良一貴が特によかったですね。後は投手陣の頑張り次第。
栗山 対抗の静岡商のブロックはどうですか? 飛龍がいますよね。
H 御殿場西も実力派ですよね。鈴木久監督は自ら投手のキャッチボール相手を務めたり、見ててビックリしますよ。でも選手たちをよくまとめてるし、雰囲気がいい。
栗山 春は東部で優勝しましたね。静岡商は大注目のスーパー1年生・國松歩がどんな使われ方をするのか気になります。このブロックにはHさんの大好きな川根がいますけど、どうですか?
H 川根は小山が初戦ですけど、左腕対決なんです。できれば2つ勝って、静岡商打線に小平倫敬がどんな投球するのか見たいんですけど。
栗山 ただのファンじゃないですか(笑)
H それが基本です(笑)。 その下の市立沼津のブロックは、とにかく市立沼津の初戦が注目ですね。島田樟成vs静岡南の勝者が相手ですが、この中部の開幕カードは本当に楽しみ。
栗山 島田樟誠はダークホースだと思います。流しのブルペンキャッチャーこと安倍昌彦さんが春季大会で観戦した時にも評価していたんですよ。Hさん、まだ礒道覚広見てないですよね? ぜひ、今夏見てください。
H じゃあ、開幕戦は中部を見に行こうかな。春準優勝の静清も楽しみです。安定感のある米田篤人が1番を背負うみたいですが、望月建吾も故障が癒えた。剛球が見たいですね。
栗山 静清のブロックは浜松学院も気になるんですよね。木下球、どうでしょうね。
H 私は元板橋区民なので、彼は同郷の好で勝手に応援してますけど、「これぞ木下球!」って投球は見たことないんですよね。スピードで格下には押せるんだけど、今夏は強いチーム相手に好投するところが見たいです。
栗山 伊東商の竹安大知が静岡に戻ってきた時、「なんで木下球みたいなビッグネームが静岡にいるんだ?!」ってビックリしたらしいですからね(笑)。持っているポテンシャルは高いと思います。
H 板橋区といえば帝京なんですが、甲子園で静岡の高校vs帝京が見たいなぁ。
栗山 東海大翔洋中出身の渡邉隆太郎は帝京のエースで4番。当時の東海大翔洋中の監督だった弓桁監督は、東海大翔洋を率いてますし、師弟対決が実現したら面白いですけどね。静岡と関係なくなってきたので、これでお開きにしましょうか。
<写真/上から桶田悠斗(聖隷クリストファー)、高良一貴(浜松工)、木下球(浜松学院)>
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